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適材適食 -てきざいてきしょく-

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2605食目「1日に約250gの野菜しか食べていないという事実」厚生労働省『健康日本21(第3次)』の内容より

今週のお題「今年の目標どうだった?」

今週のお題「生活の知恵」

「1日に約250gの野菜しか食べていないという事実」厚生労働省『健康日本21(第3次)』の内容より【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

先日、厚生労働省から『健康日本21(第3次)』が発表されました。

その内容が衝撃的だったので、まずは記事を転載します↓

野菜摂取量、01年以降最少 目標値「350グラム」に遠く―厚労省

2023年の成人の野菜摂取量が、比較可能な01年以降で最少となる1日当たり256グラムだったことが、厚生労働省が25日に公表した国民健康・栄養調査で分かった。
政府の健康づくり計画「健康日本21(第3次)」が定める目標値は350グラムだが、摂取量は男女とも減少傾向にある。厚労省の担当者は「目標値に達するよう支援を強化していきたい」としている。

調査は毎年行っており、23年は11月に実施。無作為抽出した6014世帯のうち、2921世帯から回答を得た。20、21年はコロナ禍で実施されなかった。

その結果、20歳以上の野菜摂取量は1日256グラムで、「野菜」に分類される食品が現在と同じになった01年以降の調査で最少だった。年代別では20代が最も少なく、年代が上がるほど多くなった。350グラム以上摂取したのはどの年代でも3割に満たなかった。

このほか、喫煙率は15.7%で、過去最低だった22年の14.8%から上昇した。肥満度を示す体格指数(BMI)が25以上の肥満者は男性が31.5%、女性が21.1%で、いずれも22年とほぼ同じだった。

野菜摂取量、01年以降最少 目標値「350グラム」に遠く―厚労省:時事ドットコム

ひとつのイメージとして野菜250gというのは、

「1日に約250gの野菜しか食べていないという事実」厚生労働省『健康日本21(第3次)』の内容より【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

平均的なキャベツの1/4個程度です。それが1日の野菜の摂取量ということになります。

 

★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★

「1日に約250gの野菜しか食べていないという事実」厚生労働省『健康日本21(第3次)』の内容より【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

野菜は身体の調子を整えるビタミンやミネラル、食物繊維などが多く含まれています。だから野菜を食べるのは身体にとってよいこと、という事は多くの人が既に知っているはずです。
しかし、今回厚生労働省が掲げている1日の野菜の摂取量「350g」に対して100gも少ない「250g程度」だったという結果。そしてそれが「若い人が特に野菜の摂取量が少ない」という事実は衝撃的でした。

https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/attach/pdf/index-42.pdf

これには、昨今の異常気象や物価が上がり続けていることが関係しているのかも知れません。とても悩ましい問題です。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。