今週のお題「日焼け対策」

カロリーに対しての意識の高い今。砂糖に対してはある意味意識が高くなっていますね。

砂糖(さとう、英語: Sugar、ドイツ語: Zucker)
甘みを持つ調味料(甘味料)である。物質としては糖の結晶で、一般に多用される白砂糖の主成分はスクロース(Sucrose、ショ糖)と呼ばれ、これはブドウ糖と果糖の化合物である。原料はサトウキビやテンサイである。
砂糖と呼ばれるようなものは「白砂糖」だけでなく、三温糖、てんさい糖、黒砂糖などがあります。そしてついつい「カロリー」に注目が行きますが、砂糖にも種類によっては「栄養」の差があります。そんな記事を見つけましたので紹介します。
その前に、三温糖、てんさい糖、黒砂糖について簡単に確認しましょう。

三温糖(さんおんとう)
遠心分離した糖液をさらに繰り返し煮詰めて、結晶として取り出した日本特有の砂糖。加熱によりカラメル色(黄褐色)を呈しているが、グラニュー糖や上白糖の白い砂糖と同じ、不純物の無い精製糖の一種である。
テンサイ(甜菜、学名:Beta vulgaris ssp. vulgaris)
ヒユ科フダンソウ属に属する二年生の植物。別名サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが、形が似ているだけでアブラナ科のダイコンとは縁が遠い。甜菜の読みは「たらちさ」。ビートの砂糖用品種群である。寒さに強く、寒冷地作物として中高緯度地域で栽培されている。サトウキビとならんで砂糖の主要原料であり、根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖がとれる。 アンセルム・ペイアンが脱色法を発明してからは原料として好まれるようになり、全世界の砂糖生産量のうち約35%を占める。なお、葉と搾りかす(ビートパルプ)は、家畜の飼料として利用される。日本では、北海道を中心に栽培されている。テンサイから作られた砂糖は甜菜糖と呼ばれ、国内原料による日本の砂糖生産量の約80%、日本における砂糖消費量の30%を占める。
黒砂糖(くろざとう)または黒糖(こくとう)
砂糖(含蜜糖)の一種。見た目は黒褐色の固形又は粉末状。原料はサトウキビ(蔗)で、茎の搾り汁に中和・沈殿等による不純物の除去を行い、煮沸による濃縮を行った後、糖みつ分の分離等の加工を行わずに冷却して製造したものを指す。英語ではスペイン語またはポルトガル語に由来するmuscovadoで、brown sugarの一種である。日本語でのブラウン・シュガー(茶色の砂糖の総称)とは異なる。

「三温糖」vs「てんさい糖」vs「黒砂糖」栄養価が一番高いのは?カリウムは85倍、鉄は47倍も差が!
こんにちは!栄養士食堂です。皆さん、普段は「三温糖」・「てんさい糖」・「黒砂糖」の中ではどれを買うことが多いですか?砂糖には色々な種類があるので買う際には悩まれることが多いと思います。味わいもそれぞれ特徴があるので、料理によって使い分けるのもよいと思いますが、実は栄養価も異なるので知っておくと選ぶ際に参考になると思います。そこで今回は栄養士が『「三温糖」vs「てんさい糖」vs「黒砂糖」栄養価が一番高いのは?』を詳しく解説していきますので、興味がある方は最後までご覧くださいね。
1.「三温糖」vs「てんさい糖」vs「黒砂糖」栄養価が一番高いのは?
【(砂糖類) 三温糖】可食部100gあたり
- エネルギー 390kcal
- たんぱく質 0g
- 脂質 0g
- 食物繊維 0g
- 炭水化物 99g
- カリウム 13mg
- カルシウム 6mg
- マグネシウム 2mg
- 鉄 0.1mg
- 亜鉛 0mg
- ビタミンB1 0mg
- ビタミンB2 0mg
- ビタミンB6 0mg
- 葉酸 0μg
- パントテン酸 0mg
【(砂糖類) てんさい含蜜糖】可食部100gあたり
- エネルギー 357kcal
- たんぱく質 0.9g
- 脂質 0g
- 食物繊維 8.3g
- 炭水化物 96.9g
- カリウム 27mg
- カルシウム 0mg
- マグネシウム 0mg
- 鉄 0.1mg
- 亜鉛 0mg
- ビタミンB1 0mg
- ビタミンB2 0mg
- ビタミンB6 0.01mg
- 葉酸 1μg
- パントテン酸 0mg
【(砂糖類) 黒砂糖】可食部100gあたり
- エネルギー 352kcal
- たんぱく質 1.7g
- 脂質 0g
- 食物繊維 0g
- 炭水化物 90.3g
- カリウム 1100mg
- カルシウム 240mg
- マグネシウム 31mg
- 鉄 4.7mg
- 亜鉛 0.5mg
- ビタミンB1 0.05mg
- ビタミンB2 0.07mg
- ビタミンB6 0.72mg
- 葉酸 10μg
- パントテン酸 1.39mg
【参考】日本食品標準成分表2020年版(八訂)
3つの砂糖の栄養価を比べると、
一番栄養価が高いのは「黒砂糖」であることがわかります。栄養価が平均的に一番低い「三温糖」に比べて「黒砂糖」は、
- 血圧を正常に保つ作用のあるカリウムは…約85倍
- 骨粗しょう症を予防するカルシウムは…約40倍
- 多くの酵素の働きをサポートするマグネシウムは…約16倍
- 貧血を予防する鉄は…約47倍
- 発育を促す葉酸は…約10倍
- ストレスを和らげるパントテン酸は…約1.4倍
多く含まれていることがわかります。また、三温糖に含まれていない亜鉛・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6も含まれていることがわかります。
ただ、食物繊維に関しては「てんさい糖」が一番多く含まれています。
なぜ三温糖よりも黒砂糖の方が栄養価が高いのかというと、製造方法が大きく関係しています。三温糖は上白糖と同じくサトウキビの絞り汁から不純物を取り除き、精製してミネラルなどを取り除いた砂糖なので、三温糖と上白糖の栄養価はほぼ変わりません。三温糖は「三度温める砂糖」という名前のように、上白糖を精製した後に残った糖液を繰り返し加熱することでできる砂糖です。そうすることでカラメル化し、薄茶色の三温糖ができます。
一方、黒砂糖はサトウキビの絞り汁から不純物を取り除いたあと、そのまま煮詰めて固めた砂糖です。三温糖と比べると精製されていないため栄養素が多く残っています。
2.それぞれの味の特徴
三温糖
甘みとコクがあり香ばしい風味が特徴なので煮物や佃煮などが向きます。
てんさい糖
まろやかですっきりとした甘さとコクが特徴で、幅広い料理に使えます。また、お菓子作りにも向いていますが、白く仕上げたいお菓子に使うのはあまり向きません。てんさい糖とは→てんさい糖の原材料は三温糖や黒砂糖に使われる「サトウキビ」ではなく「てん菜(ビート)」という野菜です(ほうれん草の仲間)善玉菌の餌になるオリゴ糖が豊富に含まれているのが特徴です。
黒砂糖
濃厚でまろやかな甘さが特徴です。他の砂糖に比べて苦味や渋みがあり、独特の風味とコクがあります。少しクセがあるのと出来上がりが黒っぽくなりますが煮物やドリンク、お菓子に向きます。
まとめ
価格を抑えて幅広い料理に使いたい場合は「三温糖」を、食物繊維・オリゴ糖を摂りたい方は「てんさい糖」を、栄養をバランスよく取り入れたい方は「黒砂糖」を選ぶのが◎

★にょろにょろポイント★

このように甘さを感じる甘味料、特に砂糖の仲間の中でも色々なものが存在し、商品としてお店に並んでいます。時には原材料として伝われています。
砂糖というとカロリーが気になるのは当然ですし大切なことですが、忘れてはいけないのはカロリーも生きる上で必要、そして、カロリー以外の栄養素も必要ということです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。


