私たちのお腹の中には
腸内フローラと呼ばれる腸内細菌が作りだすお花畑が広がっています。
腸内フローラとは
「腸内フローラ」とは私たちの腸の中にすんでいる多種多様な細菌の集合体を表す言葉で、「腸内細菌叢ちょうないさいきんそう」とも言います。
私たちの腸の中には数百~千種類、数百兆個以上の細菌がすんでおり、これらの腸内細菌は特に小腸の終わりから大腸にかけて多くすみ着いています。腸内細菌はそれぞれに小さな集合体をつくってお互いのバランスを取っていると考えられ、それを植物が群れている様子になぞらえて「フローラ(植物相)」と呼んでいます。
腸内フローラには、ビタミン・有機酸の産生や免疫調節などヒトの体に良い影響を及ぼす善玉菌、毒素や腐敗産物を作り出す悪玉菌、まだ生理機能がよく分かっていない菌などがおり、これらの細菌たちは常にせめぎあってバランスを取りながら、また宿主である人間ともお互い影響しあいながら生きています。
ということ。
腸内細菌について詳しくはこちらにまとまっています↓
動画で知りたい人は5分22秒でまとまっているのもあります↓
以前からとても興味があった
「腸内フローラ」についての勉強会に行ってみました。
腸内細菌を整える、と言えば「ヨーグルト」。
ヨーグルトには含まれる菌が違うらしいのです。
4種あって、
らしいのです。
ヨーグルトはそのままが一番たくさん食べられるのですが、
身体にいいのであれば色色な料理に取り入れたいもの。
そこでヨーグルトを使ったレシピを紹介してもらいました。
実際に試食もさせてもらいました。
まずは、
レーズントーストにスライスしたバナナを乗せ
シナモンをかけて、ヨーグルトをのせます。
そ、生クリームの代わりにヨーグルトを使うイメージです。
ヨーグルトポテトサラダ。
マヨネーズの代わりにヨーグルトを使うイメージ。
マンゴーヨーグルトプリンです。
3品ともとても美味しかったです★
今回ヨーグルトのレシピを紹介してもらいましたが、
私も料理をするとき「代替=チェンジ」というイメージを好んで使います。
エネルギーを抑えたい時、エネルギーの高い食材に
食感や味わいの「近い」低エネルギーの食材を「チェンジ」します。
糖質も脂質も同じです。
もちろん全部が成功して美味しいものができるわけではないのですが
そんなイメージでオリジナルレシピを考えます。
今回のヨーグルトでの代替=チェンジは
とても参考になりました。
★わん!ポイント★
お土産にたくさんのヨーグルトを使った製品を頂きました。
目に見えない細菌たち。
でもしっかり私たちのお腹の中にいて、
共に生きています。
でもまだまだまだまだ判らないことばかり。
これからも注目していきたいと考えています。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。