10月10日はトマトの日。
これは言わずもがな。
10月10日はトマトの日!食べて・飲んで、おいしく健康に
10月10日は「トマトの日」です♪
単なる語呂合わせだけではなく、2005年に一般社団法人全国トマト工業会が『トマト料理の普及と健康増進にトマトが役立つこと』を目的に制定しました。
(関係ないですけど、トマトって農業ではなくて工業なんですか?)
トマト
トマト(蕃茄; 英語: tomato; 学名: Solanum lycopersicum)
南アメリカのアンデス山脈高原地帯原産のナス科ナス属の植物、また、その果実のこと。アカナスなどの別名でもよばれる。多年生植物で、果実は食用として利用される。緑黄色野菜の一種である。リンネの『植物の種』で記載された植物の一つである。
これまでも私のブログではたくさんのトマトに登場してもらっています。
そして私の部屋のベランダ農園でもたくさんのトマトができました。
トマトの旬はいつ?
トマトはとても身近で1年中美味しく頂いていますが、旬っていつか知っていますか?
私はトマトを「夏の野菜」として以前動画で紹介しています↓
そう、夏、ですね。
ちょっと変わった切り口で観ていきましょう。それは価格です。トマトの価格の変動から旬を考えてみます。
たとえば、トマトの価格を比較すると、平成26年8月1週目は1キロあたり527円だったのに対し、同年10月1週目は831円(農林水産省調べ)。トマトの旬は7~8月なので、秋以降は価格も上がります。1キロ304円の差は、かなり大きいですよね。
栄養価の高い時期と旬は重なっていることが多く、また旬の野菜は市場に多く出回るため値段が安価になりやすいのです。
旬の時期は、栄養価も高く、美味しく、たくさん収穫できるので値段も安く手に入りやすくなります。トマトは7月〜8月が最も安い=旬だと判りますね。
本当のトマトの旬
と、トマトは夏が旬と言ってきましたが、実は違っていたりするみたいです。
トマトが最も美味しい旬は夏?
通年市場にありますが、日本での露地栽培の旬は6月~8月の夏。とはいうものの、本来トマトは高温多湿に向いていない為、真夏のトマトは味的にはベストとは言えないのです。味的に最も旬と言えるのは、春から初夏の時期と秋。この時期、日光をたくさん浴び、比較的乾燥した気候の中でトマトは糖度をあげ、栄養価も最も高くなります。
露地栽培の場合は6月〜8月なんだそうです。しかも高温多湿に弱いトマトは真夏よりも少し前、初夏のトマトの方が美味しいそうです。
年間を通してトマトを楽しむことができるのは露地栽培だけでなくビニールハウスなどの農業の進歩によるものなのです。
★がぉー!ポイント★
最近ではフルーツと変わらないほどの甘い種類も出ていたりしますね。トマトの赤色は高い抗酸化作用を持つカルテノイド『リコピン』の色。身体が喜ぶ栄養がぎゅっと詰まったトマト、めしあがれ。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。