節分、ちゃんとマメまきしましたか?
マメまきするまではいいのですが、どうしてもマメ、余りませんか?余ったマメ、どうしてますか?いつもこの時期、Twitterに流れる記事を紹介します↓
毎年言うけど豆まきで余った豆は蜂蜜をかけておくとそこらの高級なナッツ蜂蜜漬けにも負けない美味しいおやつになるからみんなやってくれよな!!!!!かけてすぐも翌日の蜂蜜を吸って膨らんだやつも美味いよ!!珈琲紅茶緑茶やら酒のアテにも最高よ〜!!!!! pic.twitter.com/aK1jYzZGRe
— とりかわ (@givememineral) 2022年2月3日
ハチミツダイズ作りに挑戦!
と、言っても、
↑豆まきで余ったダイズをお皿に載せて
↑その上からハチミツをかけます。
↑ジャージャー
↑全体にしっかりハチミツが行き届いたら、
↑完成です。
↑しっかりとハチミツがけのダイズになりました。
食べてみると、ダイズ単体で食べるとボソボソしていたのが、ハチミツのおかげで食べやすくなりました。砂糖がかかったお菓子のようです。
と、極めて簡単なのですが、
↑古いハチミツ?を使ったら、こんな感じで固まってしまうものもありました。しかもとてもニオイがきついです。コレは食べない方がいい感じ。なので、古いハチミツの場合は注意ですよ。
ダイズ
大豆(学名 Glycine max、英: Soy beans)
マメ科の一年草。完熟種子は主に搾油の原料となり、脱脂後の絞り粕(大豆粕)は飼料として利用されている。食用にもなり特に東アジアでは様々な利用形態が発達している。未成熟の種子を枝豆と呼ぶ。
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ハチミツ
蜂蜜(はちみつ)
ミツバチが花の蜜を採集し、巣の中で加工、貯蔵したものをいう。約8割の糖分と約2割の水分によって構成され、ビタミンとミネラル類などの栄養素をわずかに含む。味や色は蜜源植物によって様々である。後述のように、乳児に与えるのは危険であるので、避けねばならない。本来はミツバチの食料であるが、しばしば他の生物が採集して食料としている。人類も「蜂蜜の歴史は人類の歴史」ということわざがあるように、古来、食用や薬用など様々な用途に用いている。人類は初め、野生のミツバチの巣から蜂蜜を採集していたが、やがてミツバチを飼育して採集すること(養蜂)を身に付けた。人類による蜂蜜の生産量は、世界全体で年間約120万トンと推定される。
栄養成分表
はちみつ 100 g あたり
- カロリー・・・・・・・・・・・294kcaL
- 脂質・・・・・・・・・・・・・0 g
- ナトリウム・・・・・・・・・・7 mg
- カリウム・・・・・・・・・・・13 mg
- 炭水化物・・・・・・・・・・・80 g
- タンパク質・・・・・・・・・・0.2 g
- ビタミンC・・・・・・・・・・ 3 mg
- カルシウム・・・・・・・・・・2 mg
- 鉄・・・・・・・・・・・・・・0.8 mg
- マグネシウム・・・・・・・・・1 mg
と、ハチミツは高カロリーな食品です。ですが、ハチミツの甘さ、糖にはちょっとした特徴があります。
ハチミツの糖の特徴
管理栄養士のメリッサ・ジョイ・ドビンスさんによると、「はちみつにはフルクトース(果糖)が多く含まれているため、砂糖と比べて約1~1.5倍ほどの甘さがあります」とのこと。
同じ量の砂糖とハチミツだとハチミツの方が1.5倍ほど甘く感じられるので、結果、砂糖よりも少ない量で甘さを得られるのです。
ポイントはフルクトース=果糖です。
フルクトース=果糖
フルクトース (fructose)、または果糖(かとう、fruit sugar)
糖の一種であり、単糖の一つで、三文字表記はFruである。水溶性の白色の結晶であり、全ての糖の中で最も多く水に溶ける。フルクトースは、ハチミツ、木に成る果実、ベリー類、メロン、ある種の根菜に多量に含まれている。毎年240,000トンの結晶フルクトースが合成されている。
フルクトースは甘く感じるだけでなく水に溶けやすい特徴もあります。
ハチミツに含まれる糖の甘さ
こんな記事を見つけました↓
私たちが砂糖やはちみつをなめると甘く感じるのは、それぞれに甘味の成分が多く含まれているからです。
グラニュー糖や上白糖、三温糖など、いわゆる砂糖の主成分は「スクロース(ショ糖)」と呼ばれるものです。きび砂糖やテンサイ糖のように、ミネラルなどの他の成分を微量に含むものもありますが、基本的にはいずれもほぼスクロースでできています。
一方、はちみつの主成分は「フルクトース(果糖)」と「グルコース(ブドウ糖)」のふたつ。糖は糖でも、スクロースとは違う種類の糖で構成されています。フルクトースの方がグルコースよりもやや多く含まれているのと、フルクトースの方が甘味が強いので、はちみつを食べたときにより強く感じている甘味はフルクトースの甘味でしょう。
スクロースとグルコースとフルクトース、いずれもなめれば甘味を感じる糖分ですが、それぞれ甘さの性質に違いがあります。まず、温度との関係。スクロースは温度が冷たくても温かくても甘味の強さは変わりませんが、フルクトースは冷やすとより甘くなり、温めると甘味が抑えられるという性質があります。5℃ではスクロースの1.5倍の甘味を感じられますが、60℃ではその半分の0.8倍ほど。冷たい状態で食べるとスクロースよりも強い甘味を感じられるので、冷たいデザートや飲み物に向いています。一方で、お惣菜やお弁当の具のように、調理時は温かく、食べるときには冷えているような料理の甘味付けに使うと、味見をしたときと食べるときとで甘味の感じ方が変わってしまうので、味の調整が難しいという欠点があります。なお、グルコースも冷たい方がやや甘味が強くなる傾向がありますが、5℃ではスクロースの0.6倍、60℃では0.55倍程度なのでフルクトースほど大きな違いはありません。
もう一つの違いは、後味の感じ方です。スクロースの甘味は口の中に長く残りますが、フルクトースやグルコースの甘味はすっきりとキレが良いので、清涼飲料水などの甘味付けにもよく使われています。
今回紹介するレモンのはちみつ漬けも、冷たい水や炭酸で割ったり、アイスにのせたり、さっぱりしたいときに冷やして使っていただくのがオススメです。
フルクトースは常に砂糖よりも甘く感じられるのではなく、温かいと甘味をあまり感じられないのですが、冷やすとより甘味を感じやすくなるという特徴があるのです。
★がぉー!ポイント★
カロリーが気になる人は、凍らない程度の冷えたハチミツを使うといいかも知れませんね。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。