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適材適食 -てきざいてきしょく-

あなたに合った食べものを、あなたに合った食べ方で。

2025食目「福岡市民の食生活その8【食品の入手】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ

今週のお題「おとなになったら」

「福岡市民の食生活その8【食品の入手】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

*少し間が空いてしまいましたが、続きです。

先日「プラスワンベジタブル」という福岡市の取り組みを紹介しました↓

その中で福岡市が市民に向けて行った食に関するアンケート調査の結果を見つけました。その内容が大変興味深かったので、今回からシリーズで紹介しようと思っています。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

↑こちらのアンケート結果を元に

  1. 食育
  2. 朝食
  3. 食べ方
  4. 食生活
  5. 郷土料理
  6. 食品ロス
  7. 食の安全性
  8. 食品の入手 ←今ココ
  9. 食関連

の9つのシリーズでお話していきたいと思います。

↑前回までは項目をクリックすると表示されます。

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9【地産地消について】

「福岡市民の食生活その8【食品の入手】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

(1)農水産物の入手経路
問16 あなたはふだん野菜や魚などの農水産物をどこで入手しますか。

農水産物の入手経路について、「食品中心のスーパー」の割合(80.9%)が最も高く、次いで「大型スーパーマーケット」(57.1%)、「一般の小売店」(27.8%)、「農協や漁協の直売所」(18.4%)、「通信販売や宅配」(12.7%)などの順となっている。前回の調査結果と比較すると、「食品中心のスーパー」(前回75.9%、+5.0pt)が最も高く、次いで「大型スーパーマーケット」(前回53.3%、+3.8pt)の順となっている傾向は変わらないものの、割合は前回に比べてやや上昇している。
今回からの新規項目である「コンビニエンスストア」は12.0%となっている。

【性別】性別にみると、「大型スーパーマーケット」と「コンビニエンスストア」は、男性の方が女性よりも高い割合となっている。

【年齢別】年齢別にみると、すべての年代で「食品中心のスーパー」の割合が最も高いが、70代(73.4%)では他の年代よりもやや低い。また、60代は「一般の小売店」(32.2%)や「農協や漁協の直売所」(23.0%)で他の年代よりも高い割合となっている。

【居住区別】居住区別にみると、早良区と西区では、「農協や漁協の直売所」の割合が他区と比べて高くなっている。「通信販売や宅配」は中央区(22.2%)のみ2割を超えている。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

食材を買いに行く時、確かに第一選択は「近所のスーパー」なことは多いです。特に平日の仕事の帰りに立ち寄ることも多いので自然と「帰り道にあるスーパーを利用する」ことが多くなります。

休日になると遠くまで出かけることも増えます。私の場合、じょうもんさんや伊都菜彩などの地元で生産した食材が置いてあるところに定期的に行っています。あと、姪浜漁港の朝市とか。

「福岡市民の食生活その8【食品の入手】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

(2)農水産物は市内産や県内産を買うようにしているか
問17 あなたはふだん野菜や魚などの農水産物について、なるべく福岡市内産や福岡県内産のものを買うようにしていますか。

農水産物は市内産や県内産を買うようにしているかについて、「できるだけ買うようにしている」の割合(64.7%)が最も高く、次いで「あまり買わない」(21.3%)、「いつも買っている」(9.0%)、「買わない」(3.6%)の順となっており、『買っている』(「いつも買っている」+「できるだけ買うようにしている」)は7割(73.7%)を占めている。前回の調査結果と比較すると、『買っている』の割合は前回(70.2%)よりも3.5pt高くなっている。

【性別】性別にみると、『買っている』の割合は男性67.8%、女性77.7%と、女性の方が上回っている。

【年齢別】年齢別にみると、『買っている』の割合は、20代(47.4%)を除くすべての年代で5割を超えており、年齢が高いほどその割合も高くなる傾向にある。

【食育への関心度別】食育への関心度別にみると、『買っている』の割合は、関心がある人は78.7%で、関心がない人の57.6%よりも20pt以上高い。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

私は「福岡県産」を特に選んでいるわけではないかも知れません。が、新鮮なものや季節のもの、旬のものを選ぶ時に福岡を始め九州のものを手に取ることは多いです。逆に言えば、どこかの土地に行った時はその場所のものを味わったり、手に入れたりしています。たとえば京都に行った時は京野菜を買ってきたりしています。

「福岡市民の食生活その8【食品の入手】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

(3)市内産や県内産のものを買わない理由
問17-2 《問17で「3」「4」と回答した方におたずねします。》 福岡市内産や福岡県内産のものを買わない理由は何ですか。

市内産や県内産のものを買わない理由について、「その他」(28.2%)を除き、「市内産、県内産かどうかわからない」の割合(31.9%)が最も高く、次いで「欲しいときに市内産、県内産のものがない」(27.2%)、「よく利用する店で売っていない」(23.9%)、「価格が高い」、「どこで入手できるのかわからない」(ともに15.2%)などの順となっている。前回の調査結果と比較すると、各項目で概ね割合は低下しており、特に「どこで入手できるのかわからない」は前回(23.1%)よりも7.9pt低く、最も大きな低下となっている。

【性別】性別にみると、「価格が高い」と「安全性が担保されているかわからない」で、女性の方が男性よりも高い割合となっている。

【性・年齢別】性・年齢別にみると、男性の60代と70代以上で「市内産、県内産かどうかわからない」や「どこで入手できるのかわからない」の割合が高い。また、女性の20代~50代では、「欲しいときに市内産、県内産のものがない」の割合が比較的高くなっている。

市民の食育に関するアンケート(PDFファイル)

私の場合、特にありません。採れたて!新鮮!なものは、やはり産地直送になるので、自然と市内産や県内産のものを買うことになります。よいものを選んだ結果、市内産・県内産を選んでいるということは多々あります。同様によいものであれば県外産でも手にします。

ただ、地産地消のお店=じょうもんさんや伊都菜彩などのお店は大好きです。

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★ぴょん!ポイント★

福岡・博多の食の名物8

「福岡市民の食生活その8【食品の入手】」市民の食育に関するアンケート報告書(令和3年2021年5月)福岡市発表をよく見てみるシリーズ【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

あまおう

イチゴの登録商標名。品種名は「福岡S6号」である。福岡県で開発された。2021年に種苗法(2020年改正)による「海外持ち出し制限」品種に指定されている。

命名
2002年の初出荷を前に販売用の名称を募集したところ福岡県民から1913件の応募があり、その中からあまおうが選ばれた。採用されたあまおう以外には「つやまる」などがあった。JA全農の担当者らを加えて協議し、5つの候補に絞って、当時の福岡県知事麻生渡が選択した。
「あまおう」は新品種の特長を表す4つの言葉、「あ・赤い」、「ま・丸い」、「お・大きい」、「う・美味い」の頭文字と「甘いイチゴの王様になるように」という願いから名づけられている。応募者は福岡市の会社員、三吉誠である。
麻生は、「ひらがなの方が子供になじむ」ことと「名前の一文字一文字に込めた意味も宣伝すれば、特長が分かりやすい」ことを理由に挙げている。

特徴
とよのかと比べた場合に、果実の着色が良く、厳寒期で赤く色づく。果皮の張りが良く、光沢に優れる。また、とよのかでは着色促進のため「葉よけ」や「玉出し」といった栽培時に必須だった作業工程が軽減できる。果実の形状は、とよのかと比べて丸く、表面の溝が少ない。果実の大きさは、平均してとよのかの1.2倍程度大きい。また、収穫される果実の中で重さ20グラム以上の果実の割合がとよのかが19パーセントであるのに対し、35パーセントと大玉となる比率も高い。これは手作業で行う収穫やパック詰め作業の負荷軽減につながる。果汁の糖度はとよのかと同程度かやや高いくらいだが、酸味が高い。

あまおう - Wikipedia

あまおうと私。

私はイチゴが大好きです。あまおうも大好きです。

最近では地元佐賀の期待の星「いちごさん」がお気に入りです!

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。