今週のお題「これに影響を受けました!」

あなたは「ChatGPT」を使ってますか?
ChatGPT(チャットジーピーティー)
OpenAIが2022年11月に公開した人工知能であり、生成AIの一種である。「GPT」は「Generative Pre-trained Transformer」(生成的事前学習Transformerアーキテクチャー)の略。
ーーーChatGPTってAIなんでしょ?何ができるの?
そんな感じの人もまだまだ多いのではないでしょうか。
ChatGPTでできること
- 文章作成 ブログ記事、レポート、企画書、メール、小説、詩など、様々な形式の文章を生成できます。文章の構成案を考えたり、アイデア出しのサポートをしたりすることも可能です。
- 翻訳 様々な言語間の翻訳を、自然な表現で行うことができます。
- 要約 長い文章を短くまとめたり、要点を抽出したりすることができます。
- 情報検索 質問に答える形で、インターネット上の情報を検索し、まとめて提示することができます。
- プログラミング プログラミングコードの生成や、既存のコードの添削、バグの発見などができます。
- 校正・校閲 文章の誤字脱字、文法ミス、表現の誤りを指摘し、修正を提案できます。
- アイデア出し ビジネスアイデアや企画の壁打ち相手になったり、新しい発想を提案したりできます。
- 相談相手 悩み事や相談事を話すことで、客観的な意見やアドバイスを得ることができます。
- データ分析 簡単なデータ分析や、データから得られる情報を整理することができます。
- リストや表の作成 項目を指定することで、比較表や候補リストなどを簡単に作成できます。
- ビジネス 顧客対応、マーケティング、営業資料作成、社内ドキュメント作成、業務効率化など。
- 教育 学習教材の作成、課題の添削、個別指導、学習サポートなど。
エンターテイメント ストーリー作成、ゲームのシナリオ作成、翻訳、チャットボットなど。
と、様々なことができます。もちろん
「ニンジンとタマネギと豚肉で今晩のおかずのレシピを考えて」
と言えば答えてくれたりもします。スゴいですね。
そんな便利で賢いChatGPTを使って「ある事」にチャレンジした、という記事を見つけましたので紹介します↓

【AIだけで11kg減量】56歳男性がChatGPTに全てを任せた46日間の衝撃ビフォーアフター
生成型AIの「ChatGPT」が作成したパーソナライズ化した運動・食事プランにより、アメリカの50代男性が11kgの減量に成功した事例が話題になっている。
アメリカの健康雑誌である「メンズ・フィットネス」によると、コディ・クロンさん(56)が46日間で約11kgの減量を達成した過程をYouTubeで公開し、注目を集めた。この動画は約20万回の再生回数を記録している。
クロンさんはバイク事故で怪我を負った後、うつ病に陥り体重が大幅に増加した。その後、体調不良で好きな活動ができなくなり、さらに無気力に陥った。彼は「4月1日に56歳の誕生日を迎え、シャワーの後に鏡に映る自分の姿を見て、情けなくなった」と語った。
クロンさんはジムやパーソナルトレーナーに頼らず、ChatGPTに自身の状況と制約を説明し、カスタマイズされた減量に向けた運動と食事プランを求めた。彼は46日間、AIが立てたトレーニングプログラムを一切妥協せずに実践し続けた。ケトルベル、縄跳び、鉄棒、ディップスステーション、抵抗バンドなど、基本的なホームトレーニング器具のみを使用した。
AIが作成したプログラムには、1日2食のナチュラルフード、十分な睡眠や日光浴、サプリメントの摂取などが含まれる厳格な日課が組まれていた。クロンさんの1日は毎朝4時30分に始まり、水とブラックコーヒーを飲んだ後、すぐに運動を開始した。
1日の1回目の食事は牛肉、卵、オートミール、野菜で構成。2回目の食事は脂肪の少ないステーキ、米、脂肪を含む食品だった。毎日長時間の断食も継続した。1日に4リットル以上の水を飲み、十分な日光を浴び、就寝前には電子機器の使用を控えた。
46日後、クロンさんは209ポンド(約94.8kg)から183.8ポンド(約83.4kg)へと体重を11.4kg減らすことに成功し、筋力と体力も大幅に向上した。
クロンさんは「46日間、トレーニングから食事、回復管理までAIに完全に依存したが、その変化は衝撃的だった。プロのトレーナーなしで、AIだけで太った体から引き締まった体に変身できた」と語った。

というお話なのですが、数日経って再度このニュースを検索したら「削除されました」「見当たりません」のオンパレード。色々なニュースサイトに掲載されていたのは確認していたんですけど。なんででしょう。

★にょろにょろポイント★
最近、ChatGPT関連でこのような記事を紹介しました↓

まるで万能のように思えるChatGPTをはじめとしたAI。でも、上記で紹介した記事に書かれているのは「体重の変化」だけで、精密な検査結果はありません。つまり身体の中身については何も説明がない、と言えます。ただ「重さの変化」だけです。体重が1ヶ月半で劇的に減ったのですが、身体のどの部分が減ったのでしょう。必要のない脂肪だけでしょうか。
体重を増やすのは簡単。あなたも経験があるのではないでしょうか。でも逆に体重を減らすことはとても大変です。何故なら単に数字を小さく下げていけばいいわけではないからです。健康に十分な配慮が必要だからです。色々な検査をしながら、常に専門家の監修のもとであれば、まだ安心。目標体重を達成したとしてもそれが医療従事者が提供するのは目的を持った食事「療法」であって治療の一環。自己流やChatGPTなどを使った原料は美容ダイエットとなります。結果は同じでも全く異質なものだと伝わったでしょうか。
ちなみにAIに「ChatGPTを使用する上での注意点」を尋ねてみると、
注意点:
ChatGPT は学習データに基づいて回答するため、誤った情報や偏った情報を提供する可能性があります。必ず人の手で内容を検証し、修正することが重要です。
著作権に配慮し、生成されたコンテンツをそのまま使用するのではなく、適切に編集・改変して利用する必要があります。
個人情報や機密情報を入力する際は、セキュリティに十分注意する必要があります。
ChatGPT は、様々な分野で活用できる強力なツールですが、その限界を理解し、適切に利用することが重要です。
と返ってきました。AIはAI自身の危険性を十分理解しているようです。
AIのアドバイス「だけ」で減量することには注意してください。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。

