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1033食目「COCOAが入っていればインフルエンザの予防接種が1000円」新型コロナウイルス接触確認アプリをスマホに入れている高校生までの子どもと65歳以上の人は補助が受けられる(福岡市)

「COCOAが入っていればインフルエンザの予防接種が1000円」新型コロナウイルス接触確認アプリをスマホに入れている高校生までの子どもと65歳以上の人は補助が受けられる(福岡市)【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

 

2020年8月26日、高島宗一郎福岡市長は新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAをスマホにインストールしている高校生以下、65歳以上の人はインフルエンザ予防接種を1000円で受けられるようにする、と発表しました。

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 新型コロナウイルスとインフルエンザが同時流行したときに備え、福岡市が子どもや高齢者を対象にインフルエンザ予防接種費用を助成する方針を決めた。9月市議会に上程される補正予算案に盛り込む。また、介護従事者らを対象にした新型コロナのPCR検査費用の助成も予算案に計上する方向で検討している。

 関係者が26日、明らかにした。今年は新型コロナとインフルエンザが同時に流行する可能性があり、国は25日、今冬のインフルエンザワクチンの供給量について、昨季より7%多くなる見通しを発表。10月中に定期接種の対象となっている高齢者らに接種を呼びかける方針を示していた。

 インフルエンザ予防接種費用の助成対象となるのは、生後6カ月から高校3年生相当及び65歳以上の高齢者。原則として、新型コロナ感染者との接触を通知するスマートフォンアプリ「COCOA(ココア)」をインストールしていることが条件。市が指定する医療機関で1人1回1千円の自己負担で予防接種を受けることができる。

福岡市、インフル予防接種に助成へ 子どもや高齢者

 

新型コロナの接触確認アプリ「COCOA(ココア)」をスマートフォンに入れるとサービスが受けられます。福岡市がきょう発表しました。

福岡市の高島市長はきょうの定例会見で、接触確認アプリ「COCOA」をインストールしている高校生までの子どもと65歳以上の市民を対象に、インフルエンザの予防接種費用を助成すると発表しました。接種の自己負担は1人1回1000円になります。

また、在宅で要介護の高齢者に対しては、無料の「口腔ケア」を実施する予定です。

本人がスマホを持っていなくても家族がインストールしていれば同様のサービスを受けられます。

高島市長は「1割程度にとどまっているCOCOAを普及させ、感染拡大防止につなげたい」としています。

9月の補正予算案に計上される予定です。

 

2020年8月末の現在の状態を考えると、インフルエンザが流行する冬場に新型コロナウイルス感染症が落ち着いているとは思えません。ただインフルエンザには予防接種があります、有効です。なので、インフルエンザの予防接種に補助をして受けやすくすることで、健康を守る。さらに新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑え込むために、厚労省のCOCOAを活用する。福岡市のアイディア、私は大賛成です。

 

新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAココア、私も利用しています。これは直近の私のCOCOAの画面です↓

「COCOAが入っていればインフルエンザの予防接種が1000円」新型コロナウイルス接触確認アプリをスマホに入れている高校生までの子どもと65歳以上の人は補助が受けられる(福岡市)【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

陽性者との接触は確認させませんでした

と表示されていますが、100%ではありません。何故ならこのアプリをスマホにインストールしている人が対象だからです。2020年8月2日の記事では、2020年7月末の時点でダウンロード数は1000万件としていて、陽性者登録は76人とのことでした。

参考:COCOAのダウンロード数は7月末までに約1,000万件に到達〜陽性登録者は76人 - iPhone Mania

このアプリは1人でも多くの人が利用することで初めて効果が出てきます。インストールや設定はとても簡単ですので、まだインストールしていない人はぜひ。私のインストール時の様子、やり方、解説も含めて以前の日記にまとめてます↓

そして福岡のCOCOAユーザに陽性者が判明したとのことです。

 

 

 

 

「COCOAが入っていればインフルエンザの予防接種が1000円」新型コロナウイルス接触確認アプリをスマホに入れている高校生までの子どもと65歳以上の人は補助が受けられる(福岡市)【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)

弊院では毎年多くの人がインフルエンザの予防接種をしています。糖尿病のある人で血糖コントロールがうまくいっていない人は重症化するという報告もあり、積極的に接種をすすめています。

ーーーこの冬はどうなるのでしょう。

発熱、咳、鼻づまり、だるさ・・・など、インフルエンザと新型コロナウイルスの症状はほとんど同じで、どちらも検査を行わなければ判りません。幸いインフルエンザの検査はすぐに判るのですが、新型コロナウイルスの場合は最近では1時間程度で判明する検査方法もあるものの、広く行われているPCR検査は早くて翌日に結果が出ているようです。

(以下、私見です)

見て判断できない以上、たとえ1%でも可能性があるのであれば、新型コロナウイルス感染症を想定した対応を取らなければなりません。

でも、それでクリニックが通常通り機能するのか、不安です。

 

インフルエンザも新型コロナウイルスも、共通しているのは健康を脅かすもの、という点です。新型コロナウイルス感染症の流行で、私たちは手洗いやマスクなど感染症を予防する行動をみんなが意識して行うようになりました。それは新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザにも有効なことです。続けることはウイルスなどからカラダを守り健康を維持することにとても役立ちます。

 

 

★ちゅー!ポイント★

季節が変わり、寒くなる頃。事態が好転していることを心から願っています。 

 

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級)

▲YouTubeでは野菜や果物など食べものに関する情報を動画配信しています★

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。