朝ごはん、ちゃんと食べていますか?
食事を抜くことを「欠食」と呼びますが、
朝食を抜く「朝食欠食」の人は最新のデータによると
20人に3人
いて、特に
男女共に20代に多い
のですが
40代男性にも多く見られる
との調査結果があります。
朝、ご飯を食べない理由が「ダイエット」なら
食事を抜く、特に朝食べないのは実は【逆効果】という研究結果があります。
朝食を欠食するとカラダの「エネルギー消費が減る」のです。
エネルギー消費が減る
=エネルギーがあまり使われない
=食べた分のエネルギーが消費されずにカラダに残る
=太る
▼詳しい実験の結果などはこちら
という流れです。
朝食を抜いてしまうことが1年に1度ということであればよいのですが
つい朝食べないことに「慣れて」しまい、
段段「習慣」になってしまいます。
さらに、
朝食をとることで、カラダのリズムが整うことも判ってきました。
カラダのリズムが崩れてしまうと、
病気の原因になりかねない、という研究もあります。
「食事の時間が夜型になるのは、考えられている以上に危険なことです。食べる時刻が遅いと、血糖、インスリン、中性脂肪、コレステロールの値が増加することで、肥満や2型糖尿病、心臓病などに関わるホルモンのマーカーに悪影響があらわれます」
▼さらに詳しい調査についてはこちら
特に脂質異常症や糖尿病の原因なりかねないのです。
朝食がとても大事、
というのはこれだけの理由があるのです。
★わん!ポイント★
朝、ちゃんと食べてる!という人、
本当にちゃんと食べていますか?
朝食は「パンと珈琲」という人も多いと思います。
朝食も「食事」です、
食事はバランスが大事です。
例えば、栄養バランスのよい朝食はというと、
このような感じです。
主食+主菜+副菜の組み合わせ。
一日の始まりにしっかり食事を摂ることで、
少なくともカラダと健康には
よいスタートを切ることができます。
ー適材適食ー
小園亜由美(こぞのあゆみ)|管理栄養士・野菜ソムリエ上級プロ・健康運動指導士
*1:文中の表現は全ての人が対象ではない場合があります。現在治療中の方は必ず担当医や管理栄養士の指示に従ってください。食事療法は治療です。ひとりひとりの身体の状態に合わせた適切でオーダーメイドなカウンセリングが必要です。充分に注意してください。