今週のお題「となり街」
今週のお題「夏野菜」
夏の京都2024 その3
2024年7月19日金曜日
▼前回
京都二大土産のひとつ「五色豆」をGetした私。
ふと隣の建物をみると興味を惹かれる店構え↓
内藤商店
見るからに老舗!でも、隣には「五色豆」と看板が掲げられているのに対し、こちらのお店には看板がありません。
お店の中はというと、
こんな感じです。
さて、いきなりですがここで漢字の問題です。
- 棕櫚
- 箒
- 束子
それぞれ何て読み、どんな意味でしょうか?
正解は↓この画像の下です。
棕櫚
シュロ(棕櫚・棕梠・椶櫚)
ヤシ目ヤシ科シュロ属 Trachycarpus の樹木の総称である。あるいは、シュロ属の一種 Trachycarpus fortunei (別名:ワジュロ)の標準和名でもある。シュロ属は、5種以上の種が属する。シュロという名は、狭義には、そのうち1種のワシュロの別名とされることもある。逆に広義には、他の様々なヤシ科植物を意味することもある。常緑高木。温暖で、排水良好な土地を好み、乾湿、陰陽の土地条件を選ばず、耐潮性も併せ持つ強健な樹種である。生育は遅く、管理が少なく済むため、手間がかからない。
シュロの利用
シュロ皮を煮沸し、亜硫酸ガスで燻蒸した後、天日で干したものは「晒葉」と呼ばれ、繊維をとるのに用いられる。シュロ皮の繊維は、腐りにくく伸縮性に富むため、縄(棕櫚縄)や敷物(マット)、タワシ、篩の底の材料などの加工品とされる。又、シュロの皮を用いて作られた化粧品も発売されている。葉ももっぱら敷物や箒(棕櫚箒)などに使われる。繊維は菰(こも)の材料にもなる。樹皮の繊維層は厚くシュロ縄として古くから利用されている。棕櫚縄は園芸用には極めて重要で、水に強くて腐りにくく、細くても切れにくいので重宝がられている。タワシやマットに使われるのも、水に強くて水はけがよい性質によるものである。
箒
箒(ほうき)
主に掃除に使用する道具の一つである。
形状は、植物の枝や繊維などを束ねたものを棒の先に着けている。その繊維などはブラシまたは大型の筆状や刷毛状を呈しており、それにより床面や庭などの塵やごみを掃く。大きさや材質には種々のものがある。
束子
たわし(束子)
鍋や食器などの洗浄に用いるブラシの一種。
棒状のたわしを卵円形に曲げて固定した典型的なものは、一般的には亀の子束子(亀の子たわし)と呼ばれることが多い。しかし、この名称は日本においては亀の子束子西尾商店の登録商標(第393339号など)である。一方、鍋や食器を洗浄するためのスポンジ製のものをスポンジたわしとしてたわしに含めたり、取っ手(ハンドル)や柄付きのもの、水道ホースに直結できるものもある。シュロたわし
シュロの繊維を針金に挟んで捩じり、毛先を揃えて楕円形に成型したもの。水に強く耐久性に優れており、ヤシの繊維のものに比べて柔らかいことからたわし健康法などにも用いられる。日本国内では昭和時代の中頃を境に原料としてのシュロの生産が衰退したため、現在では一部を除いて国産のシュロは採取されておらず、原料としてほとんど流通していない。
と、いうことで、店先に並んでいるのは、
棕櫚箒(しゅろほうき)と、
束子(たわし)でしたー。
店員さんに色々アドバイスをいただき、
- たわし(小)
- ボディたわし
を購入させて頂きました。
袋に鳥獣戯画が。カエルやウサギが箒や束子を持って楽しそうにはしゃいでいます。
内藤商店は敢えて「看板を出してない」そうです。その代わり色々なWebメディアで記事となっています↓
↑これが「束子」と書いて「たわし」、です。(食べた感想は後程まとめてアップします)
★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★
次回は「野菜たっぷり夕食」です。
夏の京都2024その4に続く→
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。