7月15日。
今日は追い山です。
私にとって初めて直に観る「博多祇園山笠」です。
なので、
博多に居ながら全くの素人な感想になってしまいますが
ご容赦ください・・・。
山笠のうんちくなどは詳しいサイトを探してください。
すみません・・・。
さあ、出発です★
私の家の玄関には
旬や季節のオブジェが置いてあります。
(いつも密かに楽しみにしています)
朝4時に姪浜駅から市営地下鉄に乗ります。
山笠のための特別臨時列車です。
まず驚いたのは、人の多さ。
普通に混んでいます。
電車は姪浜始発というのに7割ぐらい席が埋まっていました。
途中駅でどんどん混み出して
そして祇園駅に到着。
驚くぐらいの大混雑です。
早朝4時には思えないです。
祇園駅の地上に出ると、
舁き手(かきて)の男衆がたくさんいました。
一気にテンションがあがります★
近くには、
大人に混じって
舁き手(かきて)の子どもたちもいました★
たくさんの人をかき分けて、
なるべくお櫛田さんの方へ進んでみます。
お櫛田さん、とは櫛田神社のことです。
博多祇園山笠の中心。
地元では尊敬と愛着をもって
お櫛田さんと呼んでいます。
が、
到底行けそうもないので、
ここで人生初の山笠を観ることにしました。
お櫛田さんは画面向かって右の方になります。
4時59分まであと30分。
だんだん緊張感が高まってきました。
たくさんの男衆も集まってきました!
太鼓の音がなり、大きな声が聞こえました。
するとドドーンと歓声が聞こえ出します。
そして「祝いめでた」をみんなで唄います。
祝い目出度の若松様よ 若松様よ
枝も栄ゆりゃ葉もしゅげる
エーイーショウエ エーイショウエー
ショウエイ ショウエイ ションガネ
アレワイサソ エサソエー ショーンガネー
すぐに
オイサッオイサッ
と勇ましい声が近づいてきました!
一番山笠西流(にしながれ)の招き板(まねきいた)を持った男衆が現れました★
そして、
登場ですーーーーーーっ★
わ。あっという間に行ってしまった・・・。
5分後、すぐに二番山が来ます。
千代流(ちよながれ)のようです★
わーーーーーーーっ★
どきどき、です★
動画を撮ってみました!
迫力が伝わるでしょうか!!!
せっかくなので移動してみます。
普段お世話になっている
製薬会社さんのビルの1Fの広場部分が
西流の詰所になっていました★
ここで仕事をさせて頂いたこともあるので、
普段の風景とは全く違ってとても新鮮です★
そして、
じりじりとお櫛田さんに近づいていくと、
西流の山笠を置いてあった場所を見つけました。
お櫛田さんの真正面です。
そして、
なんとも勇ましい姿!
そして
なんともかわいい姿★
この特徴的な法被姿の解説を見つけました。
水法被と締め込み姿 | 博多祇園山笠の情報なら山ナビ2018!
それぞれに意味があります。
(圧倒的に勉強不足・・・)
そしてなんとかお櫛田さんの前にたどり着きました。
動画を撮りました↓
さっきまでの山笠と違って、
この山笠は飾り山と同じぐらい高く大きいです!
煙も吐きます!
登場した時思わず「わーーーー」と声が出ました。
大迫力です★
お櫛田さんを後にして大博通りへ移動。
上川端流です。
さっきの大きな山笠の流れです!
来ました来ました!
大迫力!!!
こちらも動画でどうぞ!
夏の朝日を浴びる山笠。
そして山を中心に集まる舁き手(かきて)の男衆。
それを見守る多くの人たち。
近代的なビルとのギャップとコントラスト。
私をとても不思議な感覚にしてくれます。
鳥居の前で観てました。
朝日が当たってとても神々しい。
そ。
ひとつ気づいたことがあります。
博多の街は
このようにお祭りの飾りがたくさんあるのですが、
所々に、
このようなものがありました。
気がつくとたくさん。
結構たくさんです。
多分、お清めとか神事的なことなのだとは
わかるのですがなんでしょう。
そんな感じで
中洲川端駅付近まで歩いてきたら、
大黒流(だいこくながれ)の男衆がやってきました。
気づきました?
「オイサッオイサッ」ではなく
「おっしょいおっしょい」です。
使い分けがあるそうですーーー(知らなかった)。
そして詰所に集まっていました。
その横には、
主のいない山笠のお家(名前がわかりません)を見つけました。
なんとなく、
今年の博多祇園山笠も終わったんだなー
と思えてきました。
今回は777年目なんだそうです!
びっくりです!!!
しかも平成最後です。
そんなメモリアルでアニバーサリーな回が
私の初博多祇園山笠になるなんてー★
これが私の山笠初体験レポートです。
本当の事を言うと、
博多の街のあちらこちらにある
大きくて立派な飾り山が動くのかと思っていました(恥
でも、実際に観て体験した追い山笠の迫力は
画面では決して伝わることのない
生の大迫力がありました。
人の息吹、熱意、鼓動。
そういった強いものを感じました。
とてもとてもとてもよかったです★
これはぜひ体験してみて欲しいです★
★わん!ポイント★
いちばん強く感じたのは「絆」です。
父と息子。
祖父と孫。
こうした風景を本当にたくさん見かけました。
本当にたくさんです。
血の繋がり。
こうして絆を繋いでいく。
繋いで。繋いで。繋いで。
そうして777年。
そして来年778回目の絆が結ばれていく。
その次の年も。
またその次の年も。
山笠のあるけん 博多たい
初めて見た私にも、
なぜ山笠なのかを感じることはできました。
山笠があるから、
山笠がしっかり絆を繋いでくれるから、
博多は強い。
山笠を誇りに思います。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。