JR小樽駅から函館本線に乗ってJR札幌駅へ戻ります。
特急とかではなく、距離も近いので普通の列車。
生活する人と観光の人が一緒に乗っている感じです。
小樽を出てしばらくすると海岸線のすぐ傍を走って行きます。
石狩湾。
ついこの間見た宮崎の海とは違って見えます。
なんとなく重い感じがします。
途中「銭函ぜにばこ駅」に停車。
ちゃんと銭函がありました!
由来
和名と思われ、いつもニシンが大量にとれたため、「銭函」となったとされる。このほか、ニシン漁により、当時はどの漁師の家にも銭箱が積まれていたから、とする説明などがある。
たくさん捕れるニシンで儲かってどの家にもこのような銭函があったから。
今は少し寂しい感じの街並み。
札幌駅改札を出ると、
「イランカラプテ」という像がありました。
ウレシパモシリ北海道
イランカラプテ
アイヌ民族が独自の文化を育んできた大地ー北海道。この地で交わされたアイヌ語の挨拶が「イランカラプテ(こんにちは)」です。
2008年6月6日、アイヌ民族を日本の先住民族とする決議が国会で採択され、2013年には、「イランカラプテ」を北海道のおもてなしの合い言葉にするための「イランカラプテ」キャンペーンが始まりました。このモニュメントは、その一環として設置されたものです。
「クリムセ(弓の舞)」を踊りながら祈りを捧げるエカシ(長老)。その周りには神々へ人間の願いを届けるための大切な祭具「イクパスイ(棒酒箸)が6本。6はアイヌ文化では「たくさん」を意味する大切な数です。
平和と共生の願いが込められたモニュメント「イランカラプテ」から、「ウレシパモシリ(育てあう 大地)」としての新たな北海道の歴史が刻まれます。
出典:モニュメントに書かれた文章より
札幌駅構内に預けておいた荷物をピックアップして、
函館本線のエアポート快速に乗車。
約40分。
その間にガイドブックをチェック。
すぐに搭乗手続をして空港内へ。
搭乗口付近に「雪印パーラー」を発見!
迷わずソフトクリームを頂きます。
濃厚で味もしっかり★
とっても美味しい★
ゆっくり味わう時間もなく、そのまま飛行機へ。
40分程のフライトで函館空港に到着です。
函館空港からバスでJR函館駅前へ。
ホテルにチェックインして荷物だけ置いて、
ホテルの目の前のバス停から「観光バス」に乗ります。便利!
この時間に函館に到着したのは函館山からの夜景を見るためです★
この画像、よく見るとおかしな点があります。
そう、私の「右側」から来ています。
この道は一方通行で、観光バスの出発点の函館駅は右方向。
さらにホテルもバスから見て右側にあるので、
乗車口とは反対待つことになります。
でもちゃんとバス停にいれば止まってくれるので大丈夫です★
現在、函館山ロープウェイは検査のため運休中でした。
バスは函館山まで観光スポットを縫うように走ります。
バスガイドさんがその間説明をしてくれます。
♪はぁーーるばるきたぜっ はぁーこだってぇーー♪
函館山山頂到着です★
この日は天気にも恵まれて空には星がたくさん輝いていました★
オリオン座、見えました!
海も空も真っ暗。
その中に広がる街明かりと星々。
大地と空の境目が消えて感じられます。
ひとつひとつの家々の「生活」の明かりが
函館の街の輪郭を真っ暗闇に照らしてとても綺麗でした★
寒かったのですが、
飽きるまで、本当に飽きるまで
目に焼き付くまで眺めていました。
帰りのバスはホテルではなく途中下車、夕食を食べます。
立ち寄ってたのは、
函館ラーメン『あじさい』です。
北海道と言えばラーメン。
ラーメンには味が3つ別れていて、
- 塩・・・・函館
- 味噌・・・札幌
- 醤油・・・旭川
らしいのです。
なので
味彩塩拉麺(あじさいしおらーめん)を頼みました。
麺はストレートの中太。
たくさんのネギにメンマとゆでたまごにチャーシュー。
そしてなんと言っても「透明感」しかないスープ。
異次元の美味しさです。
本当に美味しかったです★
特に寒い夜だったので身体が温まります。
ごちそうさまでした。
ホテルまで近かったので歩いて帰ることにしました。
途中寄ったコンビニで捜し物を発見!
雪印メグミルク「ソフトカツゲン」です。
なんと1956年から販売されているという超ロングセラー。
道産子のソウルドリンク、乳酸菌飲料です。
昭和初期に帝国陸軍が北海道製酪販売組合連合会(雪印メグミルクの前身)へ、給水状態の劣悪な中国中央部に駐屯している軍人(兵士)用に栄養飲料の開発を依頼、同組合が1938年(昭和13年)、傷病兵の栄養食として、北海道から原液を送り中国上海で製造を開始した。その後、北海道や樺太でも製造。カツゲンは元々「活素(かつもと)」という名前。「活」は「勝つ」、「素」は「牛乳の素」の意味。その後、1956年(昭和31年)、「活源(かつげん)」に名称変更され、北海道内の一般消費者向けに販売が始まり、翌年「カツゲン」とカタカナ表記になった。
1979年(昭和54年)に名称を「ソフトカツゲン」とし、風味も薄くさっぱりとしたものに変更され、現在に至る。かつては瓶入り(リターナブル瓶)が主流で、宅配のほか、銭湯や駅売店(キヨスク)などでも見受けられたが1980年代に姿を消し、現在はすべて紙パック入りとなっている。
現在の販売地域はほぼ北海道内に限定されている(但し、青森県でも比較的見かけられる)。昭和30年代には大阪工場でも製造され、関西圏で一般向けに販売されたほか、1994年(平成6年)頃には「勝源」の名前で首都圏でも発売されたが、どちらも早々と販売が中止されている。
関連商品として青リンゴ味、イチゴ味などの香味をつけたものが季節限定で販売されるほか、「ゼリーインカツゲン」や「カツゲンゼリー」、「カツゲンアイス」といったカツゲンの風味を生かした製品も存在する。
発音は、先頭の「カ」にアクセントがある。
カツゲンとは活源のこと。
名前とは違ってとっても優しい味。
甘くて美味しかったです★
つづく。
★わん!ポイント★
世界三大夜景と称される程の函館山の夜景。
両側を海に挟まれるという珍しい地形も
秋という季節といい、とても美しかったです★
バスのガイドさん、どなたも気さくな人で
大変親切にしてくれました。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。