今週のお題「あったかくなったら」
特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」
2023年1月15日日曜日。
第26回 日本病態栄養学会 年次学術集会の3日目、最終日。
▼1日目
▼2日目
今回の学術集会のまとめを要点だけ記載します↓
まとめ
多くの発表者が言っていたこと、印象に残ったことなどの備忘録
- スティグマ/アドボカシー
- 科学的根拠に基づいた栄養指導が必要。
- 入院中にサルコペニアが進行するので日常的にフレイル対策が必要。
- 「おいしさ」とは人間の脳内に現れる脆弱でバーチャルな感覚=ヒトによって感覚は違ってくる
- おいしさは4つにわかれる「生理・文化・情報・報酬」
- おいしいものは「脂肪・砂糖・だし」このうち2つ入れば美味しいと感じる。日本人は油脂の代わりにだしの美味しさで満足を得てきた。だしの旨味は油脂に対抗できる。
- 幼少期に米タンパクをとった方が成人になっても太りにくく、腎機能悪化しにくいことがわかった。
- 日本料理の「トーン」に科学的に合わせることで洋食の食材も和食で取り入れることができる。
- 高齢者の健康寿命の延伸には、常に生活習慣病と低栄養対策の「ギアチェンジ」の見極めが必要。
- タンパク質は量だけでなく「質」(アミノ酸スコア)も配慮が必要。
- 1日トータルでのタンパク質ではなく、毎食タンパク質を摂ること。特に朝食時のタンパク質摂取を意識することが大事。
帰福
★ぴょん!ポイント★
印象的な内容の多かった本学術集会でしたが、中でも
ギアチェンジ
というワードが頭に残りました。
ギアチェンジ
それぞれの速度や状況などに応じた最適なギアを選択することです。
そのため、マニュアル車でのギアチェンジでは、車にとってちょうど良い力を得たり、車を走りやすい状態にしたりするための、ギアを選ぶことができます。
私も最適なギアを選択できるように頑張ります!
▲二田哲博クリニック姪浜院長 下野大と。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。