今週のお題「スープ」

2026年1月27日水曜日夜、中央区内科医会学術講演会に参加しました。


座長 佐藤 秀一(二田哲博クリニック[ 福岡・天神 ]院長)
演者 野見山 崇 先生(順天堂大学医学部付属静岡病院 糖尿病・内分泌内科 教授)
Diabetes CareのESTATE~インクレチン療法の真価~
糖尿病治療は血糖マネジメントだけでは不十分、寿命とQOLに注目する必要がある
スティグマ
まずは、医療者のスティグマを「ゼロ」にすることが大事
- 社会的スティグマ
- 乖離的スティグマ
- セルフスティグマ
言葉をみなおすプロジェクト
医療現場で使われる用語の中でスティグマを生じうる言葉を見直し、糖尿病の人を配慮する言葉の使用を推進する取り組み。例:
- 教育入院→支援入院
- 栄養指導→栄養相談
- 療養指導→治療サポート
ダイアベティスという病名について
まずは、病名を変えるのか?もう少し議論が必要。
世界的に「糖尿病」という病名を使用しているのは日本を含め少数。
多くの国がダイアベティスを使用。
一方でこれまでの馴染みがあるからということで変えたくないという考えもあるため、議論が必要。
変更するのであれば、「ダイアベティス」が良いのではないか?
変更しないのであれば、糖尿病という病名がもつスティグマをどうやったら払拭できるのか考える必要がある。
高齢者にとって
キョウイクとキョウヨウが大事
→「今日行くところ」と「今日用事があること」
JADECの栄養指導関連のツール
「あいうえお」
「かきくけこ」
「さしすせそ」かえようプロジェクト
GLP-1 現在血糖マネジメント目的で使用だが、今後血管保護作用目的で投与される未来もあるかもしれない。認知症が進行しないという報告もあり。
腫瘍糖尿病学QandA
こういうときはこうする! 腫瘍糖尿病学Q&A がん患者さんの糖尿病診療マニュアル(第2版) - 株式会社 金芳堂
(野見山先生執筆)GLP-1、GIP内服、注射の作用、副作用、価格や特徴など説明し、患者にどれを使用するか選択してもらったほうが良い。
※Cペプチドでインスリン分泌を確認することが必須。
躊躇する患者には「まずは1か月だけやってみる」や「1か月調べて考えてもらう」こともある。各種SNSなどで誤った情報があふれているので、糖尿病専門の人の発信をみるように、「専門医で正しい情報を発信できるようになること」も必要。マンジャロでの食行動の変化
- 外食が減る
- 間食が減る
マンジャロでの体重減量効果
BMIが大きい人のほうが減量効果大
マンジャロで低栄養にはならない。脂肪肝が改善する。「糖尿病があるからよかった」と言ってもらえるような社会にしていかなければいけないのでは?
『先々の先』と『後の先』
★ユニコーンポイント★

▲野見山崇先生と講演会場で聴講したみなさんと記念撮影

▲野見山崇先生とツーショットを撮らせて頂きました。
やはり野見山崇先生の講演はいつも愉しく引き込まれてしまいます。判りやすいだけでなく、記憶に残るフレーズだったり言葉にもの凄く力を感じます。直接お話する機会もとても久しぶりだったのでとても嬉しかったです!いつまでも憧れです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・糖尿病病態栄養専門管理栄養士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。