2020年5月、台風1号が発生しました。
新型コロナウイルス感染症対策に全力の今ですが、これから季節は梅雨となり夏に向かって行きます。この時期最も警戒すべきは大雨や台風などの自然災害です。ここ数年、日本のどこかで異常気象による自然災害が発生しています。
2017年7月 九州北部豪雨
2018年7月 豪雨
2018年6月 大阪北部地震
2018年 猛暑
2018年9月 北海道胆振東部地震
2019年8月 九州北部豪雨
2019年9月 台風15号
2019年9月 台風19号
ここ数年だけでも必ずと言っていい程、自然災害が発生しています。
自然災害に対して福岡県は感染症対策の具体的なガイドラインを市町村に示しました。
福岡県は、大雨などの自然災害で開設される避難所において、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための具体的な指針をまとめ、市町村に提供しました。
この指針は、避難所を運営する市町村が集団感染を防ぐための対策を検討してもらう目的で策定されました。
指針では、避難所として、学校の体育館以外の教室を使用したり、実際に発熱者が出た場合は、専用スペースを設けるなどの工夫を講じるように求めています。
このほか、マスクや消毒液、非接触型の体温計なども備蓄するよう求めています。これに対し、複数の市町村ではマスクや体温計などを十分に確保するのが難しい恐れがあり、避難する市民に持参してもらうことも検討しているということです。
今現在は外出自粛で、自宅で過ごすことができます。しかし、自宅にいることが危険な状態となった時、避難をしなければなりません。避難所の環境は3密な状態であることはご存知の通りです。そんな中、新型コロナウイルス感染症に感染した人がいたら、一気に集団感染となります。もちろん新型コロナウイルスだけではありません、食中毒など様様な感染症への注意が必要となります。
そして、私たちは新型コロナウイルス感染症の怖さを知っています。避難所の狭さが原因でトラブルも発生しかねません。
★ちゅー!ポイント★
避難所を必要としていない今だからこそ、準備をする必要があります。行政に任せるだけではなく、自分自身もその時の事を想像しておくことは大切です。必要な準備をしておくことが大切です。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。