わんちゃんが笑っているように見えますが、
犬は笑うことができないそうです。
笑うことにはものすごくいい効果があることは
前回の日記でご紹介しました。
笑うのは人間だけではないって知ってました?
サルなどの類人猿も笑うそうです。
しかも
手話などを教え込まれたローランドゴリラは
”ケタケタ”
”ホーホー”
などの笑い声まで出すそうです。
チンパンジーなどは
「声を出して笑う」のと
「歯を見えて微笑む」とを
使い分けているそうです!
類人猿と人間は種として近い存在だと知られていますが、
「笑う」というのは、
今から1000万年から1600万年前に生きていた
共通の祖先から受け継いだものだとされています。
そんな前から「笑い」は存在していたのですね。
驚きです。
もっと驚くことがあります!
実は「ラット」も笑うんだそうです!!!
米ワシントン州立大学の心理学者であり心理科学者でもあるヤーク・パンクセップ氏は、ラットをくすぐるとハッピーノイズを出すことを発見した。
2000年に発表された論文によると、科学者がこのげっ歯類をくすぐったところ、遊んでいるときに出すのと同じさえずるような音を出した(この音は人間の可聴域を超えている)。
くすぐられるのが好きで、くすぐる手を追いかけてくるラットもいた。
他にも記事がありました。
笑いが体の健康に役立つことは分かったが、心の健康についてはどうか。大西氏らは、ラットに毎日笑いの刺激を与える「笑うラット」の実験で、継続的な笑いの効果を調べてみた(Neuroscience Letter.(2013); 536:85-89)。「えっ、ラットが笑うの!?」とまずは驚かされるが、実験はこんな風に行われたという。
生まれて間もないラットを母親や兄弟から引き離して1匹だけで飼育すると、ラットはストレスに対して非常に敏感になる。その“孤独ラット”を2つのグループに分け、一方はそのまま飼育し、もう一方には毎日5分間、お腹をこちょこちょする「くすぐり刺激(Tickling)」を2週間与える。
ラットはくすぐられると、ある周波数の鳴き声を発する。これは兄弟たちとじゃれ合って遊んでいるときに発する鳴き声と同じなのだという。つまり、その声は楽しさやうれしさといった“快”の感情を表す「笑い声」であり、それを発するとき、ラットは「笑っている」とみなされる。
2週間後、ラットには気の毒だが、恐怖心を植え付けるための実験を行う。ある音が鳴ると、床に電気が走って「痛い!」と感じるのだ。するとラットは音が鳴っただけで、恐怖を覚え、すくんでしまうようになる。ところが、くすぐり刺激を継続的に与えられたラットは、そうでないラットに比べ、音が鳴っても恐怖ですくむ回数が明らかに少なかったというのだ。
「毎日継続的に笑っていたことで、恐怖の記憶が薄らぎ、ストレス反応が緩和されたと考えられます。私たち人間もこのラットのように、笑いにつながる“快“の感情を日々重ねていくことで、ストレスをうまく乗り切ったり、心の傷を癒やしたりすることができるようになるかもしれない。日ごろからよく笑うことで、そんな効果を期待できるかもしれません」
面白いですね!
想像するだけで「笑って」しまいます★
お笑いの重鎮、ダウンタウンの松本人志氏は
「笑いは0円で作れるもの」
人間に許された唯一の特権は笑うことや。笑いながら生きるという事が人間としての証や。人は笑うために生きるんやで。お前は金を見て笑顔になりたいから仕事しとる。俺は皆の笑顔を見たいから仕事しとる。それが俺とお前の違いや。
と話しています。
笑うことは健康にとって大切なことと共に、
社会を構成し運用、コミュニティを形成するためには
大切なことなんですね。
★わん!ポイント★
犬や猫などの笑ったように見える画像がありますが、
現在のところ、わんちゃんやねこちゃんは笑わないそうです。
残念。
でももしかすると笑っているのかも知れませんね。
笑顔はできなくても、
うれしかったり、
たのしかったり、
喜んでいる気持が伝われば、
それも「笑顔」と呼んでいいのかも知れませんね。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。