今週のお題「遠くへ行きたい」
お題「#おうち時間」
全国に先立ち、新型コロナウイルス感染症拡大防止の施策として、佐賀県は佐賀市内の飲食店の店先に座席を設置し、新しい外食のスタイルを模索するSAGAナイトテラスチャレンジを開始したそうです。
佐賀で屋外飲食の社会実験開始
店先の路上利用、3密避ける検証
新型コロナウイルス感染拡大防止と地域活性化に屋外飲食が有効かどうかを調べるため、佐賀県は22日、「SAGAナイトテラスチャレンジ」と銘打った社会実験を佐賀市内で始めた。客に店先の路上などに設けた席を利用してもらい「3密」を避けるのが狙いで、流行収束後を見据えた飲食店経営の在り方を検証する。実験には、居酒屋やレストランなど12店が協力。6月6日までの16日間、原則午後6時半から午後10時まで営業する。席が歩道上にある場合は県警に許可を取り、歩行者の安全や景観を守るというルールを設けた。客には携帯電話でアンケートに答えてもらい、課題を洗い出したい考えだ。
いわゆるオープンスタイルのようです。今までも店内ではなく、店先にテーブルがありそこで食事を楽しむというものはありました。
新型コロナウイルス感染症がたとえ落ち着いたとしても、私たちは感染症の恐ろしさを充分体験しました。感染しないようにする、感染させないようにするという日常生活がすでに始まっているのかも知れません。
思い返すと、隣の人と肩が触れあってしまうようなお店で食事を楽しんだことはたくさんあります。一方で、充分なスペースがあってとても広々とした空間で食事をしたこともあります。どちらも雰囲気があって、食事の隠し味になっていたと記憶しています。
再開した小学校で給食を食べる際無言で食べている様子をテレビで観ました。
食事は食べものそのものの美味しさはもちろんの事、接客、店の雰囲気、そして一緒に食事をする人たちとの会話がとても大切だと私は考えています。
安全は、食の基本中の基本です。食そのものは当然のこと、安心して食事をする環境も大切です。
相手との距離。人数。そのどれもが調和して楽しく安全な食事の新しいスタイルができるといいですね。
★ちゅー!ポイント★
楽しく安全な新しい食事のスタイルは、私も含めたひとりひとりで創り上げていくもの。アレコレ考えて試してみて、いいものができたらいいなと考えています。
そのうち、「え!?隣会ってくっついて食事してたの???」なんて言われてしまう時代が来るのかも知れません。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。