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適材適食 -てきざいてきしょく-

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2589食目「秋冬に美味しい野菜を賢く食べるには?」2024年秋冬の野菜の価格予想

今週のお題「生活の知恵」

「秋冬に美味しい野菜を賢く食べるには?」2024年秋冬の野菜の価格予想【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

もうたっぷり11月ですが、まだ暖かいというか暑いくらいの日もあったり、台風がたくさんやってきたり。いつもの「秋」にはほど遠い感じはしますが、そうはいっても、自然界はやっぱり秋で、八百屋さんには「秋の野菜」が並び始めています。

旬の野菜は、美味しくて、栄養価が高くて、たくさん出回るようになるので入手しやすく、しかも安いです。

2024年夏は野菜が全体的に高かった印象がありますが、2024年秋の野菜の価格はどうなるのでしょうか。

「秋冬に美味しい野菜を賢く食べるには?」2024年秋冬の野菜の価格予想【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

秋冬に美味しいオススメ野菜は?野菜の目利きに聞く!2024年秋冬の野菜の価格情報
酷暑が続いた夏が終ったものの、なんとなくまだ暑さを引きずるような日も少なくなかった2024年の秋。秋といえば“食欲の秋”と昔から言われていますが、夏の酷暑の影響による野菜の価格高騰も気になります。今年の秋から冬にかけて、日本の野菜はどのような価格状況になっているのか? そしてどんな野菜を選べばいいのかなど、野菜に関するさまざまな情報についてのお話を、東京大田市場で仲卸業を営む野菜のプロ、本多 諭(ほんだ さとし)さんに伺いました。

2024年の秋野菜、11月中旬ごろから値段は安定する見込み
2024年の夏から秋にかけて、野菜の価格は全般的に高騰している傾向にありました。その理由はやはり、夏の酷暑。この傾向は同じく酷暑が続いた2023年とほぼ同じ傾向にあるそうですが、その傾向は今後も変わらないのでしょうか?
「野菜の出来は1日の暑さではなく、生育期間トータルの温度の合計に大きく関係します。これを“積算温度”といいますが、10月に入って記憶が下がったこともあり、11月に入ると野菜の価格高騰はだんだんと落ち着いていくと思います。
過去に11月から2月にかけてずっと野菜が高騰していた年もありましたが、その時は10月の終わりごろに大きな台風が直撃したことが影響しました。野菜はどちらかというと夏場の酷暑よりも台風のほうが大きなダメージを負いますが、今年は全国的にそこまで大きな台風はありません。さらに11月は “産地の切り替わり”が行われる時期でもあるので、価格は中旬ごろにはだいぶ値段が下がっているのではないでしょうか?」(以下「」内、本多 論さん)
“産地の切り替わり”とは、時期によって産地を切り替えながら野菜を集荷すること。ほとんどの野菜は春が関東近郊で、夏は東北・北海道といった高冷地。秋になるとまた関東近郊に戻り、冬になると関西から九州、沖縄に切り替わっていくそうです。
「今年は少しそのサイクルが遅れていますが、11月半ばになると関東産の野菜がどんどん出てきます。これから関東から西にかけて極端な冷え込みや積雪がなければ、価格が極端に高騰することがなく野菜が出荷されるはずです」
ちなみに10月末に気象庁より発表された3か月予報によると、2024年冬は11月の平均気温は寒気が弱まる影響により北日本で平年並みか高く、12月と1月の平均気温は全国的にほぼ平年並みだそう。予報通りにいけば、今後それほど野菜の価格は高騰しない可能性が高そうです。

野菜の目利き、本多さんイチオシ! 2024年秋の推し野菜とは?
ではこれから食べるべきオススメ野菜は、どんなものがあるでしょか? 2024年秋の野菜事情を踏まえ、本多さんに伺いました。
おすすめは小松菜と白菜です。葉物野菜は天候によってすごく値段の移り変わりが激しくなる傾向がありますが、特に小松菜は相場の優等生です。栄養素もほうれん草に負けておらず、リーズナブル。しかもほうれん草はシュウ酸が強いので生で食べることに向いていませんが、小松菜はサラダにしても美味しいですよ。例えばツナとあえて、マヨネーズをかけて食べるのがオススメです。
白菜も小松菜と同じく、サラダにしても美味しい野菜です。特に日本の白菜は柔らかくて水分量が多いので、サラダにすごく向いている。ただし繊維質が強いので、生で食べるときは繊維を切るように細かくカットするのがオススメです。そうすると歯ごたえは残って、でも筋っぽくない食感が楽しめます」
小松菜と白菜のサラダ、これからの季節はパーティーの副菜などにも良さそうです。これから野菜の価格も落ち着く見込みなので、安くなっている小松菜と白菜をみつけたら、ぜひお試しくださいね。

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★Grrrrrrrrrr!(グォーーー)ポイント★

「秋冬に美味しい野菜を賢く食べるには?」2024年秋冬の野菜の価格予想【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

コマツナ(小松菜、学名: Brassica rapa var. perviridis)

アブラナ科アブラナ属の野菜の1種である。冬菜(フユナ)、鶯菜(ウグイスナ)とも呼ばれる。冬場が旬のビタミン、鉄分、カルシウムが豊富な緑黄色野菜で、関東・東京地方での生産量が多い。江戸時代から栽培されてきた東京の小松川界隈が発祥の漬け菜で、クセがなく様々な料理に使え、正月の関東風の雑煮に欠かせない。和名「コマツナ」は、この小松川地区の地名から名前がついた関東地方を代表する菜っ葉である。主に冬に食べる葉物野菜として重宝される。

コマツナ - Wikipedia

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「秋冬に美味しい野菜を賢く食べるには?」2024年秋冬の野菜の価格予想【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

ハクサイ(白菜、学名: Brassica rapa var. glabra 'Pe-tsai' )

アブラナ科アブラナ属の二年生植物であり、中華料理の代表的な野菜の一つ。日本では冬の野菜として好まれ、多く栽培・利用されている。

ハクサイ - Wikipedia

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野菜はカラダの調子を整えてくれるビタミンやミネラルや食物繊維をたくさん含んでいます。さらにカロリー低め。秋冬に旬を迎える野菜を上手にたくさん摂って、体調を整えて冬を乗り越えましょう。

「秋冬に美味しい野菜を賢く食べるには?」2024年秋冬の野菜の価格予想【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門二田哲博クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

ー 適 材 適 食 てきざいてきしょく

小園 亜由美 (こぞのあゆみ)
管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士・病態栄養専門管理栄養士・日本化粧品検定1級

【適材適食】小園亜由美(管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ)糖尿病専門・甲状腺専門クリニック勤務@福岡姪浜・福岡天神

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*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は医療行為です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。