食べものの中には、食べるための調理をすることで、元とは違った様子になるものがあります。特に「色」に注目して身近な食べものについてみていきたいと思います。
▼その1 ワカメ
▼その2 エビ・カニ
ゆでると赤くなるといえば、
タコ、ですよね。
お風呂上がりでカラダが温まって全身が真っ赤なことを「ゆでだこ」なんて喩えるほどです。
タコ(蛸、鮹、章魚、鱆、学名:octopoda)
頭足綱 - 鞘形亜綱(英語版) - 八腕形上目のタコ目に分類される軟体動物の総称。
そ、タコはお風呂、いや、お湯で茹でる前は白っぽい感じだったりします。よくカラダの表面の色を変えて周りと同化する擬態する能力があるので、茶色だったり黒だったり様々な色に変化するタコもいますね。
でも、そもそもは白っぽい色のようです↓
タコをゆでると赤くなる理由
調べてみました↓
それではタコを茹でると赤くなる理由は?
タコもまた、エビやカニのように茹でると色が真っ赤になりますよね。さて、このタコの場合は、エビやカニのようにアスタキサンチンの影響で赤くなっている訳ではないようです。タコが茹でられると赤くなるメカニズムについては、タコがもともと持っている紫黒色、赤褐色、黄色の3つの色素に関係があるとされています。これらの色素が熱を加えると化学変化を起こすため、茹でると赤色になるというのです。また、タコを茹でるときに出るアルカリ性の煮汁が紫黒色の色素を溶かすことから、赤くなるとも言われています。しかし、タコを茹でると赤くなる理由については、まだ正確には解明されていないそうです。
エビとカニ、タコでは仕組みが違う!? 茹でると赤くなる魚介のメカニズム/毎日雑学 | ダ・ヴィンチWeb
ところで、タコも茹でると真っ赤になりますよね。しかしタコの場合はアスタキサンチンの影響で赤くなっているのではありません。タコが茹でられると赤くなるメカニズムについては、実はまだ正確には解明されていないのです。タコの体表面には、紫黒色・赤褐色・黄色の3つの色素(オモクローム)が入っている「色素包」というものがあります。タコが周囲の環境に合わせて自由に色を変化できる、保護色の能力もこのためです。タコを茹でると、赤色の色素が遊離して皮のタンパク質と結びつくという説と、タコを茹でる時に出るアルカリ性の煮汁が紫黒色の色素を溶かして、赤色の色素だけが残るという2つの説があります。これだけ科学が進んでも、タコは茹でると赤くなる理由について、まだ判明していません。生き物って不思議ですね。
タコは茹でると赤くなる、その理由 実はこれだけ科学が進んでもまだ判明していません /ドクター備忘録/オピニオンD/デイリースポーツ online
え?!正確には判っていない?!
★がぉー!ポイント★
答えはというと、
まだ正確なメカニズムは解明されていない
ということのようです。
タコってイキモノとしても不思議ですが、茹でると赤くなる理由まで謎なんですね。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。