透明な「しょうゆ」新発売 フンドーダイ五葉
調味料・加工食品製造販売のフンドーダイ五葉(熊本市北区)は19日、「しょうゆは黒い」というイメージを覆す、無色透明の「透明醤油[しょうゆ]」を発売した。飲料業界ではコーラやコーヒーなどの透明飲料の開発が相次いでいるが、同社は「しょうゆは初めてではないか」としている。
3月に創業150年の節目を迎えるのを機に、新たな挑戦として開発した。和食以外にも、フランス料理など幅広い料理への活用を提案する。
芳醇[ほうじゅん]な香りや風味はそのままに、食材本来の色を生かすことができるのが最大の特長。通常の工程で本醸造しょうゆを作った後、独自の技術で分離精製し、透明に仕上げた。約1年半かけて開発したという。
同社通販サイトで既に3千本以上の予約が入るなど関心は高く、「幅広い層に活用してもらえたらうれしい」と池田勝美[かつよし]・商品開発室長。考案した商品開発室の早田文子[そだあやこ]係長は「透明な状態を保つ点に苦心しました」と話した。
希望小売価格は100ミリリットル入りが500円(税別)。全国の小売店のほか、同社通販サイトでも販売する。業務用の販売も予定している。
上記のサイトへ行くと実物の画像がありますが
本当に「透明」です!!!
醤油は黒く見えますが、
お寿司屋さんなどでは「むらさき」と呼んでいるように
よく見ると赤みがかった褐色です。
この色の素は醤油の製造工程で
麹菌が酵素で原料の大豆の糖やアミノ酸を分解してできる
「メラノイジン」という物質の色なんだそうです。
メラノイジンは
- 抗酸化作用
- 抗がん作用
- 食後の血糖値の急上昇を抑える効果
などがあるとされている物質です。
つまり醤油の根幹の色なので、
どうやって透明にしたのでしょう・・・。
スゴい!
そして楽天でも
デイリー調味料・醤油部門でNo.1になっているそうです。
- ジャンル: 食品 > 調味料 > しょうゆ > その他
- ショップ: FUNDODAI うまかもんマルシェ
- 価格: 540円
どんな味なのか、気になります。
どんな香りなのか、気になります。
どんな風に作っているのか、気になります。
★ぶー!ポイント★
「醤油は黒っぽいもの」
なんの疑いも無く、使っていたもの。
黒くて当たり前で、そこになんの疑問もない。
日常が当たり前では、
「透明醤油」という発想は生まれません。
疑問を持つことがいかに大切なことなのか。
教えられた気がします。
それでも私は管理栄養士、
醤油の使いすぎは塩分の摂りすぎを招きます!
と付け加えてしまうのです。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。