通勤電車の中吊り広告がtwitterで話題になっています。
「かぜの時は、お家で休もう!」やっと当たり前のことを言ってくれる風邪薬の広告が出る時代になった pic.twitter.com/lb2WCYjuws
— 星見当番@アストロダイスワークブック (@kaori_stargazer) 2020年10月4日
これから気温も湿度も下がり、いつもの風邪の季節がやってきます。でも、今年はいつものではありません。新型コロナウイルス感染症の流行です。
新型コロナウイルス感染症もインフルエンザも風邪も症状が似ている部分があります。そしてどれも他人にうつしてしまう可能性があります。
ーーーコロナじゃないし、インフルでもない、軽い風邪だと思うし、会社(学校)は休めないし。
たとえ症状があまりなく軽かったとしても、家を出て通勤・通学、仕事や勉強をして帰宅している間に、多くの人と出会い、すれ違っています。出会わずすれ違っていなくても、ウイルスや細菌をまわりに残していってるかも知れません。
たとえ電車やバスに誰もいなかったとしても、あなたが電車やバスを降りた後もウイルスや細菌はその場に残る可能性があります。
ーーー薬を飲んだから大丈夫。
風邪は薬では治すことはできません。(詳しくはこちら↓)
そして2019年から12歳以下の子どもたちに使用が禁止された風邪薬があります。(詳しくはこちら↓)
マスクや手洗い、うがいをしていたとしても、外出することで、他の人へうつしてしまう可能性があるだけでなく、あなた本人も症状の改善が遅れる場合があります。
発熱、咳、鼻水、頭痛、喉の痛み、だるさなどの症状がある時は、医療機関を受診して治療をしましょう。受診時はいつから、どんな風なのか、しっかり医療者に伝えるようにメモを取っておきましょう。特に今年は新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの検査などを受けることになるかも知れません。しかし、どの病気も早期発見、早期治療が大切です。
子どもたちも同じです。緊急事態宣言で全国の学校が授業が遅れていて休めない状況だとしても、万一を考えたら、学校を休ませて、病院に連れていくようにしてください。
もちろん最も大事なのは病気にならないこと=予防です。
インフルエンザの予防接種は10月1日から始まっています。
★ちゅー!ポイント★
当院では毎朝検温をし、熱があったり体調がすぐれない場合は自宅待機するようにしています。
新型コロナウイルスも最初はたった1人から始まりました。そして1年経たないうちに全世界に広がり、今では誰もが感染の危険のある状態まで拡大してしまっています。
ひとりひとりの心がけが大切です。あなたの身体はあなたが護ってあげてください。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。