2021年9月17日金曜日、「中部医療圏多職種スキルアップセミナー」〜糖尿病患者の療養支援スキル向上に向けて〜で講演させて頂きました。
ちょうど台風14号が福岡に接近していたこともあり、二田哲博クリニック天神内食事カウンセリング室からZoomによる配信となりました。
きょう17日(金)午後7時前に台風14号は福岡県福津市付近に上陸しました。台風が福岡県に上陸するのは「初」となります。
台風14号 福岡県に上陸しました
17日(金)午後7時前に台風14号は福岡県福津市付近に上陸しました。福岡県に台風が上陸するのは「初」となります。台風の上陸は、先月8日に鹿児島県に上陸した台風9号に続き、今年3回目になります。台風14号は、このあと、18日(土)にかけて、西日本から東日本を通過するでしょう。台風14号 福岡県に上陸 福岡県に上陸は初(気象予報士 日直主任 2021年09月17日) - 日本気象協会 tenki.jp
今回の講演の主題はサルコペニア。
私は「サルコペニアを防ぐ栄養指導のコツ」と題してお話させて頂きました。
講演後「当院におけるCOVID-19下の栄養指導」と題して、
- コロナ前後の栄養指導の件数
- 工夫した内容
- コンビニ食の活用
- 冷凍食品の活用
といった具体的な施策についてディスカッションを行われ私も参加させて頂きました。
備忘録
ーーー今回は肉や魚についての調査だったが、大豆たんぱく質についてはどうか?
高齢者は食事量が少なくなる人も多いため、今回は効率よくタンパク質を摂取できる食材ということで肉や魚を中心に調査をしました。豆腐や納豆などの大豆タンパク質はあまり調理をしなくても手軽に食べられるという点は大きな魅力なので、日常的に患者に勧めています。あくまでも、患者の嗜好に合わせた提案が必要だと考えています。
今回のセミナーに参加して私が感じたことは、
- 新型コロナウイルス感染症対策について岩手県はそれぞれの施設でとても意識が高く行われている印象でした。
- 患者によっては、コンビニや冷凍食品などは「悪いイメージ」を持っていることも多いと感じていたが、それぞれの施設で「使い方」について様々な工夫、アイディアを持って提案されているのがとても素晴く勉強になりました。各商品のメリット/デメリットを患者に伝えながら、より具体的に提案ができるように商品知識や調理方法などの幅を広げていきたいと感じました。
- 多くの講演会は医師が中心となることが多いのですが、今回のセミナーはひとつの地域内の管理栄養士が集まり、様々な意見を出し合いながら、意見交換ができるとても貴重な場と感じました。
★モゥー!ポイント★
最後になりましたが、
瀬川 郁夫 先生 (日高見中央クリニック 糖尿病センター長・健康増進センター長)
中川 理友紀 先生(岩手県立中央病院 第一糖尿病・代謝内科長)
姉帯 由佳 先生 (きたかみ駅前クリニック 管理栄養士)
佐々木 春佳 先生(日高見中央クリニック 保健師)
菅原 和枝 先生 (坂の上野・田村太志クリニック 管理栄養士)
豊岡 由衣 先生 (ちとせ病院 管理栄養士)
そして
本日参加頂いた医療従事者のみなさま、
講演会のスタッフのみなさまに心から深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。