糖尿病に関連する言葉として必ず出てくるのがβ細胞。
β細胞(ベータさいぼう、英: beta cell, β cell)
膵島でインスリンとアミリン(英語版)の合成と分泌を行う細胞である。ヒトでは、膵島の細胞の50–70%をβ細胞が占める。
1型糖尿病や2型糖尿病の患者では、β細胞の細胞量と細胞機能がともに低下し、インスリン分泌不全と高血糖症が引き起こされる。
現時点では、このβ細胞の数が減ってしまったり、能力が落ちてしまった場合、元通りに戻す方法はなく、注射などで外部からインスリンを補う方法が取られています。
しかし、こんなニュースがありました。
β細胞を増やしインスリン分泌を増やす治療法
インスリンを分泌する膵臓のβ細胞を増殖させる治療法を発見したと、米国のマウントサイナイ医科大学の研究チームが発表した。2種類の医薬品を組み合わせることで、インスリンを分泌するβ細胞を速い速度で増殖させることができるという。
今すぐにこの治療法を私たちが使えるようになる分けではありません。しかし、これまでとは違う治療法、もしかすると糖尿病を完治させる方法も見つかるかも知れません。
★ちゅー!ポイント★
日々新しい事実、新しい治療法が見つかっています。そうだとしても、食べること、動くこと、生活習慣をよくしていくことは、あなたのカラダのためによいことであることには変わりはありません。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。