
2026年2月19日水曜日夜。Webセミナーで講演させて頂きました。

Diabetes Renaissance Web Seminar
総合座長
眞境名 豊文 先生(友愛医療センター 糖尿病・代謝内科 部長)


一般講演
適材適食 〜いま食事カウンセリングを妨げているもの〜
小園亜由美










特別講演
ダイアベティスケアの実践 〜SGLT2阻害薬を活用する〜
下野 大(二田哲博クリニック[ 福岡姪浜 ] 院長)

質疑応答
問)スティグマを感じるエピソードがあったら教えてほしい
答)患者の中には、ダイアベティス(糖尿病)ということを家族や職場の人に隠して生活している人もいます。食事療法・運動療法のみで治療している人はそれほど大きなトラブルになることはないかもしれませんが、服薬やインスリンなどの注射を使用している人の中には家族にバレたくないからという理由で薬が飲めない/インスリンが打てないという人が一定数います。中には近所だと知り合いに会ってしまうかも知れないから、という理由で遠方から通院している人もいます。
また「糖尿病なのに甘いもの食べて」と言われたり、「糖尿病だから旅行に行けない」と考えていたり、「血圧や脂質が高いのは許せるけど、血糖値が高いのは絶対に嫌」と話される患者さんもいます。
血糖マネジメントをすることは、メタボリックドミノの図からいっても他の疾患予防にもつながるので、もう少し前向きにとらえられる流れができるとよいと思います。
問)栄養指導の中で得た情報を医師とどのように連携していますか
答)当院では診察前に食事カウンセリングをすることが多いので、必要に応じて電子カルテで情報共有することもありますが、当日の処方や診療内容に大きく影響しそうなことは、診察の前までに主治医に直接報告するようにしています。
食事カウンセリング中に注意しているのは、何らかのトラブルで食事内容が変わってしまったり、そもそも生活が大きく変わったりすることも稀ではなく想像以上に多いです。患者の立場から担当医にはどうしても話しにくいことがある、ということも十分理解した上で、食事カウンセリング中に患者から内容を聞き取り、まとめて治療がより良いものにすることもメディカルスタッフの役割ではないかと考え実行しています。

★ユニコーンポイント★
最後になりましたが、
- 眞境名 豊文 先生(友愛医療センター 糖尿病・代謝内科 部長)
そして
本日参加頂いた医療従事者のみなさま、
講演会のスタッフのみなさまに心から深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・糖尿病病態栄養専門管理栄養士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。