少し前に
1975年頃の食事が理想的かも知れない、
という記事を紹介しました。
そ、昭和＋食事で『昭和食しょうわしょく』と勝手に呼んでいた件です。
あれから
昭和を舞台とした 誰もが知っている人で 食事をしてるシーン
を探していたところ、思いついたのが
今回の2家族です。
まずは「磯野家」にお邪魔してみましょう。
磯野家は日本人なら誰もが知っている日本で最も有名な一家ですね。
サザエさんの作者 長谷川町子さんは
佐賀生まれ 福岡育ち 東京生活。
佐賀生まれ育ち 福岡生活の私は親近感を覚えます。
こちらはある日の磯野家の食卓です。
食卓部分だけ拡大してみましょう。
主食 ごはん
主菜 焼き魚（たぶんアジの開き？）
副菜 ホウレンソウの小鉢？
味噌汁
大皿 トマトとレタスとポテトのサラダ？
という感じでしょうか。
とっても栄養バランスのとれた食事だと思います！
特に小学生以下のお子さまのいる食卓なので、
これは献立を考え調理した
フネさん、サザエさん、素晴らしいと思います！
アドバイスとしては
- サラダが大皿なのが気になります。小分けにした方が一人分がしっかり判るようなってちゃんとしっかり食べることができます。
- それとポテトサラダはサラダですが、野菜ではありません。ポテト＝ジャガイモはイモ類で主食に分類されます。
なので、注意が必要です。
さて次のお宅は「さくら家」です。
こちらはある日のさくら家の食卓です。
食卓部分だけ拡大してみましょう。
主食 ごはん
主菜 焼き鮭
小鉢 たまご焼き or タクアン
味噌汁
大皿 ナス？ or サツマイモ？
お父さんはビンビールを飲んでいますね。
そして、
おばあちゃんの前には
黄色と茶系のナゾの一皿が。。。
不明な点が多いのであまり正確なチェックはできませんが、
さくら家もお魚がメイン。とてもいいと思います。
でも、全体的に「野菜が足りない」気がします。
不明なものが全部野菜だとしても、
やっぱり足りない気がします。
磯野家は時代背景がハッキリしないのですが、
さくら家は「1974年〜1975年」だそうです。
これだと「昭和食」として勧められませんね。
とはいえ、
たまたま取り上げた画像が足りないだけで
ほかをチェックした訳ではないので誤解のないように。
★わん！ポイント★
野菜不足はとても深刻です。
意外にも特に若い女性が食べていないこと、
そして年配の人の方がより多くの野菜を摂っていることが
判っています。
↓グラフにしてあります。
食べているひとは食べている。
食べていないひとは全然食べていない。
それが現状なのかも知れません。
野菜は身体の調子を整えてくれます、
健康にはかかせない食材です。
ー適材適食ー
小園亜由美（こぞのあゆみ）｜管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。
