今週のお題「わたしは○○ナー」
毎年11月14日は世界糖尿病デー。
世界糖尿病デー(せかいとうにょうびょうデー、World Diabetes Day、WDD)
世界保健機関(WHO)が定めた国際デーである。11月14日で、インスリンの発見者フレデリック・バンティングの誕生日に当たる。国際糖尿病連合(IDF)とWHOが1991年に制定し、2006年12月の国連総会で公認された。当日は世界各地でブルーライトアップを灯す行事が行われている 。また世界糖尿病デー前後には糖尿病に関するイベントやシンポジウムなどが開かれている。
当日は世界中で様々な糖尿病に関するイベントが行われます。もちろん日本でも↓
全国でシンボルカラーである青色でライトアップするブルーライトアップイベントが行われます↓
2022年のテーマは『アドボカシー ~偏見にNO!~』。
アドボカシー(英:advocacy)
「アドボケイト」と同じ語源で「擁護・代弁」や「支持・表明」「唱道」などの意味を持ち、同時に政治的、経済的、社会的なシステムや制度における決定に影響を与えることを目的とした、個人またはグループによる活動や運動を意味する。アドボカシーには、インターネット(ソーシャルメディア含む)やマスメディアのキャンペーン、公開演説、調査の実施・発表、またはアミカス・キュリエの提出など、個人または組織が行う様々な活動が含まれる。ロビー活動(利益団体によることが多い)は特定の問題または特定の法律について立法者に直接のアプローチをとるアドボカシーの一形態である。
なお、法的または法律上の文脈では「アドボケイト」とは、法的手続きにおいて、ある人に代わって発言することを何らかの方法で許可・任命されている特定の人(弁護士など)の称号である。語源である「アドボカタス」も参照のこと。さらに、健康・医療の分野では、1970年代のアメリカにおいて登場した「患者アドボカシー(英語版)」や、「健康アドボカシー(英語版)」などの新たな用語も登場するようになった。
糖尿病に於けるアドボカシーとは、
糖尿病に対する社会からの差別や偏見が、糖尿病のある人たちに社会的・経済的不利益を与えたり、自尊感情を著しく失ってしまうようなことのないようにする、つまり糖尿病があることによる偏見をなくすこと。
という意味になります。
糖尿病があったとしても、しっかり治療を行い続ければ、健康な人となんら変わらない人生を送ることができます。糖尿病があるからと言って何も偏見を持たれる必要がないのです。
偏見を持たない、それが2022年のテーマです。
市民公開講座オンラインシンポジウム開催
世界糖尿病デーを記念してオンラインの講演が行われます↓
清野裕先生や野見山崇先生が出演されます!
第1部講演 清野 裕 先生
Noスティグマ、Goアドボカシー〜よりゆたかな糖尿病ライフを目指して〜
第2部講演 野見山 崇 先生
いま知りたい 糖尿病治療の最新情報
視聴は無料ですが、11月11日金曜日17:30までに事前の申込が必要です↓
なお、オンラインシンポジウムは世界糖尿病デーの11月14日ではなく、前日の2022年11月13日日曜日に行われますので注意してください。
▼これまでの世界糖尿病デーに関連した記事
★がぉー!ポイント★
清野裕先生も野見山崇先生もとてもお話が上手で判りやすいので、糖尿病のある人も、そうでない人も、ぜひご参加ください。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。