今週のお題「夏野菜」
夏の京都2024 その2
2024年7月19日金曜日
▼前回
わらび餅を頂いて、次のお店に出発、です。
辰巳大明神
タヌキが祀られている???
そして祇園白川。
海外からの観光客のみなさんに大人気。判る気がします。
かにかくに碑
かにかくに 祇園はこひし 寐(ぬ)るときも 枕のしたを 水のながるる
この歌は,祇園をこよなく愛した歌人として知られる吉井(よしい)勇(いさむ)(一八八六~一九六〇)が明治四十三年(一九一〇)に詠んだ一首で,彼の歌集「酒ほがひ」に収められている。
当時は白川の両岸に茶屋が建ち並び,建物の奥の一間は川の上に少々突き出ており,「枕のしたを 水のながるる」はその情景を詠んでいる。しかし,第二次世界大戦下の昭和二十年(一九四五)年三月,空爆の疎開対策に白川北側の家々は強制撤去され,歌碑が建っているこの地にあった茶屋「大友(だいとも)」も犠牲になった。大友は当時の文人,画人たちと幅広く交流のあった磯(いそ)田(だ)多(た)佳(か)の茶屋である。
昭和三十年十一月八日,友人たちにより吉井勇の古稀(七十歳)の祝いとして,ここに歌碑が建立された。発起人には,四世井上(いのうえ)八千代(やちよ),大谷(おおたに)竹(たけ)次郎(じろう),大佛(おさらぎ)次郎(じろう),久保田(くぼた)万太郎(まんたろう),里見(さとみ) 敦(とん),志賀(しが)直哉(なおや),新村(しんむら) 出(いずる),杉浦(すぎうら)治郎(じろう)右衛門(えもん),高橋(たかはし)誠(せい)一郎(いちろう),髙(たか)山(やま)義(ぎ)三(ぞう),谷崎(たにざき)潤一郎(じゅんいちろう),堂本(どうもと)印象(いんしょう),中島(なかじま)勝蔵(かつぞう),西(にし)山(やま)翠(すい)嶂(しょう),湯川(ゆかわ)秀樹(ひでき),和(わ)田(だ)三(さん)造(ぞう)などそうそうたるメンバーが顔をつらねた。
以来,毎年十一月八日には吉井勇を偲んで,「かにかくに祭」が祇園甲部の行事として行なわれている。
京都市
その先にあった立て看板に目がとまりました↓
祇園新橋 白川界隈の町式目(決まり事)
- 一 近所付き合いを大切にし 迷惑を掛けないように心がけ 行事(辰巳大明神)等には積極的に参加し 共同意識を高め 相互の親睦をはかりましょう
- 二 常に 防火 防犯 防災を心がけましょう
- 三 ゴミ出しのルール かど掃き 打ち水等の日常習慣を大切にしましょう
- 四 当界隈の名声を汚すことの無いよう 良好な風俗を保ち 生活 商いにおいて決まり事を逸脱することの無いようにしましょう
- 五 反社会的関係者に不動産 営業権の権利等を取得させないようにしましょう
- 六 新築増改築 新規営業等を計画される時は 計画の段階で祇園新橋景観づくり協議会との事前協議が必要です 協議事項の詳細は 当会HPでご確認ください
- 七 当界隈は住宅 商業混在地区です 営業に伴う騒音 異臭 煙を発生させないように心がけ 防音 防臭 防炎の装置を設置しましょう
- 八 屋外広告物(暖簾 看板 メニュー等)の作成 掲出は 祇園新橋屋外広告物条例に違反することの無いようにいしましょう
- 九 商業撮影には 決まり事があります 当会HPでご確認ください
- 十 撮影に際しては 地域の住民に配慮し 私有地内に立ち入らない 暖簾・提灯等の工作物には触れないようにしましょう
- 十一 無許可での路上パフォーマンス及び物販を禁止しております
- 十二 祇園新橋 白川を訪れる人々には暖かく親切に接しましょう
https://www.gion-shinbashi.jp/c/news/news_061.pdf
祇園白川の景観が美しく人を惹きつける、その理由が書かれていた気がします。守るために様々な努力、が必要、なんですね。
本家 船はしや
お店からのコメント
「本家船はしや」は元々、宇治で茶業を営んでいました。
しかし、度重なる水害で茶畑が全滅。苦境に立たされた本家船はしやですが、心機一転、日本の歴史的都市「京都」へ行くことを決めました。
京都では茶業の縁もあり、寺町夷川の一保堂の軒先を借りて雑穀商を始めました。
米・麦・豆など五穀を扱いながらえんどう豆を焙煎して、京名物となる五色豆の製造を始めることになるのです。
1905年(明治38年)、東海道五十三次では西の起点である三条大橋のたもとに店舗を構えることができました。
そして、代が変われども、手作りの製法と伝統の味を守り続けて今に至ります。
代表的な五色豆のほかに、豆菓子やあられなど新たな商品も登場し、皆様より格別のご愛顧をいただいてまいりました。
移りゆく時代の中、変わらない佇まいの三条大橋とともに、これからも本家船はしやは歩み続けます。
この店構え!
たくさんの人が訪れていました。
看板にもある「五色豆(ごしきまめ)」。これがその昔「八ツ橋と並ぶ2大京都土産」と呼ばれていた、そうです。
五色豆(ごしきまめ)
糖衣のいり豆に5色の色を付けたもので、京都の銘菓。
概要
豆をいり、五彩色の砂糖の衣をかけたもので、色彩はおもに白・青・赤・黄・黒である。白は金、青は木、赤は火、黄は土、黒は水を表し、合わせて大地を象徴しているとされる。商品の形状としては、上部が透明な箱に入れられ、5色の状態が見えるようにされたものが多い。明治20年(1887年)、京都の和菓子屋「豆政」の初代・角田政吉が、白色しかなかったえんどう豆に青・赤・黄・黒(ニッキの褐色)の四色を加えた「五色砂糖掛豆」(現在の夷川五色豆)を考案。宮中の五彩色を表現したこの商品は縁起物として人気を博し京都の銘菓となった。
↑これが五色豆、です。(食べた感想は後程まとめてアップします)
★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★
次回は「隣のお店!?」です。
夏の京都2024その3に続く→
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。