今週のお題「卒業したいもの」
今週のお題「小さい春みつけた」
あなたはコーヒー、飲みますか?
あなたはコーヒー、好きですか?
コーヒー(オランダ語: koffie /ˈkɔfi/ Nl-koffie.ogg コフィ、英語: coffee)
コーヒー豆と呼ばれるコーヒーノキの種子を焙煎して砕いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料である。日本語での漢字表記は「珈琲」。
自販機に必ず入っている程、コーヒーは人気の飲みものです。
ところで、自販機でコーヒーを買うとき、何か注意していること、ありますか?缶コーヒーを選ぶ時に「ブラックコーヒー」を飲みたい場合は注意が必要です。
ブラックコーヒーの定義、9割以上が誤解していた サントリー「砂糖が入ってもブラック」
9割以上もの人々が誤解していたブラックコーヒーの定義。じつは「砂糖」が入っていても、ブラックコーヒーとなり得るのだ。個々人の趣味に合った種類や飲み方が揃っているのがコーヒーの魅力。中でも「ブラックコーヒー」は幅広い年代から支持を集める、いわばコーヒーを代表する存在である。しかしじつは、9割以上もの人が「ブラックコーヒーの定義」を誤解していると判明したのだ…。
ブラックコーヒーに「入っていない」ものは?
今回まず注目したいのは、Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女961名を対象として実施したアンケート調査の結果。「ブラックコーヒーに入っていないものはどれか?」という質問に際し、「砂糖」「ミルク」「砂糖とミルク」という3つの選択肢を用意した。そして回答割合の内訳は「砂糖」が7.2%、「ミルク」が7.9%、大差をつけて「砂糖とミルク」が84.9%という結果に。砂糖もミルクも「ブラックコーヒー」という名前や、そのビターな味わいから程遠い存在に感じられるが、果たして…。
9割以上が勘違い
続いては、大人気缶コーヒーブランド・BOSS(ボス)を展開する「サントリー食品インターナショナル株式会社」に、詳しい話を聞いてみることに。すると、同社の担当者からは「ブラックコーヒーとは『ミルクやクリームを加えないコーヒー』を指します」という回答が得られたのだ。つまり前出のアンケート調査では「ミルク」を選択するのが正しく、じつに9割以上もの人々が「ブラックコーヒー」を誤解していたというワケである。多くの人が「砂糖が入ったらブラックコーヒーではない」と誤解している理由について、担当者は「多くのブラックタイプ缶コーヒーが無糖のため、ミルクだけでなく、砂糖も入っていないと認識されているのだと思います」と、分析している。これはつまり「砂糖の入ったブラックコーヒー」が成り立つ一方で、市場では「無糖の(ミルク無し)ブラックコーヒー」が主流となっているため、ブラックコーヒー=無糖でミルク無しのコーヒー、と認識するユーザーが多いのでは…という仮説なのだ。
そうなんです!
「ブラック/BLACK」と表記されている場合、
- 入っていない・・・・・・ミルク/クリーム
- 入っているかも・・・・・砂糖
ということなんです。つまり
甘いブラックコーヒーがある
ということ。
記事にもありましたが「ブラック」の表記があると、「珈琲だけ」ってイメージはあると思いますし、ミルクも砂糖も入れないコーヒーのことを「ブラック」って呼びますよね。なかなかややこしいというか紛らわしいですね。
でも、砂糖入りでも「ブラックコーヒー」と表記をしてもよいのです。
砂糖に関するコーヒーの表記
「無糖」「微糖」「低糖」の表示は、食品表示法で定められています。
飲料100ml当たり、糖類0.5g未満の場合は「無糖」、糖類2.5g以下の場合は「微糖」「低糖」と表示できます。
また、比較対象品※1と比較して2.5g以上糖類が低減されていれば、その低減された量や割合を「糖類○○%減」などと具体的に記載することで表示できます。※1 全国コーヒー飲料公正取引協議会が定める「コーヒー飲料等通常品(糖類7.5g/100ml)」 と比較する事が一般的です。
まとめると、
100mLあたり
- 無糖・・・・・・・・・・・・・・糖類0.5g未満
- 微糖/低糖・・・・・・・・・・・糖類2.5g以下
ということです。つまり、
100mL中糖類0.5g未満であれば無糖と表記できる
ということです。
「完全に糖類が入っていない」、いわゆる一般的な「ブラックコーヒー」であることを確認するルールは今のところ存在しない、という話になります。
糖類は砂糖に限りません。
また、無糖と書いてあっても人工甘味料などを使用して「甘く感じる」ブラックコーヒーも存在するかも知れません(見たことはありませんが)。
コーヒーとは?
このようにコーヒーにはルールの下、呼び名が決まっています。
日本における、缶コーヒー製品などの「コーヒー」表示は、「コーヒー飲料などの表示に関する公正競争規約」に基づく区分により、製品内容量100グラム中の生豆使用量によって、次の3種類に区分される。
100gあたり
- コーヒー・・・・・・・・・・・・5グラム以上
- コーヒー飲料・・・・・・・・・・2.5グラム以上5グラム未満
- コーヒー入り清涼飲料・・・・・・1グラム以上2.5グラム未満
製品に乳固形分を3%以上を含むものは「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」に基づき「乳飲料」となる(カフェ・オ・レ、カフェ・ラッテ、コーヒー牛乳など)。
豆の量によって呼び名が決まっているのです。ですからよりコーヒー感が楽しめるのは、コーヒー>コーヒー飲料>コーヒー入り清涼飲料ということになります。また、
- 乳固形分3%以上含む・・・・・・・・・・乳飲料
という表記になります。
★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★
ーーー苦いブラックコーヒーが飲みたいぜ!
と思って自販機の「無糖」缶コーヒーを買ったら、
ーーー!?!?甘い!?!?
という事もあり得ます。
と言っても、仮に無糖と表記できる範囲で砂糖を入れるとなるととてもわずかなので、そこまで「あまーい」とはならないかも知れません。
でもせっかくブラックコーヒーを飲もうと思って選ぶのだったら「砂糖未使用」のような表記なら間違いないと思います。
ー 適 材 適 食 ーてきざいてきしょく
小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。