2023年2月26日日曜日。最近雨が降っていたのですが今日は快晴、なので走りました。
今回のコースはいつもと違ってひたすら西に向かおうと思います。
折り返し目標は「かえるのおおいわ」という場所。どんなところか楽しみです。
▲かめさんこうえん からスタート。
▲いつもとは違う道。
▲井出ちゃんぽん
天神に出店していた頃は時々無性に食べたくなって行ってました。野菜が山盛りのチャンポン。美味しいのです。
▲博多織工芸館
▲十郎川
いつもも室見川と比べると小さめ?な川。
▲本日のおさんぽワンちゃん。
▲楽しそうに走ってます。
▲生の松原に出ました。
▲ヨットが浮かんでいます。
▲学生?フィールドワーク中?歩く気満々なひとたちと出会いました。
▲生の松原あたりの海辺は整備が進んでいてとても走りやすかったです。
▲波間を漂う無数の物体。
▲鳥たちがたくさん集まっていました。種類は不明。
▲結構な数、ですよね。でも波の色と似てるので言われないと判らない。保護色?
▲石垣が現れました。
元寇(げんこう)
日本の鎌倉時代中期の1274年・1281年に、当時モンゴル高原及び中国大陸を中心領域として東アジアと北アジアを支配していたモンゴル帝国(元朝)およびその属国である高麗によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称である。1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)という。蒙古襲来とも。特に2度目の弘安の役において日本へ派遣された艦隊は、当時世界最大規模の艦隊であった。
元寇防塁(げんこうぼうるい)
鎌倉時代に北部九州の博多湾沿岸一帯に築かれた石による、蒙古襲来(元寇)に備えて築かれた防塁。弘安の役の際には防塁が築かれたところからは元高麗軍は一切上陸することが出来なかった。昭和六年(1931年)に国の史跡に指定。「元寇防塁」は中山平次郎の命名で、石築地(いしついじ)が本来の呼び名である。
構造
高さ・幅は平均して2メートルある。総延長は、西の福岡市西区今津から東の福岡市東区香椎までの約20キロメートルに及ぶというのが定説になっている。内部には小石を詰め、陸側に傾斜を持たせて海側を切り立たせている。築造を担当した国により、構造に違いがある。生の松原 西区小戸5丁目
姪浜と今宿の中間に位置する生の松原海岸にある。当時の石塁は埋められているが、当時と同じ高さの石塁が復元されており見学できる。この地は弘安の役における激戦地であり、『蒙古襲来絵詞』には竹崎季長がこの地で戦う姿が描かれている。長垂海岸から小戸海岸にかけての約2kmの防塁は肥後国が築造を担当した。1968年(昭和43年)に発掘調査が実施された。
筑肥線下山門駅から北約800m、今宿姪浜線バス生の松原バス停より北東約500m
なんで「元寇」なのかというと
元寇という呼称
「元」
モンゴル帝国第5代皇帝・クビライが日本宛に作成させた蒙古国書の冒頭に「大蒙古国皇帝」とあり、モンゴル帝国の漢語自称であった「大蒙古国」(モンゴル語の Yeke Monγol Ulus を訳したもの)が初見される。これらの呼称は1268年(文永5年・至元5年)正月に、フビライの命によって高麗から派遣された使者が、大宰府において口頭と書面によって「蒙古」の存在を伝達したことで、日本側にも知られるようになった。『深心院関白記』『勘仲記』といった当時の公家の日記にも「蒙古」の呼称が用いられている。
1271年12月18日(文永8年・至元8年)、クビライは国号を漢語で「大元」(モンゴル語では「大元大モンゴル国」(Dai-Ön Yeke Monγol Ulus))と改めるが、鎌倉時代の日本では「蒙古」という呼称が一般化していたため、「元・大元」等の呼称は用いられなかった。
江戸時代に入ると『元史』などの漢籍が輸入され、明朝における元朝の略称である「元」という呼称、また、クビライを指して「胡主」・「胡元」といった遊牧勢力に対する貶称(へんしょう)も用いられるようになる。「寇」
「寇」とは、「外敵」という意味で、「寇(あだ)す」つまり「侵略する」を名詞に表した文字である。歴史学者の川添昭二は、この表現が江戸後期に出現した背景としては、アヘン戦争で清がイギリス帝国に敗れたことや日本近海に西洋列強の船舶の来航が頻発したため、当時の日本の知識人の間で、「外夷」に対する「対外意識」高揚があり、過去の蒙古襲来についてもその文脈で見るようになったと指摘している。
幕末に流行した頼山陽の『日本外史』では、弘安の役について「元主(クビライ)、我が再び使者を誅するを聞き、則ち憤恚して、大に舟師を発し、漢・胡・韓の兵凡そ十余万人を合して、范文虎を以てこれに将とし、入寇せしむ」と表現している。
元と呼んでいるモンゴル軍が攻めてきた!って意味ぐらいってことでしょうか。
▲松原の中を走ります。
生の松原(いきのまつばら)
福岡県福岡市西区にある地名。一丁目から四丁目までが設置されている。面積は約1,188ヘクタール。2022年10月末現在の人口は4,506人。郵便番号は819-0055。
▲松原海岸の砂浜を走ってみた、のですが、走りにくい・・・。足は埋まるし、靴には砂が入り込むし・・・。
▲こんな景色のいいところまで、私の部屋から走ってこられるって凄いと思う。
▲壱岐神社の海岸鳥居
▼鳥居の反対側から見た景色
▲とても画になります。綺麗です。
壱岐神社の海岸鳥居のところまで舗道が整備されていたのですが、ここからは車道に移って走ります。
▲ここはハワイですか?グアムですか?って感じの風景。
▲今宿姪浜線乗合バス「大谷停」
見慣れないバス停。これ、福岡市が運営しているバスのようです。
▲海のすぐ横を道が通っています。あ、見えてきました。
▲かえるのおおいわ
Googleマップにもその名前が載っている謎の物体。何故謎なのかというと、説明が見当たらないのです。カエルの大岩が検索してもあまりヒットしないのです。にも関わらず、西日本新聞に掲載されているのです↓
謎・・・だ・・・。
それでもいくつかの文章は見つけました↓
福岡市で初めて国の天然記念物に指定された「長垂の含紅雲母ペグマタイト岩脈」の一帯に突如現れた大岩。よく見ると、博多湾を背に座っているカエルに見えると言われ、カエルの大岩と言われるようになっています。なぎさ号バス停「大谷」~「長垂海浜公園前」区間の海岸沿いに見えますので、ご乗車の際にご覧になられてはいかがでしょうか。
え???天然記念物になるほどのものなの???
ペグマタイトは、主として石英・長石、雲母からなる火成岩で、巨晶花崗岩または鬼みかげともいいます。当ペグマタイト岩脈は、珍しい紅雲母を含んでいますが、旧陸軍の採掘により、現在は美しい紫紅色を見ることは難しいです。(能古博物館に展示されています)
さらに「ペグラマイト岩脈」を調べていくと、
長垂の含紅雲母ペグマタイト岩脈(ながたれのがんこううんもペグマタイトがんみゃく)
福岡県福岡市西区今宿青木にある、国の天然記念物に指定された紅雲母(リチア雲母)を含んだペグマタイトの岩脈である。
博多湾に面して海に突き出した岬にあり、博多から海沿いに西へ向かう交通の要所として古来より人の往来が盛んな場所であったことから、この岬の一帯に露出する岩石や鉱物は古くから知られ、中でも美しい淡紫紅色をした雲母で出来た巨大な結晶は「キララ」という呼称で江戸時代中頃にはすでに知られており[3]、明治期から昭和初期の日本の鉱物学黎明期に多くの学者が長垂を訪れて鉱物採集を行い、その分析や生成過程の調査が行われるなど、日本国内の鉱物学者や地質学者の間では著名なポイントであり、学術的な価値が高いことから、1934年(昭和9年)1月22日に国の天然記念物に指定された。
紅雲母(リチア雲母)に含まれるリチウムは日本国内では希少な元素であるため、紅雲母を含む長垂の鉱石類は太平洋戦争戦時下の軍事利用を目的に大量に採掘された経緯があり、今日では地表面での紅雲母(リチア雲母)を現地で確認することは難しくなっているが、石英や長石などの鱗片状の結晶の集合体は観察することが可能である。
↑Wikipediaを見ると、ちゃんとカエルの大岩も含まれているのです↓
しかも!よくわからないし、鉱物に興味もないし、特に長い名前の岩脈と思っていましたが、なんとこれ、リチウムなんですか!!!リチウム電池のあのリチウムなんですか!お世話になりっぱなしのリチウムなんですか!びっくりです!
▲カエルの大岩
こんな感じ???でカエル???(実際に岩に落書きをしたわけではありません)
▲なるほど、納得。きっと、この人たちはリチウムだって知っている人たちです。
▲カエルの大岩の前あたりを列になって走る自転車たち。糸島方面からやってきたようです。
▲日本では稀少な鉱石、レアアース?成分を多分含んでいるカエルの大岩。
▲こうしてみると突然!ですよね。転がってきたのかな?
▲そしてこの辺りは姪浜から唐津までを結ぶJR筑肥線が海の傍を走っています。福岡市営地下鉄の車輌も走っています。
唐津くんちに行く時に乗りました↓
▲姪浜方面に向かって。
▲あっというまにこの景色。いかに近いか。
▲無事にかめさんこうえんに戻ってくることができました。
★ぴょん!ポイント★
初めて西方面に走ってみました。道に迷うことはなかったのですが、クルマ中心の生活圏なので、PayPayドーム方面に比べて走りにくさは感じました。というより、クルマの量が多くて、やっぱり怖いです。それと、人がほとんどいません。
とは言え、春が近づいていることを実感できるような海。青い空。景色は抜群でした。そしてカエルの大岩。たまたまGoogleマップで見つけたのですが、まさか稀少な鉱石だとは思いませんでした。身近にあっても気づかないことってたくさんあるなーと思いました。
撮影してたので思いの外時間がかかってしまいました。PayPayドームコースと比べたら楽でした。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。