今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」
今週のお題「地元自慢」
秋と云えばお祭り。私の地元の佐賀には全国的に有名な3大祭があります。
- 有田陶器まつり
- 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ
- 唐津くんち
です。今回は唐津くんちに行ってきましたので、画像と動画で紹介していきたいと思います。
私の実家は佐賀市内なので、唐津までは結構遠いです。ですが親戚がいるので、11月に入ると始まる唐津くんちに小さい頃からお呼ばれして家族揃って何度も観に行きました。大人になってからは全く来ていないので楽しみです。
姪浜駅から1本で唐津
2022年11月3日木曜祝日。今回向かう先はJR唐津駅。何と姪浜駅から1本で行けちゃうのです。地図↓の右上に姪浜駅があって、左下に西唐津駅があります。これがJR筑肥線です。
筑肥線(ちくひせん)
福岡県福岡市西区の姪浜駅から佐賀県唐津市の唐津駅まで、および唐津市の山本駅から佐賀県伊万里市の伊万里駅までを結ぶ九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(幹線)である。
唐津駅は終点の西唐津駅のひとつ手前なのでほぼ全線乗り通します。乗車時間はだいたい60分程度です。いつもは天神駅や博多駅や福岡空港駅に向かうのですが、今日はいつもと反対に乗ります。
電車に乗って数駅でもう海が見えてきます。通勤電車で10分も走ると海が見えるって凄い路線です。
先頭車両に乗っていたので、前面展望の動画です↓
なんと、単線なんですねーーー。というか、お客さんがたくさーんホームで待っています。みんな唐津へ向かう人たちです。
もうすぐ唐津駅というところで、お城が見えました。唐津城です。
唐津城(からつじょう)
佐賀県唐津市東城内にあった日本の城である。別名は、舞鶴城(まいづるじょう)。
唐津駅
唐津駅に着きました。
唐津駅(からつえき)
佐賀県唐津市新興町にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
佐賀県北部の中心都市である唐津市の代表駅で全列車が停車する。当駅の所属線である唐津線と[5]、当駅を終点とする筑肥線(東区間)の2路線が乗り入れている。このほかに唐津線山本駅を起点とする筑肥線(西区間)の列車が全て当駅まで乗り入れている。筑肥線の列車は両区間とも一部はさらに唐津線の終点である西唐津駅まで乗り入れている。当駅は筑肥線の駅番号としてJK20が付番されている。
当駅は開業当初は唐津線の中間駅にすぎず、筑肥線の主要駅であった東唐津駅、唐津線と筑肥線の唯一の接続駅だった山本駅も含めて、唐津市には代表駅格の駅が3つ分立する状況であったが、1983年の筑肥線の新線開業・部分廃止によって筑肥線が当駅に乗り入れ、唐津線と筑肥線姪浜駅・博多駅方面との接続駅が山本駅から当駅に移行したため、当駅は名実ともに唐津市の代表駅となった。
が、スゴい人です。
わんさかいます。
ホームからも露店やたくさんの人が見えます。今日はいい天気だし、祝日だしで、人出が多いみたいです。
ううう。。。
スゴい人が改札口前にいました。
正面で唐津くんちのパンフレットがあったので頂いちゃいました。
駅前広場に「唐津曳山」と書かれた獅子の像が建っています。ちなみに曳山と書いて「やま」と読みます。
↑コレ、唐津駅前の道路。無数の白い線がありますよね。これは曳山が通った後に違いないです。
電柱にもこんな貼り紙がありました。
魚ロッケ
「ぎょろっけ」って知ってますか?コロッケではなく、魚ロッケです。ここ唐津には魚ロッケ発祥のお店があります。
藤川蒲鉾さんです。
コロッケは中身がジャガイモと挽き肉ですが、魚ロッケは魚のすり身なんです。
無事ゲット!お店の人がとても人なつっこくて、優しくて、楽しい人でした。
唐津くんちとは?
お店を出て会場へ向かう途中、かわいいコをたくさん見かけました。
あら、かわいい。赤い鯛の帽子。
道にも座り込んでいる二人が被っているのも赤い鯛の帽子。
唐津くんちと云えば、赤い鯛を思い浮かべる人も多いと思います。ところで、そもそも唐津くんちってどんなお祭りなんでしょう。
唐津くんち(からつくんち)
佐賀県唐津市にある唐津神社の秋季例大祭である。 また、平成27年にユネスコ無形文化遺産にも登録された。
乾漆で製作された巨大な曳山(ひきやま)が、笛・太鼓・鐘(かね)の囃子にあわせた曳子(ひきこ)たちの「エンヤ、エンヤ」「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声とともに、唐津市内の旧城下町を巡行する。
祭り期間中の人出は延べ50万人を超える(唐津市の統計による)。昭和33年(1958年)に曳山14台が佐賀県の重要有形民俗文化財に、さらに昭和55年(1980年)には「唐津くんちの曳山行事」が国の重要無形民俗文化財に指定された。豪華な漆の工芸品の曳山は、現代の制作費に換算すると1~2億円に上るといわれている。
いわゆる秋の収穫祭というか感謝祭的なものが唐津くんちのようです。曳山が1億円以上もするとは思いませんでした。あの赤い鯛は世界一高いお魚では???
ところでくんちとはどんな意味なのでしょうか。
くんちとは、九州北部における秋祭りに対する呼称。収穫を感謝して奉納される祭である。「おくんち」と称される場合もある。
ほとんどのくんち行事に共通する要素として、神社から御旅所まで神輿による御神幸が行われることがある。またそこに大名行列や稚児行列、山車(曳山、山笠など)、囃子、踊り、獅子舞などが加わるが、何が加わるかについてはその地域ごとに大きく異なり、同じ「くんち」と一括りにできないほど多彩なものになっている。
現代においては御神幸よりもそれに加わるものの方がイベントとしてメインの扱いを受けており、神事としての意味合いはかなり薄れている。
語源
多くのくんちでは平仮名表記の「(お)くんち」を正式名称として使っているが、語源の説により「(御)九日」、「(御)供日」「(御)宮日」と幾つかの漢字表記がある。
秋祭りを「くんち」というらしいです。って、私も九州出身九州在住ですがくんちの意味は知りませんでした。
唐津市役所前
唐津市役所前までやってきました。ここもスゴい人の数。
唐津市(からつし)
佐賀県の北西に位置し玄界灘に面する市。北部地域の中心都市として栄え、佐賀県内では、佐賀市に次いで第二位の市域人口を有する。
とここで面白いもの、いや、懐かしいものを発見しました!
チリンチリンアイス
ちりんちりんあいすって知ってますか?
「ちりんちりん~♪」。
三角巾にかっぽう着姿のアイス売りのおばちゃんたちが、鐘を鳴らしながら行商の屋台を押していたことから、「ちりんちりんアイス」と命名されました。
町の中に鳴り響いていたその風流な音は消えてしまいましたが、今でもその名残りとして屋台に鐘を並べています。
長崎名物、なんですが、何故か小さい頃に食べていた記憶があって。とても懐かしいです!
↑こんな風にお花のように盛り付けてくれるのです!かわいいですよねー★ いわゆるアイスクリームとは違ってアイスクリン的な感じ、ミルク味のシャーベットというかかき氷のような感じで、とても懐かしい味がします。チリンチリンアイスのまわりにはたくさんの人が並んでいました。私と同じでみんな懐かしくてつい買ってしまったんだと思うのです。
唐津市役所前から移動して曳山が集まっている場所へ向かいました。
西の浜御旅所 にしのはまおたびしょ
御旅所(おたびしょ)
神社の祭礼(神幸祭)において神(一般には神体を乗せた神輿)が巡行の途中で休憩または宿泊する場所、或いは神幸の目的地をさす。巡行の道中に複数箇所設けられることもある。御旅所に神輿が着くと御旅所祭が執り行われる。
御旅所には神社や祭神にまつわる場所や氏子地域にとって重要な場所が選ばれている。元宮、摂末社や配偶神を祀る神社などのような社殿があるもののほか、元の鎮座地などに臨時の祭殿を設けたり、氏子の代表(頭人)の家に迎える場合などがある。
いわゆる御神輿には神様が乗っていて旅をするのですが、その途中で休憩したり泊まったりする場所を御旅所って呼ぶようです。そう言えば、京都の祇園祭の時もありました↓
京都祇園祭 八坂神社の御旅所
で、唐津くんちにも御旅所が西の浜というところにあって、そこに全曳山が集合していて、これから動きだそうとしています。
まずは御神輿らしいものが動き出しました。と思ったら目の前で止まりました。
いよいよ、曳山の登場です!全部で14曳山あります。ちなみにコースはこちらにPDFがあります。
1番曳山「赤獅子」
刀町(かたなまち)
文政2年(1819)製作
「唐津くんち」 一番曳山「赤獅子」の修復終わり 披露曳き披露曳きが行われたのは、唐津くんちの14台の曳山の中で最も古く、1819年(文政2年)に作られた一番曳山の「赤獅子」です。
色あせや劣化が目立ってきたことから33年ぶりに修復作業が行われ、顔を朱色の漆で塗り直したり、髪の毛を新調したりして、当時の色や姿を忠実に再現しました。
2日は、唐津神社で安全祈願を済ませたあと、「エンヤ、エンヤ」の掛け声とともに、大勢の人に見守られながら市内を巡行しました。
赤獅子 あかじし
赤く塗った大きな獅子頭である。本体要所と歯牙に金箔を押す。頭部から背面にかけて麻製の毛髪を吊り下げる。角は一本角で、耳の付け根は水平で途中より垂れ下がっている。11月3日の神祭巡行の際には角の後方に御幣を立てる。これは「赤獅子」だけの習慣であり、他の曳山にはない。この御幣は巡行が無事行われるようにと祈願したものといわれている。この御幣は刀町により新しく張り替えられ、神祭の日の早朝、唐津神社に奉持して祓い清められて赤獅子頭上に安置するのが習わしである。
真っ赤な獅子というか、獅子舞。
2番曳山「青獅子」
中町(なかまち)
文政7年(1824)製作
青獅子 あおじし
緑色に塗られた獅子頭である。角は前後のふたまたに作り出され、耳の付け根は水平で途中から垂直に立ちあがる。温和な印象の赤獅子と比べ、歯や牙をむき出しにし、鋭く見つめる眼は精悍(せいかん)な印象を受ける。
緑の獅子舞。
3番曳山「亀と浦島太郎」
材木町(ざいもくまち)
天保12年(1841)製作
亀と浦島太郎 かめとうらしまたろう
亀の甲羅に浦島太郎が腰かけている。亀の頭は若干右寄りで前方を見据えている。浦島太郎も右手に魚釣りに使う竿、左手には玉手箱を抱えている。また巡行中の降雨の際には蓑、笠の着用姿を披露することがある。
浦島太郎さんは判るのですが、亀ってこんなに恐竜な感じだったんですね・・・。昔話を題材にするのっていいですね。
浦島太郎さんを追いかけるようにして御神輿が出発。
4番曳山「源義経の兜」
呉服町(ごふくまち)
天保15年(1844)製作
源義経の兜 みなもとのよしつねのかぶと
兜形。前面に頬面(通称面)にヒゲ、顎鬚(あごひげ)を付け、頬面の側面に沿うように顎紐(あごひも)を吊るす。兜には眉庇(まびさし)、鍬形(くわがた)、龍頭(りゅうず)、錣(しころ)などをつけ、錣の下に幕を吊るす。鍬形は巨大で、鍬形の間に龍頭を配置する。兜の造りが非常に精緻(せいち)で、実際に人間の頭に被っている兜を拡大して制作している。
義経って唐津と関係あるのでしょうか。
5番曳山「鯛」
魚屋町(うおやまち)
弘化2年(1845)製作
いよいよおまちかねの「鯛」が登場します!おんなのこもあの赤い鯛帽子を被って応援です!あら、かわいい!
鯛 たい
文字通り魚類の鯛を題材としている。全体を朱上塗りを行い、眼を黒漆塗、要所に金箔押しを施し、鱗などを表現している。実際の鯛は正面から観察すると平らであるが、曳山の「鯛」は幅広く、また眼もデフォルメしている。しかし、鯛の印象をまったく損なわないばかりか、愛嬌を漂わせている。
やっぱり鯛は大人気!なので画像も多めにしてみました!唐津くんちのシンボル、というかアイドルです!前後に動かしているので、まるで泳いでいるように見えます。おめめがまんまるでかわいいーーー◎◎
6番曳山「鳳凰丸」
大石町(おおいしまち)
弘化3年(1846)製作
鳳凰丸 ほうおうまる
船形を本体とした曳山で、前面の船飾りには古来中国で尊ばれた想像上の動物で、めでたいときに出現するといわれる霊鳥である「鳳凰」を形作っている。船形には唐破風(からはふ)の屋台がのっている。鳳凰丸は他の曳山と異なり木型と木組みで制作されているため、重量はことのほか重く、このため本体を二本の芯棒で支えている。
伝説上の鳥、鳳凰を象った船。の下に人が乗って笛を吹いていました。びっくり。
7番曳山「飛龍」
新町(しんまち)
弘化3年(1846)製作
飛龍 ひりゅう
天に棲む「飛龍」を題材とし、頭部、翼、尾が殊更大きく、足は前足2本だけである。頭部には眼球、牙、髭、角が金色に輝き、大小の背びれを持つ。尾は水平に広がっている。
飛龍というからには空を飛ぶドラゴンをイメージしていましたが、まるでお魚のよう。シャチホコみたい。(この後、シャチホコは別に出てきます)
★がぉー!ポイント★
ということで、前篇終了。
ちなみに天気がとても良く青空が拡がっていました。そのせいか、11月だというのに汗ばむくらい暑かったです。ところが日陰に入るとひやっと涼しい。
次回は8番曳山からです。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。