今日はセミナーに参加してきました。
2018年度
NR・サプリメントアドバイザー
レベルアップセミナー
です。
生活習慣病や糖尿病の食事療法をしていると、
患者さんからサプリメントについて訊かれることが
多々あります。
栄養バランスのよい食事がいい、
というのは誰もが知っていることです。
でも、栄養のバランスを毎回の食事で整えるのは
現実的には難しいのも事実です。
不足しがちな栄養を
サプリメントで補おう!という発想で、
サプリメントについて色色と訊かれます。
(((ここらは私の持論です)))
サプリメントは栄養補助食品です。
食品なので薬ではありません。
そして栄養摂取の補助を目的としています。
ですから悪いものではありません。
でも、やはり栄養は食事から摂るものだと思います。
様様な食品から色色な栄養素を摂ることが
一番自然ですし、自然だからこそ健康的で本来の姿だと
私は考えます。
例えばですが、
成人に必要とされるビタミンCは
「100mg/日」とされています。
100mgってどれくらいの量でしょうか。
0.1gです。
たった0.1gだけ摂取すればいいのです。
たったですが、されど、です。
0.1gのビタミンCが不足すると、
身体が不調になったりします。
0.1gのビタミンCなら、
なんとか食事の中で摂れそうな気がしませんか?
いちごなら6個程度食べれば達成です。
そして6個食べれば
キシリトールや食物繊維、カリウムなど
他の栄養も摂れちゃうのです。
栄養が足りないと感じたら、
まず献立を考えましょう。
★わん!ポイント★
サプリメントを否定しているわけではありません。
必要な時に必要な分を補うとても便利なアイテムです。
そして中にはケガや病気で
食事をすることが困難な状況もあります。
でも、
元気で、健康なのであれば、
ぜひ、栄養は食品から摂るようにして欲しいです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。