メリークリスマス★
2020年のクリスマスをどう過ごしていますか。今年は閑かなクリスマスを過ごしている人も多いと思います。私からは、あるクリスマスツリーを紹介したいと思います。
そのクリスマスツリーは福岡天神の大丸にあります。
とてもキレイなツリー、ですね。今日は全国で、全世界にたくさんのクリスマスツリーが飾られ、キラキラと輝いていると思います。
でも、このツリー、他のツリーとは少し違うようです。サステナブルでクリエイティブなツリーなんだそうです。
Grow With The Kyushu
Green Green Christmas Tree2020年、わたしたちは、さまざまな困難に見舞われました。
病気や災害によって社会は閉塞し、予測不可能な未来に、わたしたちは不安を感じずにはおられません。
こんなときだからこそ、九州から、九州とともに、あたたかい光を灯したい。
未来を照らすのは、私たち自身。
力をあわせ、心をひとつに、困難をのりこえ、もっと豊かな世界に。
みなさまと一緒につくりあげるクリスマスツリーに、そんな思いを込めました。テーマは「サステイナブル」＆「クリエイティブ」
クリスマスツリーの総合コーディネーターとして ジョン・ムーア氏をむかえ
ツリーのデザインからイベント・ワークショップまで、氏が監修します。また、今回のツリー、皆さまにお目にかける時点では、まだ完成していません。
11月3日のお披露目から、12月5日の完成に向け、毎週末に、オーナメントづくりのワークショップを開催。
ワークショップでみなさまにつくっていただいたオーナメントをかざりつけ、少しずつできあがっていく、お客様参加型のクリスマスツリーです。
いっしょにツリーをつくり、また、ツリーの成長を見守り、楽しんでいただけましたら幸いです。
このツリーの飾り＝オーナメントはみんなの参加者の手作り、なのです。だからクリエイティブ、なるほど。でも、それだけではありません。飾りの材料となったのは、電源ドラムなんだそうです。電源ドラムとはこちら↓
電線を巻く大きな糸巻きの軸のようなもの、のようです。リユースですね。
そして飾りだと思っていたものは、実は小さなツリーなんだそうです。小さなツリーがたくさん集まって大きなひとつのツリーとなっているそうです。通常、クリスマスツリーを作るために山から大きな樹を伐採します。樹が大きく育つためにはとても長い時間が必要です。たくさんの小さな苗木を飾りとして使うことで大きな樹に見立て、大きな樹を失うこと無くツリーにしているそうです。小さな木は参加者にプレゼントされるそうです。
キーワードは「サステイナブル」「九州産」「多様性」。
環境に、できるだけ負荷をかけないクリスマスツリーをつくりたい。
考え抜いて出した答えは「ミニツリーの集合体」。
樹齢の長い大きな木を傷めることなく、植え戻せば、また成長できる、小さく、若いミニツリーを集合させて、大きなツリーを表現します。
小さなツリーならば、みなさまにつくっていただいたオーナメントを、ひとつひとつ飾り付けることが出来ます。
展示終了後は、ワークショップにご参加いただいたみなさまに、抽選で、ミニツリーをプレゼント。ご自宅で末永く、可愛がっていただけたら嬉しいです。
なるほど、サステナブル、ですね。
ーーーん？サステナブル？ってなに？
サステナブル（Sustainable）、サステナビリティ（Sustainability）とは、「人間・社会・地球環境の持続可能な発展」を意味します。
サステナブル（Sustainable）とは、本来は「維持できる」「耐えうる」「持ちこたえられる」を意味する形容詞です。ただし近年は、地球環境の持続可能性、人間社会の文明・経済システムの持続可能性の意味や概念として一般的に用いられるようになりました。その概念の変遷を振り返ってみましょう。
最近よく目にするサステナブル（Sustainable）とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか。
サステナブル（Sustainable）は、sustain（持続する）とable（〜できる）からなる言葉。「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味があります。現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが「サステナブル（Sustainable）」な社会の実現です。
サスティナブルとは、「持続可能な」という意味。主に自然にある資源を長い期間維持し、環境に負荷をかけないようにしながら利用していくことを指す。サスティナブルは英語ではsustainableと表現し、「持続できる」「支持できる」「耐えられる」といった意味を持つ。
サスティナブルの語が社会に知られるようになったのは、2015年9月の国連サミットにおける「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された「持続可能な開発目標（SDGs）」である。SDGsは、持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現するための国際目標のこと。
最近、こんなカラフルなサークルのバッヂをしてる人を見かけませんか？
これはサステナブルのシンボルサークルです。
それぞれのカラーにはイメージとメッセージが込められています。
サステナブルとは「続けることができること」。逆に言えば「一時的でなく、使い捨てでもない」ことです。そしてサステナブルとは無意識で、偶然にはできることではありません。明確な意思と行動が必要です。
と、かなり強く偉そうなことを言ってしまいましたが、実際に、たとえ私がひとりで頑張ってもどうすることもできないことです。ひとりひとりがしっかり理解し、意識して、行動しなければ決してできることではありません。
★ちゅー！ポイント★
福岡天神に飾られたサステナブルでクリエイティブなクリスマスツリー。こんな感じなら、私でもできそうです。そしてできることからやってみる。そしてサステナブルとは「続けることができること」、1回ではなく、ずっとです。ずっと続けるためには負担にならないことが大切。自分のライフスタイルに馴染むようなこと。無意識でできちゃうこと。
面白いですね、サステナブルは意識しないとできないはずなのに、実際にサステナブルなことは無意識でできること、なんですね。
なんだか、カウンセリングに似ている気がします。
よいクリスマスを。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 （こぞのあゆみ）管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
