
2025年に福岡で提供されている学校給食が話題になりました。
と今までこの話題を追いかけてきました。動きがありましたので、紹介します↓

福岡市給食で牛乳やめ栄養下回る 市長「和食と合わず」、緑茶出す
福岡市は4月、市立小中学校などの給食で月1回、牛乳の提供をやめ、別の飲料に切り替える取り組みを始めた。15日昼、一部の学校で緑茶が出された。「牛乳は和食と合わない」(高島宗一郎市長)などの意見を踏まえた対応。1食分のカルシウム、カロリーともに市の基準を下回った。
15日の給食では、牛乳の代わりに「小魚アーモンド」を献立に入れた。ただ1食分のカルシウムは211ミリグラム(市の基準は450ミリグラム)。カロリーは基準値より約1割低かった。市の担当者は「一定の期間で十分な栄養量を摂取できるように調整していく」と話した。
市は昨年度から、給食の質の向上を図る「もっとおいしい給食プロジェクト」を実施している。


牛乳の代わりに紙パックに入った緑茶が出たようです。
栄養価についての話があったので、以下に牛乳と緑茶(煎茶)の数値を載せます。

牛乳(ぎゅうにゅう、英: (Cow's) Milk)
ウシ(牛)の乳汁である。栄養価が高く、様々な乳製品の原料や、菓子や料理の材料に利用出来る。乳等省令では種類別「牛乳」を指す。直接飲用する目的で販売する牛の乳をいい、生乳100%、成分無調整で、乳脂肪分3.0%以上、無脂乳固形分8.0%以上のものをいう。 成分無調整とは、生乳を殺菌して牛乳を製造する工程で成分をまったく調整していないことである。使用できる原料は生乳のみで水や他の原料を加えてはならない。
酪農生産物であり、家畜(乳牛)から採取した生乳から牛乳や乳製品となる。乳製品は、加工乳、乳飲料、チーズ、バター、ヨーグルトなど多岐にわたる。加工乳は生乳に脱脂粉乳やバターなどの乳製品を加えたものであり、乳飲料は生乳または乳製品を主原料に乳製品以外の物を加えた物、成分調整牛乳や低脂肪牛乳や無脂肪牛乳は生乳から乳脂肪分を調整した物とされる。
牛乳は白い液体の食品である。水分中に離散している脂肪やカゼイン(タンパク質)の微粒子が光を散乱して白く見えるためでコロイドのチンダル現象という。牛乳を温めると表面に膜が張り、これをラムスデン現象と呼ぶ。
摂取適正年齢について、日本では牛乳を飲用として与える場合は、鉄欠乏性貧血の予防の観点から、1歳を過ぎてからが望ましいとしている。
国連食糧農業機関(FAO)により2001年、6月1日が「世界牛乳の日」と定められた。これを受けて日本では2008年から、6月1日が「牛乳の日」、6月が「牛乳月間」とされている。
普通牛乳(100gあたり)
エネルギー・・・・・・・・・・・・・・・・・61 kcal
水分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87.4 g
たんぱく質・・・・・・・・・・・・・・・・・3.3 g
コレステロール・・・・・・・・・・・・・・・12 mg
脂質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3.8 g
炭水化物・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.8 g
有機酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.2 g
灰分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.7 g
無機質ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・41 mg
カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・150 mg
カルシウム・・・・・・・・・・・・・・・・・110 mg
マグネシウム・・・・・・・・・・・・・・・・10 mg
リン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 mg
亜鉛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.4 mg
銅 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.01 mg
ヨウ素・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 μg
セレン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 μg
モリブデン・・・・・・・・・・・・・・・・・4 μg
レチノール・・・・・・・・・・・・・・・・・38 μg
α−カロテン・・・・・・・・・・・・・・・・・0 μg
β−カロテン・・・・・・・・・・・・・・・・・6 μg
ビタミンD・・・・・・・・・・・・・・・・・0.3 μg
α−トコフェロール・・・・・・・・・・・・・・0.1 mg
ビタミンK・・・・・・・・・・・・・・・・・2 μg
ビタミンB1・・・・・・・・・・・・・・・・・0.04 mg
ビタミンB2・・・・・・・・・・・・・・・・・0.15 mg
ナイアシン・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1 mg
ナイアシン当量・・・・・・・・・・・・・・・0.9 mg
ビタミンB6・・・・・・・・・・・・・・・・・0.03 mg
ビタミンB12・・・・・・・・・・・・・・・・0.3 μg
葉酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 μg
パントテン酸・・・・・・・・・・・・・・・・0.55 mg
ビオチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.8 μg
ビタミンC・・・・・・・・・・・・・・・・・1 mg
食塩相当量・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1 g
緑茶(りょくちゃ、拼音: lǜchá)
チャノキの葉から作った茶のうち、摘み取った茶葉を加熱処理して茶葉中の酵素反応(茶業界では「発酵」と呼ばれる)を妨げたもの、もしくは緑茶を湯を注ぎ、成分を抽出した飲料のこと。
緑茶はうま味の元であるアミノ酸が多いのが特徴で、俗に「味を楽しむお茶」と言われ、紅茶や烏龍茶のような「香りを楽しむ茶」と対比される。
せん茶(100gあたり)
エネルギー・・・・・・・・・・・・・・・・・2 kcal
水分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.8 g
たんぱく質・・・・・・・・・・・・・・・・・24.5 g
脂質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.7 g
食物繊維総量・・・・・・・・・・・・・・・・46.5 g
炭水化物・・・・・・・・・・・・・・・・・・47.7 g
灰分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0 g
ナトリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・3 mg
カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・2200 mg
カルシウム・・・・・・・・・・・・・・・・・450 mg
マグネシウム・・・・・・・・・・・・・・・・200 mg
リン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・290 mg
鉄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20.0 mg
亜鉛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3.2 mg
銅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.3 mg
マンガン・・・・・・・・・・・・・・・・・・55.0 mg
ヨウ素・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 μg
セレン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 μg
クロム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 μg
モリブデン・・・・・・・・・・・・・・・・・1 μg
β−カロテン当量・・・・・・・・・・・・・・・13000 μg
レチノール活性当量・・・・・・・・・・・・・1100 μg
α−トコフェロール・・・・・・・・・・・・・・65.0 mg
β−トコフェロール・・・・・・・・・・・・・・6.2 mg
γ−トコフェロール・・・・・・・・・・・・・・7.5 mg
ビタミンK・・・・・・・・・・・・・・・・・1400 μg
ビタミンB1・・・・・・・・・・・・・・・・・0.36 mg
ビタミンB2・・・・・・・・・・・・・・・・・1.43 mg
ナイアシン・・・・・・・・・・・・・・・・・4.1 mg
ビタミンB6・・・・・・・・・・・・・・・・・0.46 mg
葉酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1300 μg
パントテン酸・・・・・・・・・・・・・・・・3.1 mg
ビオチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・52.0 μg
ビタミンC・・・・・・・・・・・・・・・・・260 mg

★ユニコーンポイント★

確かに飲みものとして牛乳が食事と合わないことはあります。私も学校給食で合わないなーと思ったことはあります。でも、学校給食は学童=子ども達に向けた食事なので、まずは「安全」であること。次に「エネルギー/栄養確保」。そして「美味しさ/楽しさ」という順番で行われ欲しいと思います。だから、牛乳か緑茶か他の飲みものかは私はあまり気になりません。でも、今までそうだったからということではなく、向き合い考えていくことが大切だと思って、これからどうなっていくのか、とても興味を持っています。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・糖尿病病態栄養専門管理栄養士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。


