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適材適食 -てきざいてきしょく-

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1740食目「3年ぶりに開催!京都祇園山鉾を観てきました2/2」京都へ行きました。その4

今週のお題「SFといえば」

「3年ぶりに開催!京都祇園山鉾を観てきました2/2」京都へ行きました。その4【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

▼「京都に行きました」過去分

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2022年7月22日金曜日。

京都祇園山鉾

前回のつづき。

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鯉山 こいやま

山の上に大きな鯉が跳躍しており、龍門の滝をのぼる鯉の奔放な勇姿をあらわしている。前面に朱塗鳥居をたて山の奥には朱塗の小祠を安置し素盞鳴尊を祀る。その脇から下がる白麻緒は滝に見立てられ、欄縁その他の金具はすべて波濤文様に統一されている。山を飾る前懸、胴懸(2枚)、水引(2枚)、見送は16世紀にベルギー・ブラッセルで製作された1枚の毛綴を裁断して用いたもので、重要文化財に指定されている。ベルギー王室美術歴史博物館の調査により、その図柄はホーマー作「イーリアス」物語の一場面で、トロイのプリアモス王とその后ヘカベーを描いたものといわれている。別に旧胴懸としてインド更紗のものがある。また、平成21年に前水引「金地果実文様」が、平成22年に後水引「金地花唐草文様錦」が新調された。

鯉山 | 山鉾について | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会

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黒主山 くろぬしやま

謡曲「志賀」にちなみ大伴黒主が桜の花をあおぎながめている姿をあらわす。御神体(人形)は寛政元年(1789)5月辻又七郎狛元澄作の銘を持つ。山に飾る桜の造花は粽と同様に戸口に挿すと悪事が入ってこないといわれている。水引は雲龍文様の繻珍、前懸は萬暦帝即位の折の御服と伝えられる古錦を復元した五爪龍文様錦、胴懸は草花胡蝶文様の綴錦。見送は平成16年(2004)に牡丹鳳凰文様が復元新調されている。別に宝散し額唐子嬉遊図が復元新調されている。人形着用の古衣裳には、延宝3年(1675)在銘の紺地菊唐草文様小袖及び正徳元年(1711)在銘の萌葱絽地牡丹文様色入金襴大口袴があり、江戸時代初期在銘の貴重なものである。
また平成12年には、後懸の飛龍文様綿入刺繍が新調された。

黒主山 | 山鉾について | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会

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▲なんて呼べばいいのか判りませんが、無数の鯉が描かれた大きな幟(のぼり)?が飾ってありました。京都だけに西陣織でしょうか。とにかくイキイキとした鯉に圧巻でした!

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▲「黒」の文字が、四・土・火・夫になっていて、不敬ですがデザイン性と神秘性を感じます。

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▲これ、不思議ですよね。クロスワードのようです。が、たぶん、コレって山鉾の位置を表しているような気がします。ひとつひとつの枡の中のマークはそれぞれの山鉾を表しているのでないでしょうか。そして赤が今展示?している山鉾だと私は推測しています。中にはひっくり返った隠れミッキーがいたりいなかったり。文字のようで、画のようで、まさに記号。不思議。

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番外編 ゆずみそ

途中で「柚味噌」と書かれた古い看板を発見!

元祖柚味噌 八百三 やおさん

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浄妙山 じょうみょうやま

平家物語の宇治川の合戦から取材、治承4年(1180)宇治川の合戦に三井寺の僧兵筒井浄妙が橋桁を渡り一番乗りをしようとすると、一来法師がその頭上を飛び越え、「悪しゅう候、御免あれ」と前に進み出て先陣をとってしまったという。御神体(人形)は一来法師が浄妙の頭上を飛び越える一瞬をとらえ木片の楔で一来法師の人形を支えている。黒漆塗の橋桁にも数本の矢がささり戦さのすごさを示している。かつては「悪しゅう候山」とも呼ばれていた。
水引は波濤文様の彫刻、胴懸にはビロード織の琴棋書画図を用いていたが、昭和58・59年より、長谷川等伯原画の柳橋水車図にかえ、また、前懸・後懸は智積院所蔵の障壁画で、前懸は長谷川久蔵筆「桜図」、後懸は長谷川等伯筆「楓図」を原画として、平成18年・19年に新調した。見送はこの町に住んでいた本山善右衛門が苦心して織った雲龍文様の「かがり織」である。そのほか、浄妙坊が着用している黒韋威肩白胴丸は、室町時代の作で、重要文化財に指定されている。

浄妙山 | 山鉾について | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会

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橋弁慶山 はしべんけいやま

謡曲「橋弁慶」より取材、弁慶と牛若丸が五条の大橋で戦う姿をあらわしている。弁慶は鎧姿に大長刀を斜にかまえ、牛若丸は橋の欄干の擬宝珠の上に足駄で立ち片足を曲げ右手に太刀を持っている。橋は黒漆塗で特に牛若丸の人形は足駄金具一本でこれを支えている。弁慶と牛若丸の人形には、永禄6年(1563)大仏師康運作の銘があり、また牛若丸の足の鉄串には、天文丁酉(1537)右近信国の銘がある。前懸は中国清頃の雲龍波濤文様の綴錦であったが、昭和58年から新しく富岡鉄斎原画の椿石図綴錦が用いられている。胴懸の加茂祭礼図綴錦は円山応挙(1733~1795)の下絵と伝えられており、近年復元新調された。水引は唐子嬉遊図の綴錦、後懸は雲龍文様の刺繍である。なお、この山は古来くじとらずで、後祭巡行列の先頭を行く。

橋弁慶山 | 山鉾について | 公益財団法人祇園祭山鉾連合会

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★がぉー!ポイント★

という感じで回れるだけ回ってみました。博多にも「祇園祭」があります、山笠です。似ていますが、笠と鉾。なんとなく山笠は博多って感じで、山鉾は京都って感じがしました(意味不明)。どちらも邪気を払う意味では同じですが。山鉾は山笠よりも数が多く、それぞれの背景に物語があって、にわかに理解し判るものではないですが、それでも、長い時を経て、その中で数え切れない人たちの願いや想いがこもっていることは感じることができました。

このあと、京都の街を散策する中でも山鉾に出会ったのでそれはそれで紹介します。

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。