冬の京野菜!それぞれをしっかり味わっていこうと思います。
その① 壬生菜 みぶな
ミブナ(壬生菜、Brassica rapa var. laciniifolia subvar. oblanceolata)
アブラナ科アブラナ属の一年草である。京都府原産のミズナの一品種。京野菜の一つで、「京の伝統野菜」に認定されている。
京都は海産物の入手が困難だったため多くの京野菜が作られた。京都市内の壬生地区で栽培されていること由来する。 『成形図説』(文化年間)には壬生に産するものとして「壬生菜」の語がつかわれており、このころからミズナと区別するようになったと考えられる。
マルバミズナ(丸葉水菜)とも呼ばれる。またキョウナとミブナを合わせて「水菜」とすることがある。
書かれているように京都は海産物の入手が困難だったため、多くの野菜を作ることになり、それが京野菜となっていった、というルーツがあるんですね。
ちなみに名前の壬生は地名で、元々湿地帯だったそうです。
壬生菜といいつつ、水菜の1品種。水菜の多くは冬に旬を迎えます。冬は野菜が不足する季節。そのため、重宝がられ、各地で栽培され、それぞれ独自の名前、品種となっていったようです。ちなみに水菜の原産地は京都という説があるとか。だから京菜とも呼ばれることもあるそうです。
参考:どう違う!?水菜(みずな)と壬生菜(みぶな)の違い | 食・料理 | オリーブオイルをひとまわし
参考までに水菜には100gあたり
- カリウム・・・・・・・480 mg
- カルシウム・・・・・・210 mg
- マグネシウム・・・・・31 mg
- リン・・・・・・・・・64 mg
- 鉄・・・・・・・・・・2.1 mg
などのミネラルが豊富に含まれています。
では実食タイム★
私はゴマで和えてみました。
とてもシャキシャキとした歯ごたえが印象的!全然葉っぱの青臭いところがなくて、爽やかな感じまでしました。まったくクセがなくて、とっても美味しいです★
★ちゅー!ポイント★
水菜というと、葉っぱがとげとげしてたり、茎がスジスジしたりという印象がありますが、壬生菜はとっても食べやすかったです!美味しかったです★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。