新型コロナウイルス感染拡大防止、ということで手洗いしましょう!と言われていますね。きっと、すでにみなさん手洗い習慣、身についているのではないでしょうか。
せっかく習慣化した手洗いですが、本当に洗えているでしょうか。ちゃんと洗い流せているでしょうか。
こんなデータを見つけました。手の洗い方でウイルスがどれだけ残るのかという実験です。
手洗いの時間・回数による効果
1)手洗いなし
ウイルス残存数・・・・約1,000,000個
2)流水で15秒手洗い
ウイルス残存数・・・・約10,000個
3)ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ
ウイルス残存数・・・・数百個
4)ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ
ウイルス残存数・・・・数十個
5)ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す
ウイルス残存数・・・・約数個
出典 森 功次 ほか 感染症学雑誌 80:496-500, 2006
4)ハンドソープで60秒流水で15秒
もよいのですが、
5)ハンドソープ10秒流水15秒+ハンドソープ10秒流水15秒
の2度洗いの方がより確実、のようです。
と、いうことで、ポスターを作りました。
GW明けから院内に掲載しています。
もし必要な人がいるのでしたらこちら↓からPDFファイルをダウンロードできます。
PDF形式(片面4色 A4サイズ 645KB)
*フリーで提供しますが、個人の責任で行ってください。
★ちゅー!ポイント★
洗い方で全然違うんですね!洗わないのは問題外としても、せっかく洗うのですから、しっかり洗い流したい、ですね!
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。