朝晩だけでなく、日中も涼しく、肌寒い日も出てきました。秋です。この時期食べたくなる魚と言えばサンマ、ですね。
サンマ(秋刀魚、青串魚、学名:Cololabis saira)
ダツ目-ダツ上科-サンマ科-サンマ属に分類される、海棲硬骨魚の1種。北太平洋に広く生息する。日本では秋の味覚を代表する食材のひとつとして供される他、季節を問わず缶詰食品などの具材としても利用される。
このブログでもこの時期になると登場してきたサンマ。
こうしてみると3年前大漁だったのを最後に2年連続で不漁が続いています。2021年、今年のサンマの水揚げはどんな感じなのでしょう。
待望、今季初サンマ 釜石・新浜町魚市場に水揚げ
釜石市の新浜町魚市場に21日、今季初めてサンマが水揚げされた。例年より3週間ほど遅い。県内でも苦戦が続くサンマ漁だが、昨年より大きな魚体も見られ、関係者は来月以降の好転に期待を寄せる。午前6時ごろ、前日に釜石港入りした富山県魚津市の第8珠(す)の浦丸(猟田(りょうだ)雄輔船長、199トン)から約23トンが水揚げされ、銀色の魚体が朝日に光った。千島列島南東の公海で漁獲し、1匹100~140グラムの中小型が大半を占めた。1キロ当たり千~1100円の高値が付いた。
釜石市でサンマ初水揚げ ここ数年で一番の不漁【岩手】
岩手県釜石市で今シーズン初めてサンマが水揚げされました。不漁が続く中、去年より2週間ほど遅い水揚げです。21日朝は、富山県の第八珠の浦丸が北海道東方沖でとれたサンマ22.7トンを初水揚げしました。大きさはやや小さめが多いものの脂は乗っているということです。競りでは、ご祝儀相場もあり1キロあたり1000円から1100円の高値で取り引きされ関東方面に出荷されました。初水揚げの量は去年を上回りましたが、釜石市魚市場はここ数年で一番の不漁と話していて、11月以降、水揚げ量が回復することを期待していました。
直近のニュースではどちらも「不漁」とのこと。まだシーズンになってすぐなので高いのは仕方ありませんが、身も中程度とのこと。
ちなみにサンマの水揚げ量ですが(不漁だった)2019年の実績によると、
- 北海道・・・・・41.7 %
- 岩手県・・・・・13.2 %
- 宮城県・・・・・13.0 %
- 富山県・・・・・10.7 %
- 福島県・・・・・6.7 %
- その他・・・・・14.7 %
と圧倒的に北海道のようです。
私が入手できたサンマがこちら↓
脂ののりもいまひとつで、そもそも身も細め、スリムなサンマでした。美味しかったですけど、いつものアノサンマのイメージとはほど遠い感じでした。(もちろん感謝しながら美味しく頂きました)
★モゥー!ポイント★
ようやく夏の雨の影響も薄まってきて、野菜も徐々に値段が安定し始めたところで、今度は旬の魚、サンマが捕れなくて高い・・・。
旬のものは、野菜も果物も魚もみんな栄養たっぷりで美味しくて、しかも出回っている上安いはずなんですが、天候だけはどうすることも、できません。
出会えた旬のものに感謝しながら頂きましょう。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。