実家の父が趣味でやっている畑?!は今年も順調に色々な野菜を生産中。そして今年はショウガを作ったそうです。
もちろんコレは一部でもっと持たされるところだったのですが、丁重にお断りさせて頂きました(汗)。
だって、考えてみてください!ニンジンやダイコンとかであれば色々使い方もありますが、ショウガってあまり使い途って思いつかないじゃないですか。メジャーなところで、
紅ショウガ
豚肉の生姜焼き
ジンジャーエールぐらいですよね?
ショウガ(生姜、生薑、薑。学名は Zingiber officinale)
ショウガ科ショウガ属の多年草であり、根茎部分は香辛料として食材に、また生薬として利用される。熱帯アジア原産。各地で栽培されている。
和名ショウガの由来は、大陸からミョウガとともに持ち込まれた際、香りの強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、これがのちにショウガ・ミョウガに転訛したとする説がある。
別名はハジカミ。古くはサンショウと同じく「はじかみ」と呼ばれ、区別のために「ふさはじかみ」「くれのはじかみ」とも呼ばれた。
英名はコモン・ジンジャー (Common ginger) といい、日本でもジンジャーの別称で呼ばれている。仏名はジャンジャンブル (Gingember)、伊名はゼンゼロ (Zenzero) 、中国植物名(漢名)は、姜(きょう)という。
100 g あたり
カロリー・・・・・・・・・・30 kcaL
脂質・・・・・・・・・・・・0.3 g
ナトリウム・・・・・・・・・6 mg
カリウム・・・・・・・・・・270 mg
炭水化物・・・・・・・・・・7 g
水溶性食物繊維・・・・・・0.2 g
不溶性食物繊維・・・・・・1.9 g
タンパク質・・・・・・・・・0.9 g
ビタミンC・・・・・・・・・ 2 mg
カルシウム・・・・・・・・・12 mg
鉄・・・・・・・・・・・・・0.5 mg
ビタミンB6・・・・・・・・・0.1 mg
マグネシウム・・・・・・・・27 mg
ショウガの独特で強い香りと味は、昔から食欲不振や嘔吐や風邪などの症状緩和に使われてきたいわゆる生薬と呼ばれるもののひとつです。実際にショウガの成分が薬として使われています。
私たちの体を温めてくれるショウガのパワーの秘密は、辛味成分「ジンゲロール」と「ショウガオール」にあります。「ジンゲロール」は生のショウガに多く含まれている成分で、これを加熱すると「ショウガオール」に変化します。
ジンゲロールは生のショウガに多く含まれており、強い殺菌力があります。例えば、カツオの叩きには薬味としてショウガをよく使います。これは生臭さを消すだけではなく、ジンゲロールの強い殺菌力により食中毒の予防効果が期待できるためです。かぜやインフルエンザの感染症についても、ジンゲロールは体内に入ってきた細菌やウイルスを退治します。さらにジンゲロールには解熱作用や鎮痛作用、抗炎症作用など、感染症のさまざまな症状に効果があるとされています。
ショウガオールも、冷えによって滞りがちになった血液の流れをよくして、体のすみずみまで血液を行き渡らせ、ポカポカと温めるとされています。さらに血行を促すことによる鎮痛作用も注目されており、かぜを引いた時に起こる節々の痛みや、冷えからくる関節炎などにも効果があるようです。食欲を促し、体を温める身近な食材「ショウガ」の健康パワー|すこやかネット|NIPRO-ニプロ株式会社- 「その技術は、人のために。」
という訳でなんとか新しい調理法がないかと調べていたところ、見つけました。その名も食べるショウガです↓
みじん切りにしたショウガに、
調味料を加えて煮立てて沸騰したら火を止めると、
できあがり!とっても簡単、ですよね!(詳しいレシピは上記のリンクからどうぞ)
私は厚揚げに載せて頂きました。普通は繊維っぽくなるくらいに削ったものを載せて香りや風味を楽しみますが、食べるショウガはその名の通り、食感が楽しめます。そしてよりショウガ独特の味わいもします。
これは便利かも。ぜひ試してみてください。
★ちゅー!ポイント★
いわゆる根生姜は11月の今が旬で、よく目にする新生姜は6月〜8月頃出回ります。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。