今週のお題「マイルーティン」
あなたは今日、何を食べましたか?
昨日は何を食べましたか?
好きな食べものは何ですか?
苦手な食べものは何ですか?
今、食べたいものは何ですか?
私たちは一人の例外なく、みんな食事を摂ります。
なぜでしょう?
食事を摂らないとどうなるのでしょう。
食事(しょくじ)
基本的には生命維持に必要な栄養素を摂取するために、日々習慣的に何かを食べること、そこから転じて、その時食べるものを指すこともある。「衣食住」の「食」にあたる。口語では「御飯(ごはん)」と呼ばれる。
生命維持=生き続けるために必要な栄養素を摂るために、食事をしています。
生まれたばかりのあかちゃんでさえ、誰に教わることもなく母乳を欲しがり飲みます。食事をすることは本能のひとつと言えます。
では、どんなものを食事として摂ったらいいのでしょうか。生命維持に必要なものとはどんなものでしょうか。
よく「バランスのよい食事」という言葉を耳にします。この時のバランスとは、エネルギーと栄養素が適度に含まれていることを指します。
エネルギーとは
生理的熱量(せいりてきねつりょう、別名生理的エネルギー値、生理的エネルギー量、代謝熱量、代謝エネルギー量)
生物の活動に伴って吸収消費される熱量(エネルギー)のことを言う。主に摂取する食物から得られる栄養学的熱量や、運動や代謝によって消費されるエネルギーについて用いられる。
なお、日本では、生理的熱量に用いられる単位「カロリー」が、生理的熱量を表す名詞として一般的に通用している(例・低カロリー食、カロリー制限など)。
生物として活動するために必要なエネルギーのことです。上記の通りカロリーという言葉を使ったりします。
一方、栄養とは
栄養(えいよう)
生物が体外(外界)から物質を摂取し、それを体を構成したり(維持したり)生活活動を行ったりするのに役立たせる現象。大正以前は「営養」と表記されることも多かった。
なお、「栄養」は体外から取り入れられる物質のことも指しているが、取り入れられる物質は、より厳密には「栄養素」と呼ばれる。
身体そのものを維持するために必要なもののことです。炭水化物、脂質、タンパク質を三大栄養素と呼びます。
炭水化物(糖質)
ブドウ糖に分解され、主にエネルギー源になります。コメ、めん類、イモ、果物、菓子類、砂糖などに多く含まれます。とり過ぎると、そのぶんは脂肪として必要以上に体に蓄積されます。脂質
脂肪酸に分解され、主にエネルギー源として使われます。油、バター、ラードなど、まさに“あぶら”に多く含まれています。脂質を多くとりすぎるとカロリーオーバーになりやすく、いろいろな生活習慣病にかかりやすくなります。できるだけ植物性の油を多めにしましょう。たんぱく質
主に筋肉や臓器、血液をつくる材料になります。肉、魚、大豆、大豆製品、卵などに含まれています。私たちの身体のいろんな部分も実はたんぱく質でできていますが、たんぱく質の中でも8種類の「必須アミノ酸」は体内ではつくれません。私たちはそれを食事で補っているわけです。
では、このようなエネルギーや栄養素を含んだ食べものを食べた時、私たちの身体はどのように吸収するのでしょうか。私たちの身体を構成する細胞はどうやって食べものに含まれている栄養素を吸収しているのでしょうか。
こちらの動画で説明しています。CGでとてもイメージしやすい動画です↓
★がぉー!ポイント★
この動画で起きていることは私にもあなたにも起きていることで、しかも本人の気づかないところで今までもそしてこれからもずっと起きていくことです。
そう考えた時、
様々な食材から色々な栄養を摂ることの大切さが改めて判ると思いませんか?
食べることは生きること。そして、生きることとは食べること。
美味しく、楽しく、食事を楽しみましょう。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。