お題「#おうち時間」
#Stay Home
今、私だけでなく、みなさんも、日本中、世界中、地球上の人たちすべてが、自宅で過ごす機会が増えています。それはいつもと違う毎日。今までに経験したことのない日々。2019年とは全く違った2020年を過ごしています。それはただお家で自粛しているだけではなく、生活が変わっていることを意味しています。
2018年にブログで紹介したおにぎりアクション。
私も参加したおにぎりアクションを企画した団体、TABLE FOR TWO International(テーブル フォー トゥ インターナショナル)がそんな生活の変化についてアンケート調査、結果が興味深いので紹介します。
日本発、 世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalは、 この度『在宅勤務推奨に伴う食事・運動の変化に関するアンケート』を実施。
新型コロナウイルス感染症防止のため在宅勤務対象者が増加している中で、 食事や運動状況の変化についての調査を発表。新型コロナウイルス 以降、在宅勤務が増える今。食事・運動について、どのように変化したかをアンケート。 | MOC(モック)
調査概要
調査名 :在宅勤務推奨に伴う食事・運動の変化に関するアンケート
調査方法:インターネットを通じたアンケート方式
調査期間:2020年3月31日(火)~4月10日(金)
調査対象:下記項目の両方を満たす方
・現在、 社員食堂がある会社にお勤めの方
・これまでに一度でも社員食堂を利用したことがある方
回答者数:103名
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以下グラフのため、明確な数値が判らないものもあるので上位3つのみ書き出しています。
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1)3月以降の食生活に関して、課題に感じていることはありますか
- 栄養バランスが偏っている・・・19%
- 人と話しながら食べる頻度が減った・・・18%
- 一日あたりの食事の準備(買い物、レシピ考案など)時間が増えた
(私が思うこと)
まずは何と言っても食。いつもと違う食事になっている人が増えたようです。その結果『栄養バランスが偏ってしまった』と感じている人が20%もいます。ただ『一日あたりの食事の準備時間が増えた』人が約15%程度います。あれ?ご飯なに食べよう?と考える時間は増えながらも、栄養バランスが偏ってしまっている。どうしてでしょう。好きなものばかり食べているから?でしょうか。
2)3月以降の運動量が減ったと思いますか
- はい・・・・・・63%
- いいえ・・・・・11%
- 変わらない・・・26%
(私が思うこと)
そして運動。『運動量が減ったという人』が63%もいます。運動というのはウォーキングやジョギング、体操だけでなく、例えば勤め先・学校に向かう間に歩く、買い物に行く、なども運動と捉えたらどうでしょう。もっと数字が増えるかも知れませんね。一方で『運動量は変わらない』『運動量は減ってない』という人が合わせて37%もいます。5人に2人はしっかり身体を動かしているようです。
3)どのように運動の機会を確保していますか
- 自宅でストレッチや筋トレを行う・・・・・29%
- 自宅周辺で軽い運動をする・・・・・・・・24%
- 何かしないとと思いつつ何もしていない・・22%
- 何もしていない・・・・・・・・・・・・・9%
(私が思うこと)
運動している人はストレッチや筋トレと言ったSTAY HOMEでもできることをやっているようです。自宅周辺で軽い運動とは体操やウォーキングでしょうか。みなさん考えて工夫しながら身体を動かしているようです。一方『何かしないとと思いつつ何もしていない』という人が22%。難しく考えずに、できること、簡単なことから始めるといいと思います。続けられる程度が長続きの大事なポイントです。
4)今後使ってみたいサービスはなんですか
- ヘルシーな食事・お弁当の宅配・・・19%
- コンビニやスーパーのヘルシーなお弁当の品ぞろえの充実・・・15%
- 時短家電
(私が思うこと)
『ヘルシー』という言葉を意識している人が約3割強。そもそも自宅で過ごすのは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ですので、健康を意識することは大切です。
*さらに詳しい結果を知りたい人はPDFファイルが公開されています。ココをクリックすると表示されます。
★ちゅー!ポイント★
食事と運動。どちらも生活の一部です。そしてあなた自身の身体と心を創る大切な要素です。栄養とエネルギーのバランスを整えたり、適度な運動をすると健康な身体になる、ということはみなさん既にご存知だと思います。まずは「栄養とエネルギーのバランスを整える」「適度な運動をする」と意識をしてみましょう。無理をすることはありません。できる範囲で大丈夫。小さな積み重ねは必ず結果に結びつくはずです。美味しく、楽しく、STAY HOMEの時間を過ごしてみましょう。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。