GWに佐賀に帰った時に祖母の家でさくらんぼがなっているのを見つけました。
緑の森のような場所に小さな真っ赤な実が木にいっぱーいなってました。
とってもかわいいです。
たくさん採れました。
とても美味しかったです。
# いちご好きを宣言しましたが、
# 実はさくらんぼも大好きなのです。
と、
ここでギモンが。。。
さくらんぼは名前の通りさくらの実、ですよね。
今年の春、姪浜にある1本の桜の木をずっと観察していました。
とってもとっても綺麗な花を魅せてくれました。
あの木にもさくらんぼはなっているのでしょうか。
振り返ってみます。
twitterでは毎日桜の木の画像を投稿していたので、
その画像で振り返ってみます。
まだ蕾です。
咲きそうです。
咲き始めたら一気に。
まだ5分。
もう8分咲き。
満開。
散り始めると同時に青青とした葉っぱが出てきました。
散るのも一気に。
ほぼ散ってしまいました。
そして散ってしまった後も何となく数日は観察は続けていました。
それがこちら↓
よくみてみると、
花の後に赤いものがあります、
これ、さくらんぼでは?
そこで調べてみると、
さくらんぼとは「桜桃(おうとう)」とも言い、
可食用の桜の実のことで、
私たちが「サクラ」と呼んでいる「ソメイヨシノ」ではなく、
「ミザクラ(実桜)」になるそうなのです。
中でも「セイヨウミザクラ」になる実を主に食べているそうなのです。
花を鑑賞する品種のサクラでは、実は大きくならない。果樹であるミザクラには東洋系とヨーロッパ系とがあり、日本で栽培される大半はヨーロッパ系である。品種数は非常に多く1,000種を超えるとされている。
果実は丸みを帯びた赤い実が多く、中に種子が1つある核果類に分類される。品種によって黄白色や葡萄の巨峰のように赤黒い色で紫がかったものもある。生食用にされるのは甘果桜桃の果実であり、日本で食されるサクランボもこれに属する。その他調理用には酸味が強い酸果桜桃の果実が使われる。
そりゃそうですよね。
ソメイヨシノの実だったら、
そこら中でさくらんぼ狩りができてしまいます。
(それはそれで夢のようです)
ちなみにセイヨウミザクラとは
こんなお花だそうです。
どうですか?
ソメイヨシノと区別、つきますか?
それはそうと、新たなギモン。
どうして「さくら『んぼ』」なんでしょう。
『んぼ』のつく言葉を書き出してみると、
- たんぼ
- あめんぼ
- つくしんぼ
- ががんぼ
- おこりんぼ
- さみしんぼ
- くいしんぼ
- とんぼ
- あかんぼ
と中には明らかに関係ない単語も混じってますが。
どうも、
さくらんぼ=桜ん坊、と書くそうで、
もともとは「桜の坊」の「の」が撥音便で「ん」に変化したそうです。
木を桜桃、果実をサクランボと呼び分ける場合もある。生産者は桜桃と呼ぶことが多く、商品化され店頭に並んだものはサクランボと呼ばれる。サクランボは、桜の実という意味の「桜の坊」の「の」が撥音便となり、語末が短母音化したと考えられている。
で、「さくらのぼう」の「う」が抜け落ちたそうです。
で、なぜ「坊」なのかというと、
桜の実を「擬人化した」か「坊主の頭」をイメージしたのだとか
諸説あるようです。
面白いですね。
桜の花が終わり、サクランボは「初夏」の季語になっています。
今年も夏がやってきます。
まだ肌寒かったりしますが。
ぜひ今年の春に観た桜の木の
今の姿を見てみてください。
もしかすると、小さくて赤い実があるかも知れません。
★わん!ポイント★
ちなみにソメイヨシノのサクランボは
渋くて、苦くて、酸味も強いそうで、
食べるとあまり美味しくないみたいです。
毒性はないようなのですが、
食べない方がいいみたいです。
食用のさくらんぼの旬は6月〜7月頃です。
楽しみですね★
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。