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ごはんを食べようと思った時。冷え切ってしまったものを数分、数十秒であっというまに出来たてほかほかにしてくれる電子レンジ。
電子レンジ(でんしレンジ、英: microwave oven〈マイクロウェーブ オーブン〉)
電磁波(電波)により、水分を含んだ食品などを発熱させる調理機器である。
日本における「電子レンジ」という名称は、1961年(昭和36年)12月、急行電車のビュフェ(サハシ153形)で東芝の製品をテスト運用した際に、国鉄の担当者が料理用のかまど(レンジ=range)からネーミングしたのが最初とされる。その後市販品にも使われ、一般的な名称となっていった。英語では microwave oven(マイクロウェーブ・オーブン、直訳すると「マイクロ波オーブン」)で、しばしば microwave と略される。electronic ovenとも呼ばれる。
本当に便利ですよねー。魔法の箱です!
そして電子レンジを使う時に忘れてはいけないのがラップですね。
サランラップ (Saran Wrap)
食品用ラップフィルムの商品名。 サランとサランラップは多くの国ではダウ・ケミカル(アメリカ合衆国)の登録商標で、日本では同社と旭化成が共有する登録商標(第706999号ほか全5件)となっている。 日本では旭化成が製造し、旭化成ホームプロダクツが販売している。
さて、ここで問題です。
ーーーあなたはサランラップをどんな風に使っていますか?
「とにかく電子レンジを使う時は全部ラップする」
「ラップするものとしないもののマイルールがある」
「ラップしない」
などなど、色々な人がいるかと思います。いい記事を見つけたので紹介します↓
電子レンジでラップをかける?かけない?
使い分けの判断基準に「知らなかった」の声
電子レンジで食品を温めるとき、すべての食品にラップをかけていませんか?SNSでは、電子レンジでラップを使うかどうかの判断基準が紹介され、「知らなかった!」「かけておけばいいと思ってた」と注目の声が。この記事ではどんな料理でラップを使うべきか、くわしくご紹介します♪
ラップをかけたほうがいい食品
水分を保ってしっとりさせたいもの
ラップには、主に食品の水分を保つ、熱を逃さず短時間で温める、食品の飛び散りや臭い移りを防ぐという役割があります。たとえば、冷凍ごはん、冷凍した食材、蒸し物などは、水分を保ちながらしっとり仕上げたい食品。これらを温めるときは、ラップをふんわりかけましょう。ラップの主な役割
- 食品の水分を保つ
- 熱を逃さず短時間で温める
- 食品の飛び散りや臭い移りを防ぐ
飛び散りやすい・香りが強いもの
カレーやシチュー、炒め物や煮物などは、ラップをしないと汁や油が飛び散り、電子レンジが汚れる場合があります。また、にんにくをたっぷり使った料理など香りが強い食品も、電子レンジに臭いを移さないためにラップをしたほうがいいでしょう。ラップをかけたほうがいい食品
- 冷凍ごはんや冷凍した食材
- しゅうまいなどの蒸し物
- カレー、シチュー
- 煮物などタレがかかった食品
- 炒め物
- 香りが強い料理
ラップをかけなくていい食品
揚げ物・焼き物などカラッと仕上げたいもの
逆にラップをしないことが推奨されるのは、水分を飛ばしてカラッと仕上げたい場合です。たとえば揚げ物や焼き物は、余計な水分を飛ばさないとベチャッとした食感になってしまうので、ラップをせずに温めてもOK。ただし、タレがかかっているものは飛び散るため、ラップをしたほうがいいでしょう。水分が十分にあるスープ類
また、みそ汁やスープなど、十分に水分がある食品もラップをかけずに加熱が可能。ただし、コーンやあさりが入っているものははじけやすいため、ラップをかけてくださいね。ラップをかけなくていよい食品
- 揚げ物(イカやエビは破裂の可能性があるためラップをする)
- 焼き魚、焼き鳥などの焼き物
- 冷凍していないごはん
- みそ汁などのスープ類(コーンの粒やあさりははじけやすいためラップをする)
*さらに詳しい記事はこちら↓
電子レンジは「水分」がポイント。水分を「どうしたいのか」で判断するのがよいようです。
ラップ
という感じで、本当に手軽で便利なサランラップですが、どうしてサランラップという名前になったのでしょうか。
ある日、フィルム製造メーカーの職長を務めていたラドウィック、アイアンズの二人は、妻を伴って近所の人々とピクニックに出かけました。ラドウィックの奥さんは、たまたま夫が会社で作っていたフィルムにレタスを包んで持っていきました。
すると「このラップとてもきれい。どこで手に入れたの?」
「私も欲しい。どこで売っているの?」と大変な評判になってしまいました。
そこでラドウィック、アイアンズの二人は驚き、早速翌日上司に報告し、クリング・ラップ・カンパニーを設立して開発に着手し、ダウケミカル社から取り寄せた樹脂のロールを紙管に巻き付けて箱詰めし、サランラップ第1号が完成したという訳です。完成すると近郊の都市でも試験的に販売され、結果は上々でした。名前もラドウィック、アイアンズの二人の妻サラ(Sarah)とアン(Ann)にちなんで「サランラップ®」と決定されました。
なんと開発のきっかけは「ピクニック」。そしてサランラップの名前の由来は開発した二人の男の妻たちにちなんだ、ということのようです。ロマンチックですねー。
サランラップの英語表記は 「Saran Wrap」。Saranはサラとアンということでしたが、Wrapという単語には
wrap
〔~を〕包む
〔~を〕巻き付ける
〔真の意味を〕包み隠す
というようにまさにサランラップの用途そのものの意味を表す言葉なんだそうです。
日本語で「ラップ」と言えば、最近では
ラップ(rap)
1970年代半ばに,ニューヨークのアフリカ系住民のなかから生まれた音楽ジャンル。リズムに乗って行う独特の語りと,ディスコ系のビートやファンク・ミュージックが結びついて発展。2台のターンテーブルを用いた〈スクラッチ〉(レコード盤を前後に動かしてノイズを作ること)や,多彩な音源を編集するスタイルが定着し,1980年代にはランDMCなどが活躍して大衆音楽の一ジャンルとして定着した。パブリック・エナミーなど過激な政治的メッセージを歌うグループも登場し,米国アフリカ系住民の大きな表現手段となる一方で,一般化と風俗化も進み,日本をはじめ世界中の大衆音楽で各国語による同種の音楽が試みられている。
ラッパーを思い浮かべてしまいますね。でもそもそもラッパって、
ラッパ(喇叭)
円錐形金管楽器の呼称である。先の広がった金属製の管の反対側の端に唇を当てて息を吹き込み、唇の振動する音を金属管で増幅して吹鳴する楽器の総称である。俗にトランペットなども含むが、特にビューグルなどバルブのない単純な構造のものをいう。
名前の由来
「ラッパ」の語源は未詳である。オランダ語のroeper、サンスクリットで「叫ぶ」の意のrava、ravaに由来する中国語の「喇叭 (la ba)」や蒙古名rapalなど諸説ある。
楽器を指す言葉でもあったりしますが。またrapではなくlapだと、
lap
↑膝
↑座っているとき腿を覆う部分
管理や責任の範囲
オーバーラップ
2024食目「私のペースで楽しくランラン♪ランニング78本目」大濠公園を一周して戻ってくるコース - 適材適食 -てきざいてきしょく-
↑1周(ラップタイムって言いますよね!そう言えば)
舌で触ること
なんて意味になるそうです。
サランラップのラップは「wrap」です。
★ぴょん!ポイント★
これから雨の多い梅雨の季節を迎えます。湿度が高く気温も高いじめじめとした季節には特に食中毒に注意が必要です。
サラとアンに感謝をしながら、ラップを上手に使って安心で美味しい食事をお楽しみください。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。