ワカメちゃんと言ったら誰もが磯野家のワカメちゃんを想像すると思いますが、磯野家以外にもワカメちゃんはいます、その名もオカワカメちゃんです。そしてこちらがオカワカメちゃんのお姿です↓
先日行った伊都菜彩で見つけました。
ーーーオカワカメ?聞いたことあるぞ!
実はオカワカメさんは呼び名で実の名前はアカザカズラと言うそうです。
アカザカズラ(学名: Anredera cordifolia)
ツルムラサキ科のつる性多年草である。南アメリカ原産の野菜で、観賞用にも栽培される。 多肉質の葉とムカゴを持ち、非常に重い蔓となる。そのため、他の樹木や草に絡まって、枝を折って倒すことがある。一般的にはオカワカメの名で知られるが、他に雲南百薬、琉球百薬とも呼ばれる。
半常緑のつる性で多肉質の塊茎ができる。 葉は明るい緑色のハート型で、肉質で光沢があり4-13 cmの長さ。 イボ状の塊茎とムカゴが特徴的である。 花には芳香があり、クリーム色で房状(総状花序)、最大30cmの長さとなる。 ムカゴは簡単に外れて増殖をする。
磯野ワカメちゃんは日本出身ですが、オカワカメ=アカザカズラは南アメリカ出身のようです。
葉っぱが波打っていて確かにワカメのように見えますね。
オカワカメ、栄養たっぷりなんだそうです。
百薬というように、葉酸やミネラル(カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅)、ビタミンAを多く含み、栄養価が高いことから、健康野菜として注目されています。
地下には球根、葉腋にはムカゴができます。球根もムカゴも茎も葉も食べることができます。茎葉は加熱すると、ぬめりが出て、食感も色つやもワカメのようです。また、大きく育った球根は、スライスしたり、すりおろしたりすると、とろろのような感覚で食べられます。ツルムラサキのような癖がないので食べやすいです。
しかし、
利用
野菜としての知名度は決して高いとはいえず、市場に出回ることは少ないが、茹でると粘りが出てワカメ に似た食感となり、おひたしや味噌汁にの具に用いられることが多い。栄養価は葉物野菜の中では高く、葉酸、マグネシウム、カルシウム、ビタミンA、ミネラルが豊富である。地下茎から葉、茎まで全て食用になる。生では非常に苦いので生食には適さない。
生で食べるとかなり苦いようです。
なので、
茹でて軽く絞ったオカワカメにスライスしたタマネギを合わせてカツオ節をかけてサラダにしてみました。
★モゥー!ポイント★
アカザカズラなんて言われるとちょっと身構えてしまいます?が、オカワカメって謎に親しみが沸く感じがします。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。