今週のお題「ゾッとした話」
今週のお題「ベストアイス2023」
2023年7月21日。
▼前回
人生初の写経を終えて外に出ると、暑い・・・。
やはり写経していた時は集中していたからでしょうか。妙に外が暑く感じました。このままではゆだってしまうと思い、つめたいものを頂こうと考えました。そして訪れたのがこちら↓
紫野和久傳むらさきのわくでん
和久傳(わくでん)
日本料理・京料理・京懐石の料亭である。料亭業態の他、茶菓席やレストランの店舗を展開しており、百貨店でも手土産として弁当や和菓子・食品を販売している。高級料亭である「高台寺 和久傳」の他、少し価格帯を下げた料亭「室町 和久傳」、京都駅にある料亭「京都 和久傳」を展開している。
京都の料亭と言えば和久傳、というぐらい有名な老舗。そこの姉妹店である「紫野和久傳」です。
和久傳は料亭なのですが「おもたせ」専門店の2Fが茶菓席として利用できるのです。ちなみに「おもたせ」とは、
紫野和久傳
料亭という飲食業の他、本質を変えずに時代に応じて変化して行く「不易流行」を方針のひとつとし、料亭の味を「おもたせ」として提供する「紫野和久傳(むらさきのわくでん)」を創業。京都だけでなく、各地の百貨店や通販でも和久傳の商品を販売している。
ということです。なので、私には料亭はちょっと敷居が高すぎるのですが、私のようなものでもおもたせ店なら入れるのです。
で、店内はというと、
という感じ。なんというか、流石です。この空間に入っただけで、涼むというか、穏やかになるというか、そんな気持になります。
で、メニューですが、
と、観るだけで美味しいのが伝わってきます。店員さんに聞いて、
▲ほうじ茶金時のソルベをお願いしました。
待っている間に、京丹波の黒豆とほうじ茶を出していただきました。カリカリ!とした食感で香ばしい黒豆の風味が口の中に広がります。そこにほうじ茶を流し込む。最高。
と、既に美味しく堪能している処にやってきました↓
もう観て判るように大納言小豆がとーーーっても大きいです。しかもふっくらしてて、口に入れると程よい甘さで美味しい!!!そして氷がほうじ茶のお味なので、これまたぴったり!とても美味しい!
このほうじ茶はシャーベットになっているのですが水っぽさは全く無く本当にほうじ茶の風味そのまま。美味しいソルベです!
右隣はれんこん餅↓
「蓮根餅(れんこんもち)」は、京料理のデザート菓子として生まれました。蕨(わらび)餅と同じように弾力性に富んだ菓子で、和三盆糖のコクのある甘さ、笹の葉の清々しさや香りがご馳走となります。
↑今回茶寮宝泉の「わらび餅」でかなり感動しましたが、それとはまた違う、もっちり感。口の中でとろりって食感なのです!美味しい!
そして、ほうじ茶ソルベで口の中が冷えたところにこのもっちりとろりなれんこん餅が信じられないくらいに相性ぴったり!なのです!
ーーーちょっと涼もう。なんて思っていたら、とんでもなく素晴らしいものを頂く事ができました。さすが和久傳、です。
★ぴょん!ポイント★
かき氷とフラッペとシャーベットとソルベ
紫野和久傳で私が頂いたのは「ソルベ」です。かき氷をオシャレに言っているだけではなく、違いがあります。
かき氷
かき氷(かきごおり、欠き氷)
氷を細かく削るか砕いて、シロップ等をかけた氷菓。餡やコンデンスミルクをかけることもある。氷は古くは鉋(かんな)などで粒状に削ったが[1]、現在は専用の機械を用いる。また市販品として、カップに細かく砕いた氷と各種シロップを混ぜてカップ容器や袋に入れた製品も売られている。日本以外にも類似のものが各国にある。
フラッペ
日本の喫茶店や洋風の飲食店では、かき氷をフラッペと呼んで提供していることがある。「フラッぺ」(フランス語: Frappé)は、本来はクラッシュドアイスにリキュールなどの酒類を注いだ飲料のことである。日本ではシロップをかけたかき氷を指すことが多いが、「かき氷」に対して「フラッペ」は氷の砕き方がやや大粒であるとする説もある。また大阪府付近など一部の地域では、一旦かき氷状にした氷に掌で圧力をかけて少々固めたものをフラッペと呼び、かき氷とは区別している。
シャーベット
シャーベット(英: sherbet)
糖類のほか果汁や酸などを加えて凍結させた冷菓。これには乳脂肪分や乳固形分を含む場合もある。
英語圏ではsherbetと表記するが、多義的であり、氷菓(ひょうか)(アメリカ合衆国)あるいははじけるキャンディー(イギリス、ニュージーランド、オーストラリア)のことをいう。オーストラリアとニュージーランドではシャーバート(sherbert)と呼ばれることがあり、しばしばアメリカでもシャーバートと誤認されている。シャーベットは、古くは発泡性または氷で冷やしたフルーツがベースの飲料であったが、イギリス、アメリカ、オセアニアで異なるものを意味するように変化していくに連れ、その意味(及びスペルと発音)は、三つの英語圏の国の間で分離していった。イギリスでは、アメリカ風のシャーベットに近い氷菓をフランス語からの借用語を用いソルベ(sorbet)と呼ぶ。
雜に纏めると、
- かき氷・・・・・・・・・水を冷やして氷にしたものを砕く
- フラッペ・・・・・・・・砕いた水の氷にリキュールを入れる
- シャーベット・・・・・・果実などを凍らせたもの
- ソルベ・・・・・・・・・イギリスでシャーベットのこと
となります。
なので、このブログのタイトルは「暑い京都の夏にぴったりなソルベ」が正解。でもソルベだと判りにくいので「かき氷」としてました。
ちなみにソルベとシャーベットには違いがあるようです↓
氷のお菓子と言っても色々な種類や名前があるんですねーーー。ただ、美味しいからと言って食べ過ぎに注意をしてください。
次回、夏の京都2023その4 【湯葉】をいただきます。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。