▼前回
早く目覚めたので朝からお風呂。
そして朝食。
部屋に戻って仕度をします。
今日もまた違った表情です。
お世話になりました。
本当に身も心もリラックスして休むことができました。
ありがとうございました。
ということで、最終日。観光にでかけます。
まずは松島。
国宝 瑞巌寺ずいがんじ
日本三景の一つ、松島にあり、山号を含めた詳名は松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざん ずいがんえんぷくぜんじ)。平安時代の創建で、宗派と寺号は天台宗延福寺、臨済宗建長寺派円福寺、現在の臨済宗妙心寺派瑞巌寺と変遷した。古くは松島寺とも通称された。
江戸時代前期の1689年に俳人松尾芭蕉が参詣したことにちなみ、毎年11月第2日曜日には芭蕉祭が行われる。また、大晦日には火防鎮護祈祷である「火鈴巡行」と一般も撞ける除夜の鐘が有名である。
境内には、「臥龍梅」と呼ばれる紅白二本の梅の木があり、伊達政宗の手植えと伝えられている。また、参道にはシンボルとも言える杉並木があったが、平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災の津波に見舞われ、その後の塩害によって立ち枯れが目立ったことから、約300本が伐採されることになった。
ダルマみくじをひきました。
本堂は国宝指定されていて撮影は禁じられています。
ので、紹介することができません。実際に足を運んでみてください。
出口に大きな鬼瓦と木彫りがありました。
鯉が天に昇る途中で龍へと姿を変える様子を表したものです。
そういえば鯉ってどことなく龍に似ています。
ダルマみくじのダルマさんが並んでいました。
雨のあと、青青とした緑の中の朱がとても鮮やかです。
岩をくり抜き、そこに石像が彫られています。
門をくぐってからずっと立ち並ぶ杉並木が出迎えてくれます。
進んでいくと青青として木木が澄んだ空気で包んでくれて、
その中に点在する石像が心を静めてくれます。
一番奥には美しく、そして威厳を感じられる本堂。
いつのまにか穏やかなキモチの自分に気づきました。
そんな場所でした。
出ると名物笹かまぼこ屋さんがありました。
その目の前に
瑞巌寺五大堂ずいがんじごだいどう
はあります。
五大堂へは透かし橋を渡ります。
別名「縁結び橋」と言われているそうです。
この橋を渡る時、頼りない足元に注意して渡るように、しっかり足元を見て将来を決める橋、なんだそうです。しっかり考えた相手と向こう岸へ渡る、縁結びの橋と言われています。
大丈夫!と判っていてもやっぱり不安です。怖いです。足元ばかりを見ていました。なるほど、言い伝え通りです。しっかり足元を見なくちゃ!ですね。
ここ松島には3つの橋があって、
- 将来を見据える縁結びの「透かし橋」
- 縁を引き寄せる出会いの「福浦橋」
- 悪縁を絶ちきる縁切りの「渡月橋」
があるそうです。
(前略)
すかし橋は江戸時代中頃の記録ですでに見られ早くから透かしの構造であったことが知られる。
五大堂への参詣には身も心も乱れのないように脚下をよく照顧して気を引き締めさせるための配慮と思われる。
これ、なんて言えばいいのでしょう。
欄干?に前掛けがしてあってまるで小さな子どものよう、あかちゃんのようです。
五大堂
五大堂(ごだいどう)は、宮城県宮城郡松島町の景勝地松島にある仏堂。同町にある臨済宗妙心寺派の寺院・瑞巌寺の境外仏堂である。
日本三景の1つである景勝地・松島の景観上重要な建物であり、本州海岸に近い小島に建つ。伝承によれば大同2年(807年)、坂上田村麻呂が奥州遠征の際に、毘沙門堂を建立したのが始まりとされる。その後、円仁(慈覚大師)が延福寺(瑞巌寺の前身)を創建した際に仏堂を建立し、大聖不動明王を中央に東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、北方金剛夜叉明王の五大明王像を安置したことにより、五大堂と呼ばれるようになった。
現在の堂は、慶長9年(1604年)、伊達政宗が瑞巌寺の再興に先立って再建した。東北地方最古の桃山建築と言われており、現在、国の重要文化財に指定されている。
瑞巌寺は拝観料が必要であるが、五大堂は拝観料が無料である。
そしてここ五大堂から眺める松島がこちら↓
松島と言えば俳人 松尾芭蕉。
月日は百代はくたいの過客かかくにして、行きかふ年も又旅人也
訳:月日は永遠の旅人であり、来ては過ぎゆく年もまた旅人のようなものである。
で始まるおくのほそ道で今から300年前に東北への旅に出てここ松島も訪れました。
数々の名句を残した芭蕉。松島では
松嶋や 鶴に身をかれほとゝぎす
訳:ここ松島ではほととぎすはそのままの姿ではつりあわない。鶴の衣をまとって、優雅に見せてくれ。
という句を残していますが、詠み手は芭蕉に同行した弟子の河合曽良かわいそらだと言われています。
芭蕉は松島の美観に感動したあまり
いづれの人か筆をふるひ詞ことばを尽くさむ
訳:私ではない誰かがこの美しさを言葉を尽くしてくれるだろう
として句を詠まなかったんだそうです。
五大堂の前にはお店が建ち並んでいます。
おせんべい、いい薫りがしていました。
次の目的地へ移動しようとタクシーを待っていると、ここにもツバメがいました★
★ぶー!ポイント★
偉大な俳人 松尾芭蕉でさえ、言葉にできない、言葉を失ってしまい、言葉が見つからないほどの美しさ、それが松島。
その美しさは300年前から変わっていません。
そしてこれから先もずっと変わらないで欲しいです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。