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適材適食 -てきざいてきしょく-

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2003食目「福岡市民の食生活その1【食育】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ

今週のお題「盛り」

「福岡市民の食生活その1【食育】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ

先日「プラスワンベジタブル」という福岡市の取り組みを紹介しました↓

その中で福岡市が市民に向けて行った食に関するアンケート調査の結果を見つけました。その内容が大変興味深かったので、今回からシリーズで紹介しようと思っています。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

↑こちらのアンケート結果を元に

  1. 食育 ←今ココ
  2. 朝食
  3. 食べ方
  4. 食生活
  5. 郷土料理
  6. 食品ロス
  7. 食の安全性
  8. 食品の入手
  9. 食関連

の9つのシリーズでお話していきたいと思います。

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1【食育】

「福岡市民の食生活その1【食育】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

(1)食育という言葉や意味の認知度
問1 あなたは、「食育」という言葉やその意味を知っていますか。

食育について、「言葉も意味も知っている」の割合は57.1%、「言葉は知っているが、意味は知らない」は32.7%、「言葉も意味も知らなかった」は8.4%となっている。『言葉を知っている』(「言葉も意味も知っている」+「言葉は知っているが、意味は知らない」)は89.8%で、言葉は約9割、意味は約6割の認知度となっている。

【性別】性別にみると、女性の方が食育の認知度は高く、『言葉を知っている』は94.3%(男性84.0%)、『意味を知っている』(「言葉も意味も知っている」)は63.3%(男性47.6%)となっている。

【年齢別】年齢別にみると、言葉の認知度は最も低い70代以上でも80.0%で、すべての年代で8割を超えている。意味の認知度は、30代~50代で6割を超えている。

【性・年齢別】性・年齢別にみると、『言葉を知っている』の割合は、いずれの年代も高くなっているものの、男性の60代・70代以上は7割台、女性も70代以上は8割台(85.5%)と、他の年代よりもやや低い。サンプル数の少ない10代を除き、『意味を知っている』は男女とも20代の割合が低くなっている。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

実に60%近くの人が「食育」という言葉を知っているという結果です。特に女性の方が知っているという結果でした。

「福岡市民の食生活その1【食育】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

(2)食育への関心度
問1-2 《問1で「1」「2」と回答した方におたずねします。》 あなたは、食育について関心がありますか。

食育への関心度について、「どちらかといえば関心がある」の割合が52.6%で約半数を占め、「関心がある」(27.8%)を含めた『関心がある』は80.4%となっている。

【性別】性別にみると、女性の方が関心度は高く、『関心がある』は84.8%で、男性(72.6%)よりも12.2pt高くなっている。

【年齢別】年齢別にみると、『関心がある』は全年代で7割を超えている。

【性・年齢別】性・年齢別にみると、『関心がある』は、女性は30代以上のすべての年代が8割台で高い割合となっている。一方、男性は30代(80.7%)が最も高く、次いで40代(76.8%)、60代(72.7%)の順となっている。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

食育という言葉は知っていて尚且つ食育に関心・興味があるという人も80%と、多くの人が食育に興味があることが判りました。

私が想像している以上に食への関心が高く感じました。ただ食と一言で言っても、学術的なものからおやつまで、食べるもの・飲むもの、すなわち口に入れるもの全てを表す言葉ではあるので、判断が難しいなとは思っています。ただそれであっても、やはり食は決して無視することのできないものなのだとも思いました。

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★ぴょん!ポイント★

せっかくなので最後は福岡の食を紹介していこうと思います。第1回目は看板画像にもなっているこちら↓

福岡・博多の食の名物1

「福岡市民の食生活その1【食育】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

博多ラーメン(はかたラーメン)

福岡県福岡市を中心に提供されている豚骨ラーメン。主に福岡地方のラーメン専門店、中華料理店、屋台で提供される。
名称については元来、「ラーメン」と呼ばれていたが、福岡市早良区西新の「博多ラーメンしばらく」の現在2代目女将である外村留美が1977年(昭和52年)に「博多ラーメン」という名称を考案した[1][信頼性要検証]。その後、福岡県福岡市の豚骨ラーメン店は「博多ラーメン」と名乗るラーメン店が徐々に増え、現在の呼び方に変わっていき日本全国に広がった。

博多ラーメン - Wikipedia

博多ラーメンと私。

ラーメン自体それほど食べる機会がありません。どちらかというと、うどんの方が多いですし、好きです。特にとんこつ系はあまり得意ではないので、とんこつならコッテリよりもあっさりしたのを頂いています。

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ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

*1 

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。