ジャボチカバという果物、知ってますか?こんな感じのフルーツです↓
見た目はブドウ?のような感じ? でもブドウの仲間ではないようです。
ジャボチカバという変わっているのは名前だけでなく、実のなりかたも変わっています。どんな風になるのかというと↓
この樹の幹に無数にくっついている黒い丸いのが全部ジャボチカバなんです!!!合成ではなく、リアルです。こんな風になるらしいのです!
アップで見る分にはいいのですが樹全体で見ると、苦手は人は苦手な感じでしょうか。私もちょっと「ゾゾっ」ってします。この黒っぽい状態は完熟?しているようで、最初は緑→赤→黒と変化していくようです。
しかも、花も変わっているんです。
ケサランパサランのよう・・・。
で、ジャボチカバについて調べてみると、
ジャボチカバ(学名: Plinia cauliflora (Mart.) Kausel、英語: Jabuticaba)
フトモモ科の常緑高木。幹に直接生える、果皮が濃紫色または濃紺色の果実が食用となる。名称はブラジル先住民族トゥピの言葉で「亀のいる地」という意味。別名がいくつもあり、
「ブラジリアングレープツリー」
「ジャブチカバ」
「ジャボチカ」
「グアペルー」
「ヒバプルー」
「イバプルー」
「サバラ」
などと呼ばれる。南アメリカ大陸(ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビアなど)を原産地とし、現在は果物として収穫するため栽培されている。
南米ブラジル原産のようです。続いて、
幼木期の葉はサーモン色で、成長するにつれて緑色に変化していく。成長は非常に遅く、湿度と弱酸性の土壌を好むが、水の管理をきちんと行えばアルカリ性の強い砂浜近くにも適応する。樹高は品種によってまちまちであり、野生のものは15mほどになる。
白色の花は幹に直接開花し、結実するのが大きな特徴で、キブドウ属の名称由来にもなっている。果実は直径3 - 4cmで1 - 4個の種子を含む。濃紫色のやや厚い果皮を持ち、果肉は白色もしくはピンク色をしている。果肉は糖度16~20度で甘酸っぱく、ブドウやライチやブルーベリーを合わせたような味で軟らかいことから好んで生食され、ブラジルの市場では常に一般的に売られている。果実は日持ちしない為、ゼリー、ジャム、ジュース、ワイン、リキュール等への加工も盛んである。熱帯では四季成りの性質を持ち、時期を選ばずに収穫出来る。
どんな味かと言えば、
ブドウとライチとブルーベリーのミックス、なんだそうです。ナニソレ?美味しそう!ものすごくフルーティーな予感。
それにしても糖度が高いですね!代表的な果物の糖度を挙げてみると、
- イチゴ・・・・・ 8度~10度
- 柑橘類・・・・・10度〜14度
- スイカ・・・・・11度
- ナシ・・・・・・12度
- メロン・・・・・12度~18度
- リンゴ・・・・・13度~17度
- カキ・・・・・・16度~18度
- ジャボチカバ・・16度〜20度
- ブドウ・・・・・17度
というようにかなりの上位に入ります。
ジャボチカバ。
ちょっと怖いですがぜひ食べてみたい果物です!
★モゥー!ポイント★
まだまだ知らない果物や食べものがこの世界にはあるんですねー。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。