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3071食目「太っていないから糖尿病は関係ない?!」やせているのに糖尿病のある40代の女性が少なくない

「太っていないから糖尿病は関係ない?!」やせているのに糖尿病のある40代の女性が少なくない【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

女性は身体的に40代を迎えると大きな変化が起こります。そう「閉経」です。

閉経

閉経とは、卵巣の機能低下により女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少し、月経が永久に止まる状態です。日本人の平均的な閉経年齢は50歳前後(45〜55歳)で、1年間月経がない状態を確認して「閉経」と診断されます。 

閉経の具体的な知識

  • 判断基準 最後に月経が来てから1年間(12か月)経っている場合、1年前を振り返って閉経したとみなします。
  • 平均年齢 日本人女性の平均的な閉経年齢は約50〜50.5歳ですが、個人差が大きく40代前半〜50代後半と幅があります。
  • 前兆と症状 閉経前は月経周期が不規則になり(短くなったり、長くなったり)、月経量も極端に増えたり減ったりします。
  • 更年期との関連 閉経の前後5年間(合計10年間)を「更年期」と呼び、ホルモンバランスの大きな変化により更年期障害(のぼせ、イライラ、不眠など)が現れることがあります。
  • 体の変化 閉経後はエストロゲンの低下により、骨粗鬆症や脂質異常症(コレステロール上昇)のリスクが高まります。 

40歳未満で閉経するケースは「早発卵巣不全」と呼ばれる場合があります。閉経は女性なら誰にでも訪れる自然な体の変化です。

と、いうように女性の心と身体に大きな影響を及ぼします。そして以下のようなことも考慮しなければなりません。

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《女性の糖尿病》年齢を重ねるほど罹患率アップ 閉経が近づくとエストロゲン分泌量が低下し、血糖値が上昇しやすくなる 「目」「腎臓」「神経」への三大合併症の恐ろしさ

 自分は太っていないから糖尿病とは無縁……そう思っている人は多いのではないだろうか。実は日本人は「やせているのに糖尿病」である人が少なくない。また、40代になると女性は糖尿病になるリスクが急増するという事実もある。気づいたら深刻な糖尿病になっていた──そのようなことがないよう、ひっそりと体を蝕む糖尿病について理解し、きちんとした予防をしよう。

 生活習慣病のひとつで、罹患者の増加から「現代の国民病」ともいわれる糖尿病。放置しているとさまざまな合併症を引き起こし、失明や腎不全による人工透析、足の切断など深刻な状況を招く恐ろしい病気だ。

 厚生労働省の「国民健康・栄養調査」(2024年)の推計によると、「糖尿病が強く疑われる者」は約1100万人、「糖尿病の可能性を否定できない者」も約700万人。実に「6人に1人」が患者か“予備群”ということになる。

 都内在住のAさん(51才)が嘆く。

「毎食後、特に昼食の後、仕事に集中できないほどの眠気やだるさに襲われるようになりました。怖くなり病院で採血した結果、血糖値が高めで糖尿病予備群だと判明しました。

 特に太っているわけでも、甘い物をたくさん食べているわけでもないので病名を聞き、驚きましした」

 糖尿病には「男性の病気」のイメージがあるが、実際には女性の糖尿病患者も多い。しかも、女性患者の6割ほどを占めるのは40代以上で、年齢を重ねるほどに女性の糖尿病罹患率はあがっていく。岡本内科クリニック院長で、『女性なら知っておきたい“女性の糖尿病”』の著者である糖尿病専門医の岡本亜紀さんが更年期世代の女性に警鐘を鳴らす。

「女性ホルモンのひとつであるエストロゲンは、血糖値を調整するインスリンの働きをサポートする役割を担っています。月経がある間はしっかり分泌されるため、血糖値があがりにくく、糖尿病リスクは低い。ところが40代以降、閉経が近づくにつれエストロゲンの分泌量の低下に伴い、血糖値があがりやすくなり、閉経後には糖尿病になるリスクがぐっとあがってしまうのです」(岡本さん)

 糖尿病とは、インスリンの働きが低下し、血糖値(血液中のブドウ糖の量)が通常よりも高い状態が続く疾患を指す。

 通常、食事やおやつ、飲み物などから糖分を摂取し、血液中のブドウ糖の量が増えると、すい臓からインスリンが分泌されて、それを細胞に取り込むことで血糖値の上昇を抑えている。

 ところが糖分を摂りすぎるとインスリンの分泌が追いつかなくなって、血糖値が上昇。それを下げるためにすい臓がインスリンの分泌を続けていると、やがて充分に分泌できなくなったり、働きが悪くなったりする。こうして血糖値が高い状態が続いてしまうのが糖尿病だ。

糖尿病の怖さは深刻な合併症
 四谷内科・内視鏡クリニック医師で糖尿病専門医の高木知子さんが言う。

「健康診断の検査では、過去1〜2か月間の血糖の平均値を示すヘモグロビンA1c(HbA1c)と血糖値を確認します。一般的には6.5%以上、空腹時の血糖値が126mg/dL以上が糖尿病の目安とされています。血糖値が高い状態が続くと、血管がもろく、傷つきやすくなり、全身にさまざまな合併症を引き起こします」

 高木さんがこう指摘する通り、糖尿病の恐ろしさは深刻な合併症を招くところにもある。

 eatLIFEクリニック院長で糖尿病専門医の市原由美江さんが続ける。

「高血糖は体の至る所にさまざまなダメージを与えます。“三大合併症”といわれるのが、目、腎臓、神経です。まずは目について、網膜の毛細血管が傷つくことで視力が低下し、最終的には失明に至る『糖尿病網膜症』を引き起こします。血液をろ過する腎臓の糸球体という毛細血管のかたまりが傷ついて腎機能が低下し、腎不全となるのが『糖尿病性腎症』。そして末梢神経がダメージを受け手足にしびれや痛みが生じる『糖尿病性神経障害』です」

 腎症では人工透析が必要な状態になり、神経障害では足が壊疽(えそ)して切断を余儀なくされるケースもある。また、血管に慢性的な炎症を引き起こし、動脈硬化の進行を早め、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高める。

(後編に続く)

※女性セブン2026年3月12日号 

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★ユニコーンポイント★

「太っていないから糖尿病は関係ない?!」やせているのに糖尿病のある40代の女性が少なくない【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

40代・50代は子育てや仕事と忙しい時期。
自身の心と身体にも注目し大切にしましょう。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・糖尿病病態栄養専門管理栄養士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・糖尿病療養指導士)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。