今週のお題「ビフォーアフター」
Merry Christmas★
せっかくのクリスマスなので、私からもプレゼントしたいと思います。題してカロリー控えめなクリスマスケーキの台座です。
これ↑いわゆる台湾カステラがベースになっています。
台湾カステラとは?
台湾カステラは元々、台湾北部の淡水(ダンシュイ)という地域でよく食べられていたお菓子のことを指します。台湾では「昔ながらのケーキ」という意味の「古早味蛋糕(グーザオウェイダンガオ)」や「プリンのようなケーキ」という意味の「布丁蛋糕(ブーディンダンガオ)」。さらに「焼きたてのケーキ」という意味の「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)」などと呼ばれているそうで、現地では「台湾カステラ」と言っても通じないこともあるそうです。
近年、日本ではタピオカや小籠包などをはじめとした台湾グルメが人気となっていて、専門店も増えていますよね。台湾カステラもそのうちの一つで、ここ数年で専門店が数多くオープンし人気があります。
台湾では「昔ながらのケーキ」という名前もあるように、どちらかというと質素なイメージのあるお菓子でした。しかし、最近ではおいしい台湾ケーキを売っている専門店も増えたことから、淡水観光の定番グルメとなっているそうです。台湾カステラってどんなカステラ?
台湾カステラの見た目は、かさが高くよく膨らんでいて、外観からもふわふわ感が伝わってきます。一見するとボリュームがあるのですが、強すぎずやさしい甘さなので、ペロッと食べられてしまう味わいです。
焼き立ては卵の香りとふわふわ食感が際立ちますが、時間が経つにつれて食感が変化していくのも魅力の一つです。粗熱が取れて常温になるころには、しっとりとしてプルッとした食感になります。冷蔵庫で冷やすと、スフレのようにシュワッとした口どけを楽しむこともできますよ。
結構簡単にできて、しかもほんのり甘くてスポンジと比べてボリューミー、しかもカロリー控えめなアイディアも詰まった台湾カステラです。
Recipe
材料
- 卵・・・・・・・・・3個
- おからパウダー・・・24g
- 牛乳・・・・・・・・60g
- サラダ油・・・・・・30g
- ラカント・・・・・・36g
- はちみつ・・・・・・9g
カロリーを抑えるポイント
①おからパウダー
スーパーに行けば見つかると思います。『え?おから???』と思うかも知れませんが、できあがりはまったくおから感がありません。おからは豆腐を作る時にできるもの=元々はダイズですがまったくダイズ感はありません。
②ラカント
ラカントは人工甘味料のひとつ。ですが、低糖質なのに充分な甘みを感じることができます。こちらもスーパーで売ってます。ちなみに公式サイトはこちら↓
つくりかた
- 卵を卵黄と卵白に分ける
- 卵黄の中に牛乳とサラダ油を入れてなめらかになるまで混ぜる
- 卵白を角が立つくらいに泡立て、ラカントを混ぜる
- ②の中に泡立てた卵白を少しずつ混ぜていく。この時少しずつ混ぜたほうが混ざりやすい。
- 半分程度混ぜたら③全体と混ぜる。
- 炊飯器に入れて表面が滑らかになるように混ぜる。
- お粥モードで炊飯する。火が通ったか確認しまだの場合は2回炊飯してもよい。
できあがり
1/8カット(約40g)
- エネルギー・・・・78.1kcal
- タンパク質・・・・3.2g
- 脂質・・・・・・・6.4g
- 糖質・・・・・・・1.6g
- 食物繊維・・・・・1.3g
- 食塩・・・・・・・0.1g
一人分(1/8カット)で80kcal!
食感はチーズケーキのようで、カステラのようで、ふんわりとしつつもパサつかずそれでいてしっかりボリュームも感じされて、ほのかに甘いです。
このままでも美味しく頂けますが、クリスマスだから生クリームが欲しい!という人はちょびっとだけホイップを付けて食べたらよいかも知れません。
イチゴなどのフルーツがあればより華やかになります。
★がぉー!ポイント★
楽しい時間をお過ごしください★
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。