いわゆるスマートウォッチ、使っていますか?
私はAppleWatchを愛用しています。確か第2世代なのでかなり古いモデルです。単なる液晶時計ではなくて、設定すれば例えば天気だとか気温だとかが画面に表示されますし、メールが届いたりLINEが入るとお知らせしてくれます。とても便利です。
AppleWatch用のアプリもあってiPhoneやMacとも連動して、例えば講演会のスライドを操作する、なんてことも以前やりました。
とても便利で何でも出来ちゃいそうなAppleWatchが次のアップデートで「血糖値が測れるようになる!」との噂があります。
多くの人は医療機関に行って採血をして血糖値を測っているかと思います。だから血糖値は医療機関に行かないと測れないと思っている人も多いと思いますが、実は自分で測れるものもリリースされています。治療としても行われていて血糖自己測定=SMBGと呼ばれています。詳しくはこちら↓
たとえばこんな風に使用します。
この機器だと医療機関と同じように針で刺して採血をして測定を行います。採血時ほとんど痛みは感じないのですがそれでも頻繁にやらなくてはならないので抵抗がある人もいるかも知れません。
ーーー採血しないで血糖値測れないかなあ
実はあります↓
なんとちょっと大きめのボタンのような装置をウデに貼っておくだけで血糖の変化が判るという機器です。
ところがこんなニュースが流れてきました!
次期Apple Watchに血糖値測定機能? 日本企業も参戦の「健康測定機器の聖杯」争奪戦
代表的な生活習慣病のひとつである糖尿病の治療には、血糖値の測定が不可欠である。現在主流の血糖値測定方法は、指先に針をさして出血した微量の血液を使うものだ。人体に傷をつけずに血糖値を測定する「非侵襲型」の手法は長年開発されているが、まだ普及にいたっていない。多くの患者から苦痛を取り除くことから「健康測定機器の聖杯」と言われることもある非侵襲型血糖値測定機器の市場に、Appleが本格参入するかも知れない。
Apple製品専門ニュースメディア『MacRumors』は25日、次期Apple Watch(仮称「Apple Watch Series 7」)に非侵襲型血糖値測定機能が実装されるという噂を報じた。この噂のソースは、韓国のウェブメディアETNewsの記事である。この記事の主題は後述する次期Galaxy Watchに実装される血糖値測定機能なのだが、Appleの動向にも言及している。Appleは以前から非侵襲型血糖値測定に関する特許を取得していると言われており、噂されている次期Apple Watchに実装するのは皮膚に光を当てて血糖値を測定するというものだ。同社はこうした測定技術を2017年から研究開発しており、同年には同技術を実装した試作品を身につけたティム・クックCEOが目撃されている。
クックCEOは、以前から折りにふれて非侵襲型血糖値測定技術に言及している。例えば、2017年にスコットランドにあるグラスゴー大学との学生とのミーティングに出席した際、血糖値モニターを着用していると発言している。昨年末にはApple Watchの新しい健康測定機能に関してテスト中であり、「あなたが持っている車にあるセンサーについて考えてみてください。あなたの身体には間違いなく車よりもっと多くのセンサーがあるはずです」とも語った。このテスト中の機能は、非侵襲型血糖値測定技術であると見て間違いないだろう。
ちなみに、次期Apple Watchは今年後半にリリースされると見られており、触覚フィードバックを備えたマイクロLEDディスプレイが使われれるという噂もあったが、その真偽は定かではない。
(続きは以下のサイトで)
と、あくまでも噂レベルの話なのですが、実はこの方向性は確実なんだと思います、というのも↓
Apple Watch「心電図」が日本で利用可能に、watchOS 7.3から
iOS 14.4とwatchOS 7.3から、Apple Watch Series 4、5、6で心電図アプリケーションが日本で利用可能になる。Apple Watch Series 3以降では不規則な心拍の通知機能も利用できる。
アップルは1月22日、Apple Watchの心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能が日本でも利用可能になったと発表した。
iOS 14.4とwatchOS 7.3から、Apple Watch Series 4、5、6で心電図アプリケーションが日本で利用可能になる。本機能では、手首の上で心電図を記録でき、心拍リズムの記録を医師に共有できる。また、Apple Watch Series 3以降で利用できる不規則な心拍の通知機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知する。
心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能は、不整脈に最も多い心房細動(AFib)の兆候を検知できるという。心房細動は、治療をせずに放置すると脳卒中につながるおそれがあるという。
Apple Watch Series 4、5、6の裏蓋にあるクリスタルとDigital Crownに組み込まれている電極によって、心電図アプリケーションと連係して第Ⅰ誘導心電図に類似した心電図の記録が可能。心電図は、Apple Watch Series 4、5、6で心電図アプリケーションを開いてDigital Crownに指をあてると記録できる。ユーザーがDigital Crownに触れると回路が機能し、心臓を通る電気信号が記録される。30秒後、心拍リズムは心房細動、洞調律、低心拍数、高心拍数、判定不能のいずれかに分類される。記録、記録の分類、注意が必要な症状は、iPhoneのヘルスケアアプリに保存され、結果のPDFは医師と共有できる。
Apple Watch Series 3以降に内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知機能は、心房細動(AFib)の兆候がないか、バックグラウンドでユーザーの心拍リズムを時折チェックする。最低65分以上の時間をかけて5回の心拍リズムのチェックを行ない、不規則な心拍リズムが検出されるとユーザーに通知する。
臨床試験では、医師による標準基準の12誘導心電図のリズム分類と、心電図アプリケーションが同時に記録したリズム分類を比較。Apple Watchの心電図アプリは、分類可能な記録のうち、心房細動の分類で98.3%の感度を、洞調律の分類で99.6%の特異度を示したという。また、心電図アプリケーションによる分類可能な記録は全体の87.8%だったとしている。
不規則な心拍リズムの通知機能の研究はApple Heart Studyで行なわれ、40万人を超える人々が参加した。心房細動に関する過去最大規模のスクリーニング検査であり、心臓血管に関する過去最大級の取り組みとする。
というように既に心電図の測定機能を実装し、日本でも使えるようになるそうなのです!というよりも、すでに効果測定が開始されています。
さらにAppleではありませんが、こちらはウデに巻いているだけで摂取カロリーを計算してくれる機能!!!なんだそうです↓
摂取カロリー・水分バランス・ストレスレベルを自動計測できる世界初のスマートバンド
コロナ太りでダイエットを始めようとしている人は必見だ。今、ダイエットに役立つアイテムとして注目を集めているデバイスを紹介しよう。運動や活動による消費カロリーの計測については大半のスマートウォッチが対応しているが、摂取カロリーまで計測できるスマートバンドは「GoBe3」だけ。今までのダイエットでは口にしたものをアプリなどで手入力していたが、「GoBe3」は装着しているだけで自動で計測されます。
人間が何かを食べたり飲んだりすると、まず胃に運ばれて分解され消化が始まり、栄養素は時間をかけて体内に吸収される。その際、「血糖濃度の上昇」「細胞のグルコース吸収と内液の排出」といった反応が起こるが、これは例えば炭水化物は早く消化・吸収されるのに較べ、たんぱく質・脂質は時間がかかるなど食べた物の種類や、計測する人の体質などにより個人差がある。「GoBe3」は独自の生体インピーダンスセンサーでその人の細胞内液の排出レベルを計測し、36件の世界特許を取得した独自のFLOWテクノロジーにより摂取カロリーを算出する。
この仕組みは、カリフォルニア大学デイビス校での第三者検証による89.6%の正確性と結論づけられ、世界的にも高い評価を得ている。
他にも、体内の水分バランスを自動計測して不足しそうな時はアラートで知らせる、ストレスレベルや睡眠の質を自動計測するなど、心身の状態を管理し健康な生活をサポートする機能を備えている。上記製品の公式サイトはこちら↓
カロリー計算って結構面倒なので、それを自動で計測して記録してくれるって、スゴいです!本当だったら私も欲しいです!
どんどんテクノロジーが進化して便利なだけでなく、健康までも管理できるようになってきています。
★モゥー!ポイント★
AppleWatchが血糖値測れるようになったら、欲しいなーと思っていたりします。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。